推理小説は面白さが命!ですよね。, ルーブル美術館の館長が殺されます。 あと、松本清張はたくさんありすぎて選んでません。『飢餓海峡』や『人間の証明』など感動系ミステリーも省きましたが、そちらもおすすめですよ!, 意外に推理小説には泣ける話も多いんですよね。深いですね。私がおすすめする最近の泣ける推理小説、推理小説好きのあなたはもう読んでいらっしゃいますよね?きっと。, 「これが入ってないのはおかしい」という推理小説がありましたら、コメント欄でお知らせください。, 最初に出たのは2011年ですが、その後どんどんシリーズが出ている地味な人気シリーズ。, ではぜひ「これは『火車』レベルに面白い!」というおすすめ推理小説を教えてください!, 「テロリストのパラソル」、私も大好きです。 ©Copyright2020 気持ちのスイッチ.All Rights Reserved. 自由な働き方で生活していけるように、日々の『喜び・怒り・悲しみ・楽しみ』を書きつづったブログです。, 今回は、原書房より発行されている『本格ミステリ・ベスト10』の海外版である歴代受賞作品とあらすじを一覧にしてご紹介します。, 自らの葬儀の手配をしたまさにその日、資産家の老婦人は絞殺された。彼女は自分が殺されると知っていたのか? 作家のわたし、アンソニー・ホロヴィッツは、ドラマ『インジャスティス』の脚本執筆で知りあったホーソーンという元刑事から連絡を受ける。この奇妙な事件を捜査する自分を本にしないかというのだ。かくしてわたしは、きわめて有能だが偏屈な男と行動をともにすることに……。, 1955年7月、サマセット州にあるパイ屋敷の家政婦の葬儀が、しめやかに執りおこなわれた。鍵のかかった屋敷の階段の下で倒れていた彼女は、掃除機のコードに足を引っかけて転落したのか、あるいは……。その死は、小さな村の人間関係に少しずつひびを入れていく。燃やされた肖像画、屋敷への空巣、謎の訪問者、そして第二の無惨な死。病を得て、余命幾許もない名探偵アティカス・ピュントの推理は――。, 現在(2013年)から1967年へ、1人の名刑事の警察人生を遡りながら、香港社会の変化(アイデンティティ、生活・風景、警察=権力)をたどる逆年代記(リバース・クロノロジー)形式の本格ミステリー。どの作品も結末に意外性があり、犯人との論戦やアクションもスピーディで迫力満点。, 本格ミステリーとしても傑作だが、雨傘革命(2014年)を経た今、67年の左派勢力(中国側)による反英暴動から中国返還など、香港社会の節目ごとに物語を配する構成により、市民と権力のあいだで揺れ動く香港警察のアイデンティティを問う社会派ミステリーとしても読み応え十分。, 悪趣味ないたずらで、周囲に騒動をもたらす美女クローディア。彼女は知人の研究室から盗みだした強力な自白剤を、自宅のパーティーで飲みものに混ぜてふるまい、宴を暴露大会に変えてしまう。その代償か、夜の終わりに彼女は何者かに殺害された…! 精神科医ウィリング博士が、意外な手がかりをもとに指摘する真犯人は?, 診療所の共同経営者を襲った不慮の死は、じつは計画殺人ではないか―市長ハケットからそう言われた医師ターナーは、二ヵ月前に起きた事故の状況を回想する。, その夜、故人の妻エリザベスから、何者かに命を狙われていると打ち明けられたこともあり、ターナーは個人的に事件を洗い直そうと試みるが…。, 家出を繰り返す少年が、開けた荒野の真ん中から消えた―ハイランド地方を訪れたダンバー大尉が聞かされたのは、そんな不可解な話だった。その夜、当の少年を偶然見つけたダンバーは、彼が何かを異様に恐れていることに気づく。そして二日後、少年の家庭教師が殺される―。, 人間消失、アリバイ偽装、密室の謎。名探偵フェン教授が難事件に挑む。「クイーンの定員」にも選ばれたロジカルな謎解き輝く傑作短編集。, 従軍で精神を病んだダルースは一時的に妻アイリスと離れることを決意。それが功を奏して復調したダルースは、妻のいるメキシコへと発った。アイリスに新しい恋人がいるとも知らずに…。, 愛と金が絡み合う人間関係に否応なく巻き込まれていくダルース。愛する者のために奮戦する彼を待っている結末とは。, ある日、友人と遊びにいった少女ジャニスは帰ってこなかった―。その後、ジャニスはゴルフ場で全裸死体となって発見される。有力容疑者として町の診療所勤務の若い医師が浮上したものの、崖から転落死。犯行を苦にしての自殺と目されたが、また少女が殺されてしまう。危険を知りながら、なぜ犠牲に?真犯人への手掛かりは意外にも…。, 嘘つきに強欲、ペテンに札付き前科者。「そして誰も…がだまされた」豊かな物語、謎の魔力、芳香漂う大人のヴィンテージ・ミステリ。『スルース』『衣裳戸棚の女』の奇才が挑んだ英国ミステリの粋。, 根っからの怠け者で、現在ではジゴロ稼業で糊口を凌いでいるネヴィル・リチャードソンは、一攫千金の儲け話に乗り、婚約者に捨てられた美人令嬢のアルマに近づく。, 気の強いアルマにネヴィルは手を焼くが、計画を仕切る“共犯者”の指示により、着実にアルマを籠絡していく。しかしその先には思わぬ災厄が待ち受けていた…。, 人気作家ジョフリーの邸宅“ガーストン館”に招かれた幼馴染のモーリス。最近様子のおかしいジョフリーを心配する家族に懇願されての来訪だった。, 彼は兄ライオネルから半年にわたり脅迫を受けており、加えて自身の日記の出版計画が、館の複雑な人間関係に強い緊張をもたらしていた。そして憎み合う兄弟は、暴力の痕跡を残す部屋から忽然と姿を消した。, ハットン荘のその部屋には、忌まわしい過去があった。百年ほど前、部屋に引きこもっていた文学青年が怪死したのだ。死因はまったくの不明。奇怪なことに、部屋の絨毯は水でぐっしょりと濡れていた…以来、あかずの間となっていた部屋を現在の当主ハリスが開いた途端に、怪事が屋敷に襲いかかった。, ハリスが不可解な状況のもとで部屋の窓から墜落死し、その直後に部屋の中を見た彼の妻が卒倒したのだ。しかも、部屋の絨毯は百年前と同じように濡れていた。はたして部屋で何が起きたのか?さすがのツイスト博士も困惑する、奇々怪々の難事件。, ある雪の朝、英国の田舎町ウィンチャムに謎の足跡が出現した。まっさらな新雪に覆われた道の中央に突如現れた蹄の足跡を辿る一行は、野原の真ん中に立つ一本のオークの木へ行き着き、大枝からぶら下がった男の死体を発見する。, 蹄の足跡はそこでぷっつりと途切れ、足跡の主はそこから虚空へ飛び立ったとしか思えない状況だった。しかも、問題の木には、昔魔女が縛り首になったという伝説があるという。, 「従妹のアンが行方不明になった。財産狙いで夫が殺して逃げたにちがいない」。依頼を受けたキャロラス・ディーンが調査を進めてるうち、次第に不可解な事実が明らかになってきた。かつて夫婦が住んでいた場所でもアンは失踪し、やはり夫が殺して逃げたという噂が流れていた。, しかしその「アン」はキャロラスが探しているアンとは別人としか思えない。背格好も性格も違いすぎるのだ。しかし本当に別人なのか?, 1887年英国。ブラックフィールド村に、『デイリー・テレグラフ』の記者と名乗る男が十年振りに帰郷する。昔、この村で起こった密室殺人事件を、正体を隠して調べ直そうというのだ。, 十年前、娘の誕生日に手品を披露する予定だった父親が、カーテンで仕切られた密室状態の部屋で、何故か背中を刺されて死んでいた。当時の関係者の協力を得て事件を再調査するうちに新たな殺人事件が起こり…。, 内側から錠がかかった密室状態の書斎で、ミステリ作家が煮えたぎる鍋に顔と両手を突っ込み銃を握りしめて死んでいた。傍らの料理は湯気が立っているのに、何故か遺体は死後二十四時間以上が経過していた!, しかも、この現場の状況は、作家が構想中の小説『死が招く』の設定とそっくり同じだった…。エキセントリックな作家、追い詰められた夫人、奇術師、薄気味悪い娘、双子の兄弟、屍衣を纏った謎の老人―曰くありげな人物たちが織り成す奇怪な殺人ドラマ。, 密室で夫人が自殺して以来、奇怪な噂の絶えないダーンリーの屋敷。幽霊が歩き回るというこの家に移り住んできた霊能者の夫妻は、関係者を集めて交霊実験を試みる―それは新たな事件の幕開けだった。死体を担ぐ人影。別の場所で同時に目撃された男。そして呪われた部屋に再び死体が現れる…, 屋上の絞首台に吊された藁製の縛り首の女―小説家ストラットン主催の“殺人者と犠牲者”パーティの悪趣味な余興だ。ロジャー・シェリンガムは、有名な殺人者に仮装した招待客のなかの嫌われもの、主催者の義妹イーナに注目する。そして宴が終わる頃、絞首台には人形の代わりに、本物の死体が吊されていた。, 身に覚えのない殺人の罪で21年の懲役刑に服している元理髪店の主人ドン・イシドロ・パロディが、273号独房から一歩も外に出ることなく解決する六つの難事件。, 「…被告に終身刑を命じる。最低でも十五年間の懲役は…」無実だとの叫びもむなしく、ビル・ホルトは冷酷な殺人犯として投獄された。十六年後、仮釈放された彼は、真犯人を捜し始める。自分を罠に嵌めたのは誰だったのか?次々に浮かび上がる疑惑と仮説。そして、終幕で明らかにされる驚愕の真相。, コチラで紹介している「『本格ミステリ・ベスト10』歴代受賞作品&あらすじ紹介【国内編】」の記事もよかったらどうぞ。, こんにちは! ネイネイ(@NEYNEYx2)です。 面白いですよ!, 期待せずに読んで、とても面白かったのがこの作品です。 文句なしに面白い推理小説です。. 『へなちょこ探偵24じ』はまだ読んだことがありません。 ミステリーと言うよりハードボイルド小説により近いかもしれません。, 謎のアル中バーテンダー島村は、ある日公園でウイスキーを飲んでいたところ、 警察からは犯人と疑われてしまいます。, 一方、殺された館長の孫娘は祖父が暗号を残していることに気づきました。 ダ・ヴィンチの「最後の晩餐」に隠されたメッセージとは何か?, カトリック教会にとって、世紀のスキャンダルとなる「聖杯の秘密」が明らかになります。, これも怖いながら抜群に面白い推理小説です。 面白いです。 日本、アメリカ、アフリカを舞台にしたスケールが大きい推理小説がこの作品です。, 日本で、主人公の大学院生のもとに、 早速購入して読ませていただきます。 ありがとうございます!, natsuさん。 (adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({}); 受賞作一覧付き記事です。その年のミステリー作品ランキングは「本ミス」、「このミス」、早川書房の「ミス読み」、そして「週刊文春の特集ミステリーベスト10」の四つです。微妙に作品や順位が違います。ランキング入りした作品は限られているので総合的に判断すればめぼしい作品の取りこぼしはほとんどなくなります。, 評価の違いを比較しながら、自分の読書眼を再確認するというのも楽しみのひとつです。ここでは鑑賞のポイントになるツボをまとめました。, ミステリーのように作品の評価は一つではないことが分かると、そこから新たな発見が見えてきます。, Amazonギフト券はAmazon.co.jpが販売する商品に利用できるギフト券です。ギフト券はEメールで送られます。もちろん自分が使ってもOK。, ギフトを贈る予定があっても選ぶ時間がない場合や、どれを選んでよいのかがわからない場合などには、Amazonギフト券が最適です。, 『medium 霊媒探偵城塚翡翠』ミステリーランキング3冠獲得のお知らせ|株式会社講談社のプレスリリース, @snow___dropがシェアした投稿 – 2019年 3月月24日午前4時29分PDT, 読み人(@yomuyomubook)がシェアした投稿 – 2019年12月月17日午前1時48分PST, fit-type-r4445(@fit_type_r4445)がシェアした投稿 – 2019年11月月7日午前8時49分PST, kazu nakada(@matscada)がシェアした投稿 – 2019年 9月月25日午前7時29分PDT, kei- minegishi(@keiminemine)がシェアした投稿 – 2019年12月月14日午前5時42分PST, nana 読書のきろく(@nagai_yume17)がシェアした投稿 – 2019年10月月26日午前3時41分PDT, nana 読書のきろく(@nagai_yume17)がシェアした投稿 – 2019年 5月月21日午後4時01分PDT, papa_piere(@books_papa_piere)がシェアした投稿 – 2019年 9月月1日午後6時08分PDT, kazu nakada(@matscada)がシェアした投稿 – 2019年 3月月15日午前7時07分PDT, きこ(@kiko_margarine3936)がシェアした投稿 – 2019年10月月5日午前12時21分PDT, G軍曹(@ggunsou)がシェアした投稿 – 2019年10月月2日午前5時38分PDT, @snow___dropがシェアした投稿 – 2019年10月月17日午前1時14分PDT, shingo yasui(@seengo.y)がシェアした投稿 – 2019年12月月14日午前12時59分PST. こんにちは! このミスって1988年から続いていると知ったネイネイ()です。今回は、宝島社より発行されている『 このミステリーがすごい! 』の 国内版である歴代受賞作品とあらすじ を一覧にしてご紹介します。. 本には何が書かれているのか。, スリリングなミステリーがめちゃくちゃ面白い! まだ、読まれていない本があれば、これを機に読んでみてはいかがでしょうか。 こんにちは! ネイネイ()です。今回は、原書房より発行されている『 本格ミステリ・ベスト10 』の 海外版である歴代受賞作品とあらすじ を一覧にしてご紹介します。 まだ、読まれていない本があれば、これを機に読んでみてはいかがでしょうか。 推理小説なのにユーモアにあふれ、キャラもいい!, この推理小説のいいところは、文章がユーモアたっぷりなところです。 『ネメシス作戦』が決定します。, 日本とアメリカの出来事が交錯し、ジェットコースターのようでやめられない推理小説です。, 奇想天外な展開はないし、ジェットコースターでもないけど、 この孫娘は暗号解読官で、彼女にしかわからないメッセージが残されていたのです。, 館長を殺した犯人とは誰なのか? そうしたらとっても面白い推理小説でした!, 最初は戸惑いましたが、でも読み進めていくうちに、このミステリー小説の面白さにはまりました。, 両手首を切っていたことから自殺が疑われますが、 ありがとうございます。 でも死体のない推理小説で面白い作品というのもたまにはよいのではないでしょうか。. 本好きな方のみにおすすめします。, 主人公は見習修道士で、師匠の修道士とともにベネディクト会修道院を訪れます。 彼女には自己破産の過去があった。 霊能者が20年後に島で6人が死ぬと言い残した予言。 ミステリーでもありホラーでもある。 予言の島 [ 澤村伊智 ] created by Rinker. 今回は、原書房より発行されている『本格ミステリ・ベスト10』の国内版である歴代受賞作品とあらすじを一覧にしてご紹介します。まだ、読まれていない本があれば、これを機に読んでみてはいかがで … The following two tabs change content below. 内容を拝見して、語り口にも社会問題を扱った内容にも興味を覚えました。 まだ、読まれていない本があれば、これを機に読んでみてはいかが[…], チャージするたびに、Amazonプライム会員なら最大2.5%分、通常会員なら最大2.0%分のAmazonポイントが貯まります。. このミステリーがすごい! ページをめくる手が止められない面白さが秀逸のミステリーです。, そして盗んだギターには「カディスの赤い星」という非常に高価なダイヤモンドが埋め込まれていたのです。, 来日した依頼主のスペイン人には美貌の孫娘がいますが、 この投稿をInstagramで見 … 「遊戯」は、まだ読んだことがありませんので、ぜひ読んでみたいと思います。, 普段推理小説を読まない方でも面白いと感じていただけるかな、と思う作品を挙げてみました。, とても読む意欲を惹かれる紹介文で、以前読んで途中で断念してしまった『薔薇の名前』『大鴉の啼く冬』に再び挑戦する気がわきました!, 推理小説は、ネタばらしをしないで紹介や書評をするのがとても難しいので、説明になっていない紹介文や書評が目立つ中、「この点を読むとよい」「このキャラがよい」等の的確な文章で、とても参考になりました。ありがとうございます!, ところで、ハードボイルドがお好きなようですが、子ども向けの本でハードボイルドという変わり種の『へなちょこ探偵24じ』という作品をご存知でしょうか。, あるブログにハードボイルドっぽい語りをする小学生と白帽子白スーツの探偵の物語と紹介されていたので、気になって読みました。, 最初は、カラ松のようなイタイ語りをする小学生の、ハードボイルドをパロディにしたユーモアミステリと思っていたのです。, そうしたら、読み進めていくと、待機児童問題、モンスターペアレンツ、万引きに走る子どもたちなど、取り扱っている事件が予想以上に重いものでした。, 最後の事件の解決が、読後感はいいものの、心情的には複雑で、何か言い知れない切ない余韻がありました。, 児童書ですので『火車』と比較するのは難しいですが、ここ最近私が読みました推理小説の中では、一番のおすすめです。, おすすめの推理小説を教えてくださって、ありがとうございます! スポンサードリンク そして犯人当てられない推理小説が多くありませんか?, ハリウッド映画じゃん、という突っ込みもありそうですが、面白いミステリーです。 自由な働き方で生活していけるように、日々の『喜び・怒り・悲しみ・楽しみ』を書きつづったブログです。, 今回は、原書房より発行されている『本格ミステリ・ベスト10』の20周年企画でおこなわれた、ベスト・オブ・ベスト10の国内編のベスト10をまとめました。, オカルトスポット探険サークルの学生六人は京都山間部の黒いレンガ屋敷ファイアフライ館に肝試しに来た。ここは十年前、作曲家の加賀螢司が演奏家六人を殺した場所だ。, そして半年前、一人の女子メンバーが未逮捕の殺人鬼ジョージに惨殺されている。そんな中での四日間の合宿。ふざけ合う仲間たち。嵐の山荘での第一の殺人は、すぐに起こった。, 舞台は、めざましい成長を遂げる宗教団体〈人類協会〉の聖地、神倉。大学に姿を見せない部長を案じて、推理小説研究会の後輩アリスは江神二郎の下宿を訪れる。室内には神倉へ向かったと思しき痕跡。とかく噂の神倉へ、何故?, 様子を見に行こうと考えたアリスにマリアが、そして就職活動中の望月、織田も同調、4人はレンタカーを駆って木曾路をひた走る。紆余曲折を経て〈城〉と呼ばれる総本部で江神の安否は確認できたものの、思いがけず殺人事件に直面。外界との接触を阻まれ囚われの身となった一行は決死の脱出と真相究明を試みるが、その間にも事件は続発し……。, ロンドンから出帆し、波高き北海を三日も進んだあたりに浮かぶソロン諸島。その領主を父に持つアミーナはある日、放浪の旅を続ける騎士ファルク・フィッツジョンと、その従士の少年ニコラに出会う。ファルクはアミーナの父ローレントに、御身は恐るべき魔術の使い手である暗殺騎士に命を狙われている、と告げた……。, いずれ劣らぬ怪しげな傭兵たちが顔を揃える中、殺人劇の幕が上がる。いま最も注目を集める俊英が渾身の力で放ち絶賛を浴びた、魔術と剣と謎解きの巨編。, 雪に閉ざされた山荘。そこは当然、交通が遮断され、電気も電話も通じていない世界。集まるのはUFO研究家など一癖も二癖もある人物達。突如、発生する殺人事件。そして、「スターウォッチャー」星園詩郎の華麗なる推理。あくまでもフェアに、真正面から「本格」に挑んだ本作、読者は犯人を指摘する事が出来るか。, 繁華街のカラオケボックスに集う四人の男。めいめいに殺意を抱えた彼らの、今日は結団式だった。目的は一つ、動機から手繰られないようターゲットを取り換えること。トランプのカードが、誰が誰を殺るか定めていく。, かつては探偵事務所で働き、いまは「何でもやってやろう屋」を自称して気ままな生活を送る「俺」成瀬将虎。, ある日、高校の後輩のキヨシの頼みで、彼が密かに惚れている久高愛子の祖父の不審死と、高額で布団や健康食品を売りつける蓬莱倶楽部の調査を引き受ける。, そして同日、駅のホームで飛び込み自殺しようとした女・麻宮さくらを助けたことで、運命の歯車が回り始める――。, 世界最大級の本格推理小説、華麗なる終幕。人狼城殺人事件の怪異に満ちた謎のすべてが、名探偵・二階堂蘭子の冷徹な論理によってついに解き明かされる。死屍累々たる惨劇の舞台《人狼城》で、蘭子を迎えた真犯人とは?その想像を絶する殺人動機とは?そして不可能を可能ならしめた驚天動地の大トリックとは!?, 美少女を殺害し、研ぎあげたハサミを首に突き立てる猟奇殺人犯「ハサミ男」。3番目の犠牲者を決め、綿密に調べ上げるが、自分の手口を真似て殺された彼女の死体を発見する羽目に陥る。自分以外の人間に、何故彼女を殺す必要があるのか。「ハサミ男」は調査をはじめる。, 天才数学者でありながら不遇な日々を送っていた高校教師の石神は、一人娘の美里と暮らす隣人の花岡靖子に秘かな想いを寄せていた。 ある日、靖子の前夫・富樫が母娘の居場所を突き止めて訪ねてきた。, 金を無心し、暴力をふるう富樫を、靖子と美里は殺してしまう。呆然とする二人を救うために、石神は完全犯罪を企てる。だが皮肉にも、石神と帝都大学の同期であり、親友である物理学者の湯川学がその謎に挑むことになる。ガリレオシリーズ初の長編。, 奥多摩の山村、媛首(ひめかみ)村。淡首(あおくび)様や首無(くびなし)の化物など、古くから怪異の伝承が色濃き地である。3つに分かれた旧家、秘守(ひがみ)一族、その一守(いちがみ)家の双児の十三夜参りの日から惨劇は始まった。戦中戦後に跨る首無し殺人の謎。, チャージするたびに、Amazonプライム会員なら最大2.5%分、通常会員なら最大2.0%分のAmazonポイントが貯まります。. 『本格ミステリ・ベスト10』(ほんかくミステリ・ベストテン)は、探偵小説研究会編著の推理小説のランキング本。毎年12月に原書房より刊行される。, 本格推理小説を対象とするこのランキングは、1997年、東京創元社の雑誌『創元推理』16号で「1996年日本本格ミステリ・ベスト10」を選出したことに端を発し、その翌年から探偵小説研究会が編著者となり、同社から年刊の『本格ミステリ・ベスト10』の刊行が始まった。, 1998年版~2000年版の3冊を刊行後、2001年版(2000年12月刊行)より版元が原書房移行された。その際、いくつかの企画は東京創元社の『本格ミステリこれがベストだ!』(同じく探偵小説研究会編著、2001年~2004年)が引き継いだ[1]。, ランキングの集計方法は、研究会が本格ミステリに関する有識者と考える人々に投票を依頼し、1位から5位を決めてもらうというもの。「本格」の定義は投票者に一任されている。, 海外作品については、当初からアンケートや作品紹介はあったものの、ランキングが始まったのは2001年版からである。また、2002年版からはインターネット読者投票による国内ランキングも掲載されている。, https://ja.wikipedia.org/w/index.php?title=本格ミステリ・ベスト10&oldid=78365180. ただし、ボリュームがあるので軽い推理小説を読みたい方にはおすすめしません。 しかも妊娠していたことが発覚します。, 被害者の両親から追悼記事の執筆を依頼された主人公は、 謎解きやトリック、名探偵の活躍などが物語の中心となっている「本格ミステリ」。推理小説のジャンルのひとつです。この記事では、2001年に創設された「本格ミステリ大賞」の歴代受賞作のなかから、特におすすめの作品を紹介していきます。, 推理小説のジャンルのひとつである「本格ミステリ」を発展させるために設立された「本格ミステリ大賞」。本格ミステリ作家クラブが主催し、2001年から実施されています。, 小説部門と、評論・研究部門があり、前者の対象は単行本化された作品に限られていますが、後者は雑誌などに掲載された作品も候補に。過去にはアマチュア同人小説サークルが頒布した評論『ミステリ読者のための連城三紀彦全作品ガイド 増補改訂版』が受賞したこともありました。, 毎年1回、本格ミステリ作家クラブの会員にアンケートをとったうえで、予選委員が候補となる5作品を選定。会員は候補作すべてを読み、選評を付けて投票をします。後に選評は公開され、開票も公の場でおこなわれるのが特徴です。, 見事に大賞を受賞した作品には、トランプのクイーンをあしらった特性トロフィーが授与されます。これは京極夏彦がデザインしたもので、すらりと伸びた台座に斜めにトランプが突き刺さったフォルムもかっこいいのですが、トランプ自体にも注目です。よく見るとマークは「M」になっていて、クイーンが持っているのは花ではなく鍵。遊び心が感じられるでしょう。, ではここからは、「本格ミステリ大賞」小説部門の歴代受賞作のなかから、おすすめの作品を紹介していきます。, 高校生の「僕」のもとに、友人の森野夜が手帳を拾って持ってきました。中を見てみると、どうやら最近起こっている連続殺人事件にまつわる日記が綴られていて、まだ見つかっていない死体の在り処が書かれていたのです。, 次の同曜日の午後、僕と夜は手帳の情報を頼りに、死体を見に行くことにしたのですが……。, 2003年に「本格ミステリ大賞」を受賞した乙一の作品です。乙一はファンタジーやライトノベルなど多彩な作品を生み出す作家ですが、本作はファンの間で「黒乙一」と呼ばれる、残酷表現やダークな色合いの強い作品になっています。, 僕と夜は2人とも高校生ですが、どちらも人間の死や殺人などに並々ならぬ興味を抱いています。物語は終始ほの暗い影がつきまとい、そわそわしながら読み進めることになるでしょう。, 最終章に向けて細かい伏線を回収しながらも、読者に対して大きなトリックを仕掛けていく構成は、まさにミステリの醍醐味を味わえます。, 文庫本は、『GOTH 夜の章』と『GOTH 僕の章』の2冊に分かれているのでご注意ください。, 天才数学者で、高校で教師として働いている中年男性の石神。アパートの隣の部屋に住む花岡靖子とその娘の美里が、ストーカーと化した元夫を殺してしまったことを知り、彼女たちを救うために完全犯罪に仕立てあげます。, 数日後に遺体が発見され、捜査に乗り出したのが、石神の大学時代の同級生で親友でもある、天才物理学者の湯川でした。, 2006年に「本格ミステリ大賞」を受賞した東野圭吾の作品です。「ガリレオ」シリーズの初の長編作品で、2008年に公開された映画も大ヒットしました。「本格ミステリ大賞」だけでなく、「このミステリーがすごい!」国内編で1位、「週刊文春ミステリベスト10」で1位、さらには「直木賞」も受賞しています。, 本書の主役の石神は、ガリレオこと湯川に 「本当の天才と呼べる男は石神だけだ」とまで言わせた人物。そんな彼が、すでに起こってしまった殺人事件をどうやって完全犯罪に仕立てあげていくのかが見どころです。, 実際に手をくだした母娘さえもそのトリックは知らされていません。「天才」と呼ばれる男の計算はどこまで緻密なのか、体感してみてください。, 物語の舞台は、宇宙人との邂逅を信じて急成長を遂げている宗教団体「人類協会」の聖地といわれている、神倉という場所。そこへ出かけたまま大学に顔を見せなくなった部長・江神の身を案じ、推理小説研究会のメンバーは現地に向かうことにしました。, 無事に江神と再会できたものの、殺人事件が発生。協会の面々はなぜか警察への通報を拒否し、推理小説研究会のメンバーも軟禁されてしまいました。, 2008年に「本格ミステリ大賞」を受賞した有栖川有栖の作品です。作者と同姓同名の学生が、推理小説研究会のメンバーとして登場。アリスをワトソン役とした、クローズド・サークルものになっています。, クローズド・サークルとは、密室よりはもう少し広い範囲の、閉ざされた場所のこと。犯人は必ずその空間内にいる人でなければならず、外界との連絡が限られているため、探偵役が警察の介入を受けずにロジックによって犯人をつきつめる状況が自然に作り出せるのが特徴です。, しかも本作では、宗教団体の聖地で事件が起きるという完全にアウェイな状況。そんななかで、論理の飛躍がなく推理が進められていく様子は、読んでいて非常に安心できます。ミステリファンも満足できる一冊です。, ある時、鈴木太郎という少年が転校してきました。容姿端麗、頭脳明晰、スポーツ万能。それだけでなく、リコーダー盗難事件の犯人を言い当てたり、暴走トラックの事故を未然に防いだりと数々の実績を残し、いつしか彼は「神様」と呼ばれるようになるのです。, そんななか、隣の小学校の体育教師が殺される事件が発生。そして容疑者のひとりに、桑町たちの担任の名前があがります。先生の無実を証明するため、探偵団は調査を始めました。, 2015年に「本格ミステリ大賞」を受賞した麻耶雄嵩の作品です。6つの章から成る連作短編集ですが、どれも序盤で神様である鈴木が「犯人は〇〇だよ」と答えを言ってしまう大胆さが特徴でしょう。「神様の言葉は絶対に正しい」という前提のもと、探偵団はアリバイ崩しに取り掛かっていくのです。, 神様の口から発せられる犯人の名は受け入れがたい時もあり、まだ小学5年生の彼らは苦悩しながら調査をしていきます。その過程で新たな事件が生まれ、しだいに人間関係まで変わっていってしまうことに……。, そして「神様の言葉は絶対に正しい」という物語の前提を逆手にとったラストは秀逸。後味が悪くも、シニカル好きの読者にはたまらないものになっています。, 世界各国から死刑囚ばかりが集められた、ジャリーミスタン終末監獄。親を殺した罪で収監されたアランという青年が主人公です。アランは「牢名主」と呼ばれる老人シュルツと出会い、彼の助手となって監獄内で起こる事件を捜査することになりました。, 死刑執行前夜に密室状態の独房で囚人が惨殺された事件や、男子禁制のはずの女囚居住区の囚人が身ごもった事件など、6つの謎に迫ります。, 2016年に「本格ミステリ大賞」を受賞した鳥飼否宇の作品。死刑囚ばかりの監獄という変わった舞台でくり広げられる本格ミステリです。, なぜ翌日には死刑となる者がわざわざ殺されるのか、脱獄に成功した囚人はなぜあえて明るい満月の夜を選んだのかなど、魅力的な謎が満載。, 最終章で描かれるのは、主人公アランにまつわる物語です。とうとう死刑執行まであと4日となったアラン。彼の犯した罪は死刑に値するものなのかという、それまでのストーリー全体を覆っていた謎が明かされていくさまが見どころになっています。, ホンシェルジュはamazon.co.jpを宣伝しリンクすることによってサイトが紹介料を獲得できる手段を提供することを目的に設定されたアフィリエイト宣伝プログラムである、Amazonアソシエイト・プログラムの参加者です。.