日本史の史料問題とは、昔の文章や絵などを見せられて、それについての歴史的背景を問われる問題のことである。. 上智大学 入試難易度: 4.0 全体概観:配点100点 時間60分 どの時代も出題されているが、近年近現代史からの出題が増加しています。問題の難易度は高いです。まず、問題数が多い(80問~90問)ので、60分という時間をどう使うのかが問題になります。 そして合格者は皆自分の将来の夢や目標に向かって羽ばたきます。 ・2020年度も、幅広い時代が出題されました。京大の特徴である“全時代・全分野”に対応するため、教科書の脚注レベルも含め、知識に抜け・漏れがないようにしておく必要があります。 マンガで日本史をだいたい理解できたら、次は、本格的に日本史の「流れ」を押さえていきましょう! いくら漫画がわかりやすいと言っても、入試問題に対応できるまで深く勉強できるわけではありません。 ・京大の論述問題は、端的な問題文の題意に即して必要な要素を取捨選択し、解答をまとめる必要があります。シンプルな問いかけであるからこそ難しい京大型の論述問題に、どれだけ取り組んでいたかで差が出ます。 統一入試は全問マーク式だが、ほかの入試方式は記述式とマーク式の併用である。時代・分野の偏りなく出題される。頻出の史料問題では内容読解を前提とした設問が課されることが多い。 中央大入試問題 [日本史]分野別出題率. (b)年表で主要年号をチェックする (年号を見て事項が暗記できているか、事項から年号が出てくるか), 【本書が扱う範囲】 この講義はあくまでも予備校の講義を基にしていますから、入試に密着したものとなっています。, その場で暗記してしまうことは、実際に暗記の方法を示し、いっしょにその場で覚えてもらいます。, 読み飛ばさないで、指示を守って着実にやっていってください。 受験生はどうしても実際の入試問題が気になるものです。, そこで、本書の扱う範囲を100と考えます。入試で確実に高得点を確保するためには80ぐらいが必要でしょう。, それでどんな入試もクリアできます。実際には60~70の範囲を確実に得点できれば合格ラインです。, 難関大の難問に対応するためには、120程度の知識が要求されます。しかし、これではあまりにも負担が重すぎます。, 他教科の勉強時間を奪ってしまいます。そこで、この講義は「0~100を目指している」のです。, それでセンターは満点、超難関大でも8割は確実に得点できます。 「100学んで、80を得点に結びつければどんな大学でも合格する」ことを忘れないでください。, そこで、「忘れることを前提に、100学んで、20は忘れても合格」というのが本書の基本的な目標です。ここは始めにしっかり意識してください。, いかがだっただろうか? 今回は「日本史の史料問題で高得点を取るための勉強法と2つの問題集」についてお伝えした。, 日本史の史料問題は、よく出題されるにもかかわらず特化して勉強している受験生が意外と少ないのだ。, センター試験でも2割程度は出題される分野なので、日本史を受験する人は必ず対策しておく必要がある。, そうすることで、他の受験生と日本史の点数で差を開くことができ、受験の合否を分けることが可能になるのである。, なので、今回お伝えしたことをよく理解して、皆さんの日本史の勉強に組み込んでいてもらいたい。, そして、この記事を読んだ皆さんの日本史の史料問題の点数アップにつながっていただければ幸いである。, そんな悩みを抱えている人はいませんか? 新型コロナウィルスへの対応として、多くの大学で入試の変更が公表されています。 政治史・外交史; 出題内容・形式; 日本政府が締結した条約に関する史料 近代・現代の頻出史料中に複数の空欄が設けられ、記述する問題があり、史料文をおさえておく必要があった。 記述式:語句 大学受験の日本史の問題集・参考書でおすすめなものはどれなのか?受験生であれば問題集選びにとても迷う場面が多いと思います。この記事では日本史の参考書・問題集でどれがおすすめなのか、目的別にご紹介しています。 私たちと一緒に勉強しながら、成績を上げませんか? 必ず大学ホームページ等、公式の情報もご確認ください。, 例年通り出題数は大問6題、解答個数36個である。形式的には、正誤判定を要する問題が全体の58%を占め、正誤判定を含めた組み合わせ問題が56%、年代整序問題が11%であった。分野別では政治史が圧倒的に多く、外交史と社会・経済史がこれに次いだ。文化史は第5問を除いて大問ごとに出題されているが、全体としてはやや手薄であった。史料から読み取れる内容に関する正誤問題や、人物とその業績に関わる問題も出題されている。第1問は主題学習に関する問題が定番となっているほか、写真・地図などの図版問題も定着しているので、2020年も図版を用いた問題が何らかの形で出題されるとみてよい。, 『日本史Bノート』『日本史タテヨコ総整理』(旺文社)、『センター日本史文化史』(教学社)、『日本史論述演習』『日本史オール・イン・ワン』(代々木ライブラリー)など著書多数。, 先輩合格者の「合格体験記」、ベテラン予備校講師の「科目別アドバイス」をはじめ、センター試験関連情報 や大学入試の分析&予想など、お役立ち情報満載の月刊誌。志望校・合格へあなたをサポートします。, 各ネット書店でご購入いただけます(外部サイトへ移動します)。ご利用方法や送料、配送、その他ご購入に関するお問い合わせは各ネット書店サイトにてご確認ください。, Amazon、Amazonのロゴ、Amazon.co.jp、Amazon.co.jpのロゴは、Amazon.com, Inc.またはその関連会社の商標です。その他掲載している社名、サービス名、ロゴ等は各権利者の商標または登録商標です。, 特に皆様に知っておいていただきたい大学の新年度入試について、変更点などをまとめました。, 【魅力ある九州の大学特集】九州の大学と言ってもその魅力はさまざま! 九州にある大学を詳しくご紹介。, 【学校推薦型・総合型選抜特集】基礎知識や、約300入試の面接の実態レポートを掲載。.

・Iの史料問題を解く際には、史料本文の内容や注はもちろん、出典にも気を配り、史料の時期を特定する必要があります。史料問題の演習を積み、慣れておきましょう。 Z会の京大入試分析「京大日本史」の分析ページです。Z会の科目担当者が2020年度の入試をくわしく分析。今年度の入試の特記事項から、来年の入試に向けての対策アドバイスまで、京大対策に役立つ情報を速報としてお届けします。 しかしそれと同時にその先にあなたが何をやっていくのかも重要です。 ・設問要求に従い、年貢増徴策を採った享保の改革と対比させて,商業資本を活用し財政再建をめざしたという田沼の基本方針を述べたい。

科目別アドバイス:日本史bの勉強法。過去問と同じ絵画資料が出題され 地図問題・史料問題も必出する…『大学受験パスナビ』には科目別勉強法や合格体験記、お悩み相談など、受験勉強に役立つ情報が満載!|大学受験パスナビ:旺文社 確かに受験で結果を残すことは大事です。 各校舎(大阪校、岐阜校、大垣校)かテレビ電話にて、無料で受験・勉強相談を実施しています。, もしあなたが勉強の悩みを解決したいなら、ぜひ以下のボタンからお問い合わせください。, 慶早進学塾では毎年数多くの難関大合格者が生まれます。 ・田沼の採った具体的な政策を取捨選択して、基本方針に沿ったものをバランスよく盛り込みたい。, (2):明治・大正期の社会主義運動の展開(200字) そしてあなたの夢を一緒に叶えていきませんか?, 史料問題の選別にあたっては、大学入試問題のデータベースに もとづいて、主観や私情を一切挟まず、客観的・統計的に史料の出題頻度を明確 にしました。, そして、出題パターンを踏まえた解説と、詳細な通釈(現代語訳)をすべての 史料に施し、入試対策のみならず、普段の授業・学習の際にも絶えず手元に置い て史料にあたることができる内容にしました。, これによって、私が今までの人生の半分(残りの人生の半分は子供でした)を かけて築き上げた成果を、みなさんは極めて短時間でマスターできることと思い ます。, 好評発売中の既刊『日本史B 一問一答【完全版】』の「史料」 編です。 過去20年分の入試データを分析し、大学入試に出るすべての史料(計245)を 収録。, そのすべてにルビ・設問・通釈・解説を施した内容は、まさに史料 問題集の「完全版」と言えるものに仕上がりました。, また★印によって史料をレベル分けしてあるため、センターから難関大ま で、自分の志望校に合わせて問題を取捨選択できます。, 見やすさ・使いやすさにこだわってデザインも徹底的に追求しています。是非 一度お手に取り、他の史料問題集と比べてみてください。, ©︎2020 『心理学的合格法』の慶早進学塾|慶應大・早稲田大・難関大専門予備校 | 運営:株式会社Realize. 日本史の史料問題について知っていますか?. ・苦手とする受験生も多いテーマであり、また、情報を取捨選択しながら200字にまとめるのが難しい問題である。, 京大日本史では多くの単答記述問題が出題される。幅広い時代・分野が出題されるため、全時代・全分野にわたる知識と、それを正確に書ける力が必須である。, 京大日本史では様々な時代の史料が出題されている。未見史料も必出なので、史料中のキーワードや出典・設問文をヒントに史料文を読解する力を身につける必要がある。, 例年200字の論述問題が2問出題されている。端的な設問文から設問の意図を的確につかむ力と、知識を取捨選択して論理的に解答を組み立てる力が必要である。また、各時代・分野の重要テーマが出題されることもあるため、論述問題で頻出のテーマは、一通り解いておくようにしたい。, まずは要求1を満たそう。細かな知識問題に対応するためにも、教科書の基本事項は早めに身につけておきたい。また、既習分野については論述問題の対策も始めよう。Z会の通信教育で、知識の拡充と論述のトレーニングの両方が可能である。, 要求2・3を強化するためには、史料問題・論述問題の演習を繰り返そう。但し単答問題の多い京大日本史では、知識量の底上げも必要なので、バランスのよい演習をしていきたい。Z会の通信教育では、答案を作成する力の養成を念頭に京大対応の問題を出題する。, 京大日本史は時間に比して出題数が多いので、実際の入試での時間配分を考えながら演習を行う必要がある。時間を計って解くなどして、より本番に近い答案作成を行おう。, ・2020年度も試験時間90分に対して、単答70問+200字論述2問というハードさは健在でした。I~IIIの単答は、迷っている時間はありません。解答用語は基本的なものが中心ではありますが、よく読まずに反射的に答えると間違えそうな問題なども散見されるため、“焦らず設問をよく読み,かつ手早く解答する”ことが求められます。 ・京大で求められる幅広い知識、史料問題への対応力、題意に即した解答をまとめる論述力を伸ばすためには、十分な問題演習が必要です。Z会の「京大コース」は、バランスよく知識、史料、論述の対策を行えるようになっています。また、論述力を伸ばすためには、添削指導を受けることが効果的です。自分の解答が設問意図に沿ったものになっているか、解答した要素に過不足はないか…など、Z会ならではの丁寧な添削指導を通して確認し、論述力を伸ばしていきましょう。, Z会の大学受験生向けコース[本科]「京大コース」は、京大入試の詳細分析を基に設計。入試本番から逆算して、合格に必要な力を段階的に身につけられる学習プログラムをご用意しています。京大受験のプロであるZ会だからこその教材&指導で、京大合格へと導きます。, 述べられている人物や内容の特定にやや手間取る史料であった。注や設問文を参考にして丁寧に史料を読み取り、内容を特定する必要があった。, 設問文から解答できる問題も多いが、問(13)では史料から読み取った内容を簡潔に記述させる問題が見られた。, Aア「評」や,問(5)藤原広嗣など、問われ方がやや難しいものもあったが,概ね標準的な問題である。, ・設問要求に従い、年貢増徴策を採った享保の改革と対比させて,商業資本を活用し財政再建をめざしたという田沼の基本方針を述べたい。, ・田沼の採った具体的な政策を取捨選択して、基本方針に沿ったものをバランスよく盛り込みたい。, ・明治・大正期の社会主義運動について、具体的な事象の羅列に留まることなく、背景や政府の対応を盛り込み、展開を述べるようにしたい。, ・苦手とする受験生も多いテーマであり、また、情報を取捨選択しながら200字にまとめるのが難しい問題である。, 幅広い時代・分野が出題されるため、全時代・全分野にわたる知識と、それを正確に書ける力が必須, 未見史料も必出なので、史料中のキーワードや出典・設問文をヒントに史料文を読解する力を身につける必要がある。, 端的な設問文から設問の意図を的確につかむ力と、知識を取捨選択して論理的に解答を組み立てる力が必要, ・2020年度も試験時間90分に対して、単答70問+200字論述2問というハードさは健在でした。I~IIIの単答は、迷っている時間はありません。解答用語は基本的なものが中心ではありますが、よく読まずに反射的に答えると間違えそうな問題なども散見されるため、“焦らず設問をよく読み,かつ手早く解答する”ことが求められます。, ・2020年度も、幅広い時代が出題されました。京大の特徴である“全時代・全分野”に対応するため、教科書の脚注レベルも含め、知識に抜け・漏れがないようにしておく必要があります。, ・Iの史料問題を解く際には、史料本文の内容や注はもちろん、出典にも気を配り、史料の時期を特定する必要があります。史料問題の演習を積み、慣れておきましょう。, ・京大の論述問題は、端的な問題文の題意に即して必要な要素を取捨選択し、解答をまとめる必要があります。シンプルな問いかけであるからこそ難しい京大型の論述問題に、どれだけ取り組んでいたかで差が出ます。, ・京大で求められる幅広い知識、史料問題への対応力、題意に即した解答をまとめる論述力を伸ばすためには、十分な問題演習が必要です。Z会の「京大コース」は、バランスよく知識、史料、論述の対策を行えるようになっています。また、論述力を伸ばすためには、添削指導を受けることが効果的です。自分の解答が設問意図に沿ったものになっているか、解答した要素に過不足はないか…など、Z会ならではの丁寧な添削指導を通して確認し、論述力を伸ばしていきましょう。. 史料の読み取り問題と図版を使用した問題が定着した 例年通り出題数は大問6題、解答個数36個である。形式的には、正誤判定を要する問題が全体の58%を占め、正誤判定を含めた組み合わせ問題が56%、年代整序問題が11%であった。 ・明治・大正期の社会主義運動について、具体的な事象の羅列に留まることなく、背景や政府の対応を盛り込み、展開を述べるようにしたい。 日本史の史料問題とは、昔の文章や絵などを見せられて、それについての歴史的背景を問われる問題のことである。, センター試験では2割程度配点があって意外と配点が高い分野だが、史料問題の対策を特にやっていないという受験生は意外と多いのだ。, しかし、センター試験で2割の配点があるならば対策しない理由はなく、むしろ必ずやっておかなければならないのである。, なので、今まで日本史の史料問題について具体的な対策をしていなかった人は、試験本番でミスしないためにもこれから述べる内容をしっかり読んで理解しておかなければならない。, これを読んでおくことで、日本史の史料問題がどのようなものか、問題集の正しい使い方や注意点について理解できるのだ。 第2章では、史料問題の正しい勉強法について, 第3章では史料問題で高得点を取るためのオススメ問題集として、2冊の問題集を紹介していく。, これらを読んで史料問題について理解し正しい勉強法を実践していくことによって、皆さんの史料問題に点数は圧倒的に向上し、間違いなく日本史で高得点を取れるようになるのである。, 史料問題とはそもそも何のことなのかを理解し、どのように問題集を使って勉強すれば良いのか理解しておくことで、効率よく日本史の史料問題の対策をすることが可能になるのである。, 史料問題の問題集では、史料問題に焦点を絞って出題パターンを考慮した解説などが掲載されている。, また、覚えた知識を問題集で問題を解くことによって確認することで知識が定着し、より多くの史料問題を解くことが可能になるのである。, 難関私大と言われる大学を目指す人は必ずやっておかなければならないが、センター試験でしか日本史を使用しない人も高得点を取りたいならば勉強しておかなければならないのである。, 史料問題の問題集を使う主な目的としては、日本史の勉強で覚えた知識を実際の問題でも使えるのかを確認するためである。, しかし、いきなり問題集のような演習から始めては意味がなく、とても効率の悪い勉強になってしまう。, あくまで日本史は、歴史の流れを理解してからこのような問題集を解いていかなければならないのだ。, そうしなければ、覚えたことをつなげることができず、点と点で覚えるような応用が利かない勉強になってしまう。, 日本史の流れをまず初めに理解しておくことで、それらの覚えた事柄が頭の中で関連付けて理解できるようになるので、線の上に覚えた点を乗せていくというイメージになるのだ。, この勉強法が確立されるようになると、史料問題はもちろんのこと、整序問題や論述問題など、単なる丸暗記ではなかなか対応できないような応用問題でも難なく正解を導くことが可能になるのである。, なので、史料問題でもまずは問題集を解くのではなく、日本史漫画などで歴史の流れを理解してから取り組まなければならない。, 日本史の流れについて理解していない人は、優先的にそちらを理解しておく必要があるので、以下の記事を見て参考にしていただきたい。, 史料問題の問題集は頻出する史料問題をたくさん掲載しており、一問一答などの問題で演習を積み重ねていくという内容になっている。, ほとんどの問題集は、頻度の高さや大学のレベルによって重要度が異なることを明記しているので、自分がやらなければならない問題について一目で分かるように工夫して作られている。, その1冊の問題集を完璧に仕上げておくことで、ほとんどの史料問題には対応することができるので怠らずに対策しておく必要があるのだ。, (3章でオススメの問題集を紹介する。) 実際の試験でもこのような問題集を解いておくことで、見たことがある史料が出題されることがほとんどになり点数に結びつくようになるのである。, また、解説も史料について丁寧に書かれているので、大切な部分や押さえておかなければならない部分はどこなのかを意識しながら勉強することができるのだ。, まずは先ほども述べたように、歴史の流れを理解しておくことが最優先だ。 それが終わったら、教科書や資料集を読んで、細かい用語や年号などを覚えていく必要がある。, 用語を覚えるのはそれほど苦ではないのだが、年号を覚えるとなると量の多さにつまずいてしまう人が多いのだ。, なので、年号を覚える際には語呂合わせを用いて覚えると効率よく勉強を進めることができる。 単なる丸暗記ではなく、日本史の歴史の流れを理解した後ならば前後関係や因果関係が分かるようになっているので、整序問題や正誤問題にも対応することが可能になるのだ。, なので、日本史のテストで高得点を取りたいならば重要な出来事の年号は覚えておかなければならないので、以下の記事で詳しく述べられている語呂合わせについて読んでおくと良い。そして、それらの作業が終わってからいよいよ問題演習に取り組んでいくのだ。, この時に過去問や問題集で日本史の問題を解いていくのだが、意外と史料問題がよく出題されていると感じるはずだ。, 日本史の史料問題はあまり注目されていないが、意識して問題を見てみると必ず出題されているので、史料問題だけで対策しておく必要があるのである。 なので、, の順番で日本史の勉強を進め、3の段階になってから史料問題の問題集を使っていくようにするのが望ましい。, 史料問題の問題集は先ほどのような流れで使っていけば非常に効果的なのだが、いきなり問題集を使い出しても意味がないということに注意しなければならない。, 先ほどの1や2の手順を面倒くさがって、いきなり3の段階から日本史の勉強をしているようでは、単純暗記になってしまうので試験のような応用問題に対応することができなくなってしまうのである。, 確かに、問題を解きながら用語などを覚えていく勉強法をして高得点を取っている人も存在する。, しかし、このやり方では問題で見たことがある用語や流れしか理解することができないので、非常に効率が悪く問題によって点数にばらつきが生じてしまうのである。, 皆さんは、どんな日本史のテストでも安定して高得点を取りたいはずなので、史料問題についてもきちんと基礎の定着させてから問題演習に取り組んでいく必要があるのだ。, 先ほど述べた歴史の流れを掴んでから問題演習に取り組むというような日本史の全体的な勉強法ではなく、ここでは史料問題の問題集を最も効果的に使っていくための勉強法に焦点を当てて説明していく。, 史料問題の問題集に取り組む前に、これらの内容を理解しておくことで効率よく史料問題について理解することが可能になるので、必ずよく読んで実践していくべきである。, これらの文章は、文章が現代語訳ではないのでとても面倒に感じてしまうのだ。 史料を読む時に意識しておかなければならないことは、古文のような言い回しに慣れておくことである。, 資料集のほとんどは注釈などがついているので、文章の意味はある程度理解できるはずだ。, 固めの文章を、噛み砕きながら読んでいくという気持ちを持って取り組むと理解しやすくなるのである。, そのようにして読み進めていくと、どの部分が重要語句なのかが理解できるようになってくるのだ。, 史料問題の多くは、重要語句を中心に出題されているので、これらを理解できないことには問題を解くことができなくなってしまう。, なので、史料単体で暗記したりするのではなく、教科書の内容と関連付けながら理解する方がわかりやすくなるのである。, 当然ながら、教科書の記述も歴史資料を元にして作られているので、相互に関連させた方が理解しやすくなるのである。, 重要な史料や、史料内の重要語句は印がつけられているので、まずは習った範囲で重要度の高い史料や、教科書に載っている史料を中心に勉強を進めていくと良い。, その際には、文章内に何らかの印がつけられている部分のみを読むようにして、他の部分は解説を読んでる買いするという方法が望ましい。, 全てを理解するのではなく、まずはどういう史料があるのか、史料のどの部分が重要なのかを理解していく方が短時間で済み、効率よく史料問題についての理解を深めることができるのである。, 史料問題では、先ほどまで述べてきた重要語句に関する問題や、時代背景に関する問題が多いのだ。, 史料が教科書のどの部分と関連しているのかが分かるようになれば、史料問題については理解が深まったということができる。, なので、重要語句だけに焦点を当てて史料問題の勉強を進めるのではなく、時代背景についても理解しながら勉強を進めていくと、史料問題はかなり解けるようになってくるので問題はないのである。, ここまで読んだ皆さんは、史料問題がどれくらい重要な分野なのかが理解できたはずなので、問題集を買って対策しようと考えているはずだ。 しかし、史料問題の問題集はどれが自分にあっているかわからないと感じている人も多いはずである。, 今回オススメする2冊は、日本史の史料問題を対策しようとしている人にとってとても効果的な問題集なので、ぜひ知っておいいていただきたいのである。, この東進出版の日本史史料問題一問一答は史料問題だけに特化した一問一答形式の問題集で、史料問題の対策をしようと考えている人にとっては最高の1冊なのである。, 他の問題集でも史料問題の対策はできるものがあるが、そのほとんどは史料問題をメインではなくサブで掲載しているので、史料問題だけを集中して対策したい人には向いていないものが多いのである。, なので、史料問題だけを勉強したい人は以下のコメントなどを読んで検討していただきたい。, この参考書は4巻まで出版されていて、史料問題だけに特化しているというよりは、史料問題を解くために必要な歴史の流れを勉強するための1冊である。, この参考書の良いところは、頻出の史料問題に必要な基礎部分を徹底的に理解することができるので、この参考書をやり終えておけばほとんどの史料問題にも対応することができることだ。, 史料問題にはやはり日本史の基礎が欠かすことができないので、この参考書をやり終えてから先ほどの東進の1冊を仕上げるという方法が一番望ましい勉強法である。, しかし、日本史の史料問題だけにそこまで時間を使いたくない人は、基礎の勉強は他で済ませてから史料問題の部分だけ取り組むと良い。, 流れの部分から復習したい人は、この1冊で全てを理解することができるので、是非とも読み進めていっていただきたい。, 以下に学習範囲や学習方法について詳しく書かれた記事があるので、この参考書について詳しく知りたい人は参考にしていただきたい。, 最低2回通読したら、今度はちゃんと「別冊講義ノート」を開いて本編を熟読してください。, 赤字の用語を赤シートで隠し、できれば鉛筆で書いてみましょう。くれぐれも思い込みで誤字を書き込むことがないように、1字1字確認してください。, 講義のなかでの注意事項や、自分の使っている教科書、学校での勉強などのすべての情報を書き込んでいってください。, (4)CDを聴く ある程度、学習が進んだら、別冊の年表を見ながらCDを聴いてください。, 少しでも時間があったら、繰り返し聴くようにしてください。 (5)総仕上げ! (1)~(4)までが一応終わったら、そこで個別の復習を試みてください。, (A)史料だけをチェックする (赤字の語句の穴埋めができるか試す。出典・著者などを確認する)