萱野 茂(かやの しげる) この研究では樺太アイヌ成人男女の特性を追究するとともに、小浜ら(1951~)に よつ て調査された北海道純アイヌ(*153、 ♀252人)、 混血アイヌ(*132、 ♀185人)お よび樺太 和人(樺 太アイヌと同一部落に居住し、一部はアイヌの配偶者となって いる。東北、北陸出 研究会は17日も開かれ、アイヌ語研究の第一人者で漫画「ゴールデンカムイ」のアイヌ語監修者としても知られる千葉大学文学部の中川裕教授や、北海道大アイヌ・先住民研究センターの北原モコットゥナシ准教授らが研究成果を発表した。 昭和35年からアイヌ語の伝承保存のため町内在住の古老を中心にアイヌの昔話・カムイユカラ・子守唄等の録音収集を始め、金田一京助のユカラ研究の助手も務めた。 ISBNコード:978-4635048781 ... 帯広市内の旧明治十勝帯広工場跡地(3万460平方メートル)の開発について、同敷地を取得した井上宅建企画(帯広市)などは15日までに、開発概要の一部を明らかにした。3企業の事務所3棟の新設が予定さ... 帯広市内の「そば処・丸福」(東1南10、千葉隆一店主)が今年、創業100周年を迎えた。「冷やしかしわ」発祥の店と言われ、政財界から観光客まで多くの人をうならせてきた老舗。コロナ禍の厳しい環境下で... 国の特別史跡・五稜郭跡の周辺を電飾で彩り、星型を幻想的に浮かび上がらせる「五稜星(ほし)の夢イルミネーション」の電球の取り付け作業が14日、五稜郭公園内で行われた。実行委(柏倉光一委員長)メン... 函館在住の女性書道家10人による「第24回函館女流書作家十人展」(函館新聞社、実行委主催)が15日から函館市港町1の函館新聞社1階ギャラリーで開かれる。近代詩文書を中心に計20点が並ぶ。12月... HOKKAIDO NEWS LINKは北海道ニュースリンク協議会が運営していますCopyright(C)Hokkaido news link conference All rights reserved. 池澤夏樹氏、推薦!, 著者:萱野 茂 document.write(date.getFullYear()); 詳細URL:http://www.yamakei.co.jp/products/2820490450.html, 著者が聞き集めた13のカムイユカラと子守歌を日本語とアイヌ語の併記でわかりやすく紹介。好評発売中のヤマケイ文庫『アイヌと神々の物語』の続編であり、完結編! アイヌ語研究の第一人者である千葉大学文学部教授・中川裕(なかがわ・ひろし)氏にお話を伺った。 *** ――ここ最近、アイヌ文化に対して急速に注目が集まっているように感じます。理由をどのように分析されていますか。 Yama-kei Publishers co.,Ltd. 昭和50年、『ウウェペケレ集大成』で菊池寛賞受賞。また昭和28年からアイヌ民具の収集・保存・復元・研究に取り組み、昭和47年「二風谷アイヌ文化資料館」を開設。2006年に死去。, 本サイトのご利用について | お問い合わせ | プライバシーについて var date = new Date(); 会社概要 | 広告について | インプレスグループサイト | インプレスグループTop. 仕様:文庫544ページ Yama-kei Publishers co.,Ltd. var date = new Date(); 詳細URL:http://www.yamakei.co.jp/products/2820048900​.html, 【著者略歴】 発売日:2020年8月14日 これはそれまでのアイヌに関する総合的な知識を、当時のアイヌ研究の第一人者が集まって集大成したもので、アイヌ文化に関してわからないことがあったら、とりあえずこの本を参照するのが一番早いでしょう。 (公財)アイヌ民族文化財団提供 ISBNコード:978-4635048781 昭和50年、『ウウェペケレ集大成』で菊池寛賞受賞。また昭和28年からアイヌ民具の収集・保存・復元・研究に取り組み、昭和47年「二風谷アイヌ文化資料館」を開設。2006年に死去。, 本サイトのご利用について | お問い合わせ | プライバシーについて 仕様:文庫544ページ 仕様:文庫544ページ 〈お問い合わせ〉十勝毎日新聞社 〒080-8688 北海道帯広市東1条南8丁目2 TEL(代表)0155-22-2121 FAX0155-25-2700center@kachimai.co.jp(十勝毎日新聞社編集局). 価格:本体価格1100円(税別) ISBNコード:978-4635048903 兄 - 知里高央(1907-1965、教育者・研究者) 著作物 著書 単著 『アイヌ民俗研究資料』第1、アチックミューゼアム〈アチックミユーゼアム彙報 第8〉、1936年5月。ndljp:1461518。 『アイヌ民譚集』郷土研究社、1937年1月。 Copyright©2002- 池澤夏樹氏、推薦!, 著者:萱野 茂 ​​1926年、北海道沙流郡平取町二風谷に生まれる。小学校卒業と同時に造林・測量・炭焼き・木彫りなどの出稼ぎをして家計を助ける。 仕様:文庫488ページ 価格:本体価格1100円(税別) ​​1926年、北海道沙流郡平取町二風谷に生まれる。小学校卒業と同時に造林・測量・炭焼き・木彫りなどの出稼ぎをして家計を助ける。 All rights reserved. 価格:本体価格1100円(税別) アイヌ語研究の第一人者、故・萱野茂氏が、祖母や村のフチから聞き集めたアイヌと神々の38の話を収録した名著『アイヌと神々の物語』。発刊後、増刷が相次ぎ同ジャンルとしては異例の話題書となっています。北海道の白老町に「ウポポイ(民族共生象徴空間)」もオープンし、アイヌについて関心が高まる今、本書からおすすめの話をご紹介していきます。第7回は、神の国へ行った二人の若者の話です。, アイヌ語研究の第一人者、故・萱野茂氏が、祖母や村のフチから聞き集めたアイヌと神々の38の話を収録した名著『アイヌと神々の物語』。発刊後、増刷が相次ぎ同ジャンルとしては異例の話題書となっています。北海道の白老町に「ウポポイ(民族共生象徴空間)」もオープンし、アイヌについて関心が高まる今、本書からおすすめの話をご紹介していきます。第6回は、人間誕生にまつわる人間とクマの話です。, アイヌ語研究の第一人者、故・萱野茂氏が、祖母や村のフチから聞き集めたアイヌと神々の38の話を収録した名著『アイヌと神々の物語』。発刊後、増刷が相次ぎ同ジャンルとしては異例の話題書となっています。北海道の白老町に「ウポポイ(民族共生象徴空間)」もオープンし、アイヌについて関心が高まる今、本書からおすすめの話をご紹介していきます。第5回は、ヘビの女神に見初められた若者の話です。, アイヌ語研究の第一人者、故・萱野茂氏が、祖母や村のフチから聞き集めたアイヌと神々の38の話を収録した名著『アイヌと神々の物語』。発刊後、増刷が相次ぎ同ジャンルとしては異例の話題書となっています。北海道の白老町に「ウポポイ(民族共生象徴空間)」もオープンし、アイヌについて関心が高まる今、本書からおすすめの話をご紹介していきます。第4回は、鬼に捕らえられた勇敢な娘の話です。, 山岳をとりまく幅広い分野を探求する一冊『山岳科学 Mountain Science』, 一般登山道上での行動こそ安全登山に「全集中」をしていきましょう 島崎三歩の「山岳通信」第206号, カレーみそ玉でさらっとスパイシー!トマトときのこのベジカレーのレシピを紹介【簡単シェラカップレシピ】, http://www.yamakei.co.jp/products/2820490450.html, http://www.yamakei.co.jp/products/2820048900​.html, ユーザ登録・ログインすることで、山頂天気予報を見たり、登山履歴を登録・整理・分析して、確認できます。. アイヌと神々の物語、アイヌと神々の謡 その他 2020年10月16日 アイヌ語研究の第一人者、故・萱野茂氏が、祖母や村のフチから聞き集めたアイヌと神々の38の話を収録した名著『アイヌと神々の物語』。… 詳細URL:http://www.yamakei.co.jp/products/2820048900​.html, 【著者略歴】 陸別町しばれ技術開発研究所(佐藤秀昭所長)は、これまで町イベントセンター駐車場に展示していた、南極で実際に使われた雪上車と木製そりを、道の駅オーロラタウン93りくべつの駐車場横に移設した。 アイヌ語研究の第一人者、故・萱野茂氏が、祖母や村のフチから聞き集めたアイヌと神々の38の話を収録した名著『アイヌと神々の物語』。発刊後、増刷が相次ぎ同ジャンルとしては異例の話題書となっています。北海道の白老町に「ウポポイ(民族共生象徴空間) ISBNコード:978-4635048903 一方、アイヌ研究の第一人者で写真や蝋管など膨大な研究資料を残したポーランドの人類学者ブロニスワフ・ピウスツキが樺太アイヌの女性チュフサンマと結婚して生まれた子供たちの末裔は日本にいる。 京都大学の河原達也教授(情報学研究科)の研究チームがアイヌ民族の口承文芸をアーカイブ化(保存記録)するため、AI(人工知能)を活用した音声認識システムの研究開発を進めている。伝承者がテープで残した民話の語りを自動処理で文字化したり、失われたアイヌ語音声資料を文字から復元したりする技術。白老町で16日に開かれた「アイヌ語アーカイブ研究会」(アイヌ民族文化財団など主催)で研究内容が報告され、参加者は消滅危機にあるアイヌ語の保存や継承に貢献するシステムに期待を寄せた。, 河原教授は、AI音声メディア研究の第一人者として知られる。国会の会議録を作成する自動音声認識システムを開発し、実用化されている。アイヌ民族が継承したウエペケレ(昔話)など口承文芸の保存記録に向けて、システムを応用する研究は2018年度に着手。白老町の旧アイヌ民族博物館から引き継ぎ、民族共生象徴空間(ウポポイ)の国立アイヌ民族博物館で保管されている音声資料などを自動で文字化する研究開発は進み、同博物館によるシステム活用も始まっている。, 音声資料を書き起こす作業は従来、研究者らの手で行われていたが、自動化により作業負担は大きく軽減される。河原教授は「書き起こされていない音声テープは蓄積されており、これを自動処理するAIはアイヌ文化を保存、継承する上で重要な技術となり得る」と言う。, アイヌ語研究者ら約20人が参加したアーカイブ研究会で河原教授は、逆に文字で記録された口承文芸をAIで音声化する技術についても紹介。伝承者やアイヌ語学習者の声を合成し、失われた音声資料を復元する試みに取り組んでおり、「合成音声の匿名性を高めるためにも、合成に利用するアイヌ語の話者の音声をもっと増やすことが必要」と課題を示した。, また、今後の研究開発として、日本語とアイヌ語が混じった会話の音声認識と文字化システムの構築や、ウエペケレやユーカラ(英雄叙事詩)といった口承文芸の種別への対応を挙げた。, 研究開発の進展に同博物館の安田益穂学芸員(アイヌ語アーカイブ担当)は「文字だけで残った口承文芸を音声化し、若い世代がアイヌ語を学べる重要なツールとなる」と期待。研究会に参加したアイヌ民族文化財団職員でウポポイのアイヌ語プログラムを担当する山丸賢雄さん(26)は「音声復元技術はアイヌ語に関する新たな発見につながる」と実用化を心待ちにした。, 研究会は17日も開かれ、アイヌ語研究の第一人者で漫画「ゴールデンカムイ」のアイヌ語監修者としても知られる千葉大学文学部の中川裕教授や、北海道大アイヌ・先住民研究センターの北原モコットゥナシ准教授らが研究成果を発表した。. ISBNコード:978-4635048903 言語学者であり、アイヌ語やアイヌ文化研究の第一人者として知られています。ここ数年は、野田サトルさん作の人気漫画「ゴールデンカムイ」の、アイヌ語監修者としても注目を集めています。 昭和50年、『ウウェペケレ集大成』で菊池寛賞受賞。また昭和28年からアイヌ民具の収集・保存・復元・研究に取り組み、昭和47年「二風谷アイヌ文化資料館」を開設。2006年に死去。, 本サイトのご利用について | お問い合わせ | プライバシーについて ISBNコード:978-4635048781 研究会は17日も開かれ、アイヌ語研究の第一人者で漫画「ゴールデンカムイ」のアイヌ語監修者としても知られる千葉大学文学部の中川裕教授や、北海道大アイヌ・先住民研究センターの北原モコットゥナシ准教授らが研究成果を発表した。 アイヌ語研究の第一人者でアイヌ語を母語とし、祖母の語る昔話・カムイユカラを子守唄替りに聞いて成長。 ​​1926年、北海道沙流郡平取町二風谷に生まれる。小学校卒業と同時に造林・測量・炭焼き・木彫りなどの出稼ぎをして家計を助ける。 アイヌ語研究の第一人者、故・萱野茂氏が、祖母や村のフチ(おばあさん)から聞き集めたアイヌと神々の38の話を収録した名著『アイヌと神々の物語』。「読みやすくて面白い」「アイヌの世界観がよくわかった!」と好評です。本書からおすすめの話をご紹介し 価格:本体価格1100円(税別) アイヌ語研究の第一人者、故・萱野茂氏が、祖母や村のフチ(おばあさん)から聞き集めたアイヌと神々の38の話を収録した名著『アイヌと神々の物語』。「読みやすくて面白い」「アイヌの世界観がよくわかった!」と好評です。本書からおすすめの話をご紹介し アイヌ語研究の第一人者、故・萱野茂氏が、祖母や村のフチから聞き集めたアイヌと神々の38の話を収録した名著『アイヌと神々の物語』。発刊後、増刷が相次ぎ同ジャンルとしては異例の話題書となっています。北海道の白老町に「ウポポイ(民族共生象徴空間)」もオープンし、アイヌについて関心が高まる今、本書からおすすめの話をご紹介していきます。第2回は、子どもと遊んだ神の話です。, 私は、広い広い砂利(じゃり)原の中ほどを守るために天国から降ろされている、ヘビの神でありました。私が守っている砂利原は広いので、近くにあるアイヌのコタン(村)から毎日のように大勢の子どもたちが遊びに来ます。, 大勢来る子どもたちに交じって、身形(みなり)の貧しそうな男の子が一人います。みんなが来たあと、その子が一足おくれで来ると、先に来ていた子どもたちが、その子を目がけていっせいに石を投げたり、流木の端をぶつけるなどしていじめます。, その子の着ているものは、破れたり裂けたりした刺し子で、それも垢だらけのうえに、さらに垢びかりしているような着物です。子どもたちは石や木端(こっぱ)を投げつけるばかりでなく、しまいにはその子をめちゃくちゃに殴ります。殴られた男の子は、大声をあげて泣きながら神である私の近くまで来ては、一人でしょんぼりとし、夕方近くなるとどこかへ帰っていきます。, それを見ていたヘビの神の私は、次の日から毎日その子の来るのを待っては、一緒に遊んでやりました。私と一緒に遊ぶようになってからは、その子はコタンの子どもたちにいじめられることもなく、毎日毎日楽しく過ごしては、日暮れ近くなるとどこかへ帰っていきました。, そうしていたある日のこと、その子が赤いお膳に薄いお椀を二つ並べ、一つのお椀にはおいしそうな団子を山盛りに入れ、もう一つのお椀にはおいしい肉、それも脂身のものを山盛りに入れて持ってきてくれました。, いや、その団子や肉のおいしかったこと。神である私も初めて食べるようないい味で、二つのお椀に入っていたものを一度に全部食べてしまいました。持ってきたものを食べ終わった私は、その子をうんと褒めたりお礼をいいながら、赤いお膳に、私が持っていたカムイイコロ(宝刀)を一本入れてあげました。それを受け取った男の子は本当にうれしそうに、何度も何度も、上へ下へと押しいただき、オンカミ(礼拝)を重ね、カムイイコロを持って帰りました。, それから二、三日過ぎたある日のこと、人声がするので見てみると、立派な風采(ふうさい)をした二人の男が私の方へ近づいてきます。一人は何やら大きいトックリ(瓶)のようなものを背負っています。もう一人の方はイナウ(木を削って作った御幣〔ごへい〕)を削る材料などを背負い、私の前まで来て、それらを背中から下ろしました。二人は私の前にどっかと座り、いろいろなイナウをたくさん削り、私のためにと一そろいの祭壇をこしらえました。, 祭壇の前には、先ほど背負ってきたトックリの中から酒を出して供えるなど、荷物の中から次々とおいしい団子や肉や魚を出して並べました。それらを並べ終わってから、初めて年上らしい男が私の方へ向き、次のようにいいました。, 「ヘビの神よ、お聞きください。私はオキクルミという者で、ここにいる者は私の弟のサマユンクルという者です。毎日あなたが一緒に遊んでくれていた子どもは、私の子であったのです。, 兄弟がいないためか遊び相手を欲しがるので、毎日アイヌの子どもらと遊ばせましたが、昼間は遊びに来ていても、夜になるとどこかへ行って見えなくなるので、子どもたちにいじめられてばかりいました。, それと着ている着物も、実はいいものを着せてあるのですが、それをそのまま見られると、神の子どもであることがわかり遊んでもらえません。それで、わざとあのように垢だらけの破れたり裂けたりした刺し子に見せてあったのです。, そのため、なおさらアイヌの子どもたちに嫌われ、遊んでもらえなかったのです。それを神であるあなたが、汚(きたな)がりもせずに一緒に遊んでくださり、本当にありがとうございました。遊んでくださっただけでもありがたいのに、そのうえあの子に宝物までくださいました。あの宝物は神の国でもめったに見ることのできない珍しいものでした。, 今日は神であるあなたに、私の子どもと遊んでくれたお礼と、宝物をくださったお礼に、私ども二人でここへやって来たのです。ここへそろえたイナウ、それと酒や食べ物をお受け取りください」。, と言いながら、私にそれらのものをくれました。私は丁寧に礼拝をしながらそれを受け取ると、オキクルミとサマユンクルの二人も礼拝して帰っていきました。, 二人が帰ったあとで考えてみると、この砂利原を守るために天国から降りてきてから、長い時間がたったことに気づきました。そこで、アイヌの国の神々からもらったものを土産に、神の国へ帰ることにしました。, 私は、仲間を集めてそのことを話して聞かせ、次にこの砂利原を守る者を決め、私がしたのと同じように、その者にこの広い砂利原の上端から下端までを守るようにいい聞かせました。, そして、私はオキクルミとサマユンクルがくれたイナウや酒、それに肉や魚、たくさんの土産を持って、天の上、神の国へ帰ってきました。, 神の国へ帰ってきた私は、大勢の神々を招待し、土産にもらってきたものを神々にも分けあたえました。それらは大変に喜ばれ、私はもう一段高い位の神になることができました。, だから、今アイヌの国土にいるヘビたちよ、どんなやり方でもいいから、アイヌたち、そしてアイヌの国にいる神たちの役に立つようなことをしなさい、と位の高いヘビの神が語りました。, ヘビはたいていの場合嫌われますが、この話では子どもと遊んでいます。それもオキクルミという、アイヌに生活や文化を教えてくれた神様の子どもとです。オキクルミは、天国から沙流(さる)川のほとりに荷負(におい)へ降臨し、アイヌたちに魚の捕り方、家の建て方、毒矢の作り方などを教えてくれた神として尊敬されている伝説上の神です。ヘビはその神の子どもと遊んでイナウをもらい、酒をもらって神の国へ帰ることができたわけです。, アイヌの社会では、人間が死んだ場合でも、神の国へ持ち帰る土産物がなければ先祖の所へ帰れないと信じられています。