90年代J-POPのようなキャッチーなメロディ作りとテクノアレンジが得意。
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立体感のあるミックスをするのに必要な立体的なものの見方 雑誌などでこういう図を見たことがある人いると思います。 これは左右をLとR上下を周波数の高さを表しています。 2020年9月27日; 2020年9月30日; DTM; ミックス, 立体感; 20View Copyright©
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Yuuki Dimension Studio
2020 All Rights Reserved. 立体的なmixを作る、5つの「リバーブテクニック」を解説しています。 空間再現の5つのテクニックを使う事で、イメージに近い奥行きを表現することができます。 ミックスに奥行きや立体感をつくるには、音量、周波数特性、トランジェント、残響成分の4つのパラメーターを調整することが必要です。, この記事では、これら4つのパラメーターを調整して、ミックスに奥行きや立体感をつくる方法について解説します。, すべてのパートが一番前で鳴っている平面的なミックスは、音がごちゃごちゃになり、素人っぽいミックスになります。ミックスに奥行きや立体感を出すことで、プロ品質のミックスになります。, ミックスに奥行きや立体感がなければ、リスナーは焦点を定められず、どのパートに注意して聴けばよいのかわかりません。そのため、リスナーにより注目してほしいパートを前に出す必要があるのです。前に出すのは、曲を構成する上で重要なパートです。ポップミュージックならボーカルですし、ダンスミュージックならキックとベースになるでしょう。, 音を前に出したり、後ろに下げたりしてミックスに奥行きや立体感を生み出す手法を学ぶことで、あなたのミックスの質を飛躍的に高めることができます。, ミックスの中で音源が遠くにあるのか近くにあるのかは、音量、周波数特性、トランジェント、残響成分によって判断されます。, 音源の遠近感は、1つのパートだけで判別できるわけではなく、他のパートと比較することで判別できる相対的なものです。そのため、ミックスに奥行きや立体感を出すには、前に出すパートと後ろに下げるパートをつくる必要があります。, 音源の距離感は、音量が大きければ近くに、小さければ遠くに感じられます。音量は、ミックスに奥行きや立体感をつくる上でもっとも簡単に扱える要素です。, 音は音源からあらゆる方向に球面状に拡散します。このため音源から遠ざかるに従って、音は消散し、音の振幅が減衰していきます。音の振幅は、音源からの距離の2乗に反比例して減衰します。つまり、音源からの距離が2倍になれば振幅は1/4に、音源からの距離が4倍になれば振幅は1/16になるということです。これは、音源からの距離が2倍になるごとに、音量は約6dB減衰することを意味します。, 拡散に加えて、空気の摩擦によって音の振幅は減衰します。音の波が空気を押し出したり、引っ込めたりするときに摩擦が発生します。この摩擦により音の振動のエネルギーが熱に変換され、振動エネルギーが減衰します。このため音源から遠ざかると、音量は小さくなります。, これらの法則をミキシングに適用すれば、ミックスの中で音を前に出すには音量を大きくし、音を後ろに下げるには音量を小さくすればよいということになります。, このようにして、音量を調整することでミックスに奥行きや立体感をつくることができるのです。, 音の高域成分が少なければ音源は遠くにあるように感じられ、高域成分が多ければ音源は近くにあるように感じられます。, 音が空気の中を進むとき、高域が減衰しやすく、低域は減衰しにくいです。高域のほうが低域よりも早く減衰するのは、周波数が高いほうが、単位時間あたりの振動数が多いので空気の摩擦が多いからです。例えば、1000Hzの音は1秒間に1000回、空気を前に押し、後ろへ引きます。100Hzの場合は100回です。この回数が多ければ多いほど、空気の摩擦が増え音が減衰します。, この現象は、屋外のライブなどで、遠くでは低音しか聴こえず、ある程度近づくと上モノが聴こえてくるということから実感できるでしょう。, この法則をミキシングに適用すれば、ミックスの中で音を前に出すには高域成分を増やし、音を後ろに下げるには高域成分を減らせばよいということになります。, 高域をブースト/カットする場合は、イコライザーのハイ・シェルフ・フィルターを使って高域を調整すればよいでしょう。エンハンサーやエキサイターで高域成分を増やすことでも、音を前に出すことができます。, このようにして、周波数特性を調整することでミックスに奥行きや立体感をつくることができるのです。, トランジェントとは、音の立ち上がりの部分です。例えば、スネアを叩いた瞬間の音の鳴り始めや、ピアノの鍵盤を弾いた瞬間の音の鳴り始めの部分です。, トランジェントの鋭い音は前にあるように感じられます。例えば、スネアやシンバル、アコギ、ピアノなどは音の立ち上がりがはっきとしていて鋭いので、前にあるように聞こえます。, トランジェントの鈍い音は後ろにあるように感じられます。例えば、バイオリンなどのストリングスやシンセのパッドなどは、音の立ち上がりが弱いので、後ろにあるように聞こえます。, 音のトランジェントを調整するには、トランジェント・シェイパーやコンプレッサーが有効です。, トランジェント・シェイパーでアタックを増幅すれば、音は前に出てきます。減衰させれば、音は後ろへ下がります。, コンプレッサーのアタックタイムを長めにとれば、音の立ち上がりが強調され、音は前に出てきます。アタックタイムを短くして、音の立ち上がりをつぶせば、音は後ろへ下がります。, このようにして、トランジェントを調整することでミックスに奥行きや立体感をつくることができるのです。, 音源が近くにあれば、音源からの直接音が反射音に対してかなり大きくなります。遠くにあると直接音は反射音より少し大きいだけになります。つまり、残響成分が小さければ音は前に出てき、大きければ音は後ろへ下がります。, 具体的なやり方としては、音源を奥に置くには、モノ・リバーブを長いディケイタイムで使用します。そして、リバーブ成分の高域をカットしましょう。プリ・ディレイ・タイムは短めにしましょう。これにより音は奥へ下がります。, 音源を前に出すには、ステレオ・リバーブを短いディケイ・タイムで使いましょう。そして、左右に拡がりすぎないようにステレオ幅を狭めましょう。直接音がリバーブ成分に埋もれて後ろへ下がらないようにプリ・ディレイ・タイムは長めにしましょう。50~100msぐらいがよいでしょう。これで音は前に出てきます。, リバーブ成分は、多すぎると音の定位が不明瞭になります。またこもった音になりやすいです。リバーブのかけすぎは、ミクッスが素人っぽくなる原因になるので、注意しましょう。, このようにして、残響成分を調整することでミックスに奥行きや立体感をつくることができるのです。, Pro-R / fabfilterは、分かりやすいパラメーターで初心者の方でもかんたんに使えるリバーブプラグインです。, 「Distance(距離)」というパラメーターを調整することで、音源を前に出したり後ろに下げたりできます。, Smack Attack / Waves は、グラフィカルなインターフェースで使いやすいトランジェントシェイパーです。アタック、サステインのレベルだけでなくエンベロープの形や長さも調整できます。, このように4つの要素、音量、周波数特性、トランジェント、残響成分を適切に調整することで奥行きや立体感のあるミックスをつくることができます。 簡単にまとめておきます。, パンを適切に設定すると、拡がりのあるクリアな音像をつくりだせます。この記事では、パンニングの仕組みややり方について解説します。, MS処理の仕組みや使い方について解説し、MS処理対応のおすすめプラグインを紹介します。, リファレンス曲とは、ミキシング時に参考にするための曲のことです。リファレンス曲を参考にミックスしていくことで、より早く、よりよいミックスができるようになります。, 「ボーカルが前に出てこない」「ボーカルがミックスの中で埋もれる」「ボーカルが細い」という方のために、ボーカルを前に出すミックスのやり方を紹介します。, ミックス中の音量は、小さめにしておいたほうがよいのです。適切な音量は、隣にいる人と普通に会話できるぐらいの音量です。, 「ミックスに広がりを出すにはどんな方法がある?」「ステレオ感をワイドに広げるのに使えるエフェクターは何?」という方のために、広がりのあるワイドなミックスをつくる方法を解説します。, 大きな音量で音楽を聴き続けていると耳が疲れます。疲れた耳では、適切なモニタリングができません。この記事では、耳の疲れを防ぐ方法を解説します。, ミキシング初心者の方向けに、DTMでのボーカルミックスの基本的な手順について解説します。, 【フリーあり】イコライザーEQ・VSTプラグインおすすめ7選!種類・使い方も解説【2020年】, 【フリーあり】コンプレッサーVSTプラグインおすすめ20選!種類・選び方も解説【2020年】, 【フリーあり】トランジェントシェイパーVSTプラグインおすすめ3選!仕組み・使い方も解説【2020年】, 【フリーあり】リバーブVSTプラグインおすすめ11選!種類と使い方も解説【2020年】. var wpcf7 = {"apiSettings":{"root":"https:\/\/ut-9.net\/wp-json\/contact-form-7\/v1","namespace":"contact-form-7\/v1"},"recaptcha":{"messages":{"empty":"\u3042\u306a\u305f\u304c\u30ed\u30dc\u30c3\u30c8\u3067\u306f\u306a\u3044\u3053\u3068\u3092\u8a3c\u660e\u3057\u3066\u304f\u3060\u3055\u3044\u3002"}},"cached":"1"}; ミックスの話になるときに話題になる「立体感」や「奥行き」という言葉。彫りが深く、ひとつひとつの楽器の配置まで見えそうなミックスが施された曲は、聞いているだけでドップリと浸ってしまいそうな魅力も兼ね備えています。 自分のミックスをワールドワイドに幅広くする方法を学びましょう。 大抵のミックスはスピーカーから飛び出さないことを受け入れましょう。飛び出すためにはステレオを広げる必要があります。 ステレオ・イメージがはっきりなければ、あ […] 奥行きや立体感のあるミックスは、4つのパラメーターを調整すれば簡単につくれます。この記事では、音を前に出したり、後ろに下げたりして、奥行きや立体感のあるミックスをつくる方法を … /* ]]> */, 音量設定によって楽器毎に前後の位置関係を決めることで、立体感があってメリハリのある音になります。, 楽器毎に左右どの位置から音がなるか調整することによって、左右の広がりを表現します。, 無料:DTM作曲するための全てを解説した全15回・合計6時間21分の動画講座を受け取る, [神エレキギター音源/ソフト/DTM/打ち込み/]Electri6ityの使い方/エレクトリシティ, 無料/フリー音楽作曲ソフトおすすめは「Music Studio Producer」, 【DTM/ミキシング/REVERB】複数リバーブで奥行きを出す使い方/かけ方/設定のコツ, 耳コピ難しい!聞き取れない!簡単な曲/しやすい曲/初心者向けおすすめの練習曲とは?, 耳コピ時のキー変更に!iPhone/Android無料アプリ「Capriccio」の使い方. ミックスで自然な立体感を出すディレイの使い方. [CDATA[ */ こんにちは、Yuukiです。 「曲のミックスは立体感が重要」 「ミックスのコツは立体感を出すこと」 ミックスをしていると、この「立体感」というキーワードをよく耳にします。 でも、この立体感を出すって具体的にどういうことなの? そう思ったことはありませんか? 90年代風J-POPとテクノアレンジが得意なシンガーソングライター・DTM専門家 Yuukiのブログ, 僕も以前は、ミックスをやっていて曲の立体感というのがどういうことかよく分かっていませんでした。, ですが、これまで10年以上DTMミックスを経験してきて、曲の立体感を出すコツが分かるようになりました。, 今回は、曲の立体感とは?というところから、立体感を出すミックスのコツまで分かりやすく解説していきます。, 曲のミックスにおける立体感とは、左右の広がりや前後の奥行きが感じられる状態のことです。, 例えば、ボーカル、ギター、キーボード、ベース、ドラムという編成の曲があるとします。, バランスが良い状態というのは、ボーカルが前面に出て聴き取りやすく、楽器隊は後ろでそれを支えているというのが理想です。, 逆にバランスが悪い状態というのは、ボーカルよりも特定のパートが飛び出ている状態です。, こういう状態だとボーカルが埋れてしまい、曲全体として聴き取りづらくなってしまいます。, 立体感があるミックスというのは、トータルバランスが良く、曲として聴きやすい状態のことだと言えます。, では、このバランスはどうやって決めればいいかというと、メインとなるパートを大きくするというのがポイントになります。, 歌(メインメロディ)、キック、ベース、この3点が一番大きくなるようにボリュームを調整すれば音量バランスは、ほぼほぼ決まりです。, ここでちょっと想像して欲しいんですが、バンドの演奏者がステージで縦一列に並んで演奏していたら、明らかにおかしいですよね。, なので、立体的なサウンドを作るために、音を左右に振ってステレオ感を出すというわけです。, 空間系エフェクトとは、リバーブやディレイといったサウンドに残響を与えるエフェクターです。, ディレイは主にショートディレイといって、短い残響を繰り返す「やまびこ効果」を作ります。, コンプレッサーとは、音を圧縮してダイナミクス(強弱)をコントロールするエフェクターです。, ダイナミクスをコンロトールして、音を前に出したり、遠くで鳴っているように引っ込めたりといった調整をします。, とはいえ、あまりボリュームを絞りすぎると存在感そのものがかなり薄くなってしまいます。, レシオ8:1、ゲインリダクション−6~8dbくらいで、強めに圧縮をかけると、確かに存在感はありつつ遠くで鳴っているような音量感になります。, ここまで解説したように、立体感があるミックスとは、左右の広がりや前後の奥行きが感じられる状態のことです。, このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください。.