Copyright (C) 2006-2020 LRM株式会社 All Right Reserved. 取引先や顧客の情報を取り扱う企業であれば、セキュリティ管理は非常に大切です。個人情報や機密情報の管理はもちろん、利用しているpcやスマートフォンなど情報端末の利用なども含めてルールは … iso27017の概要 iso27017認証とは、クラウドサービスの提供や利用に対して適用されるクラウドセキュリティの第三者認証です。 ismsとして知られるiso27001認証を補完する「アドオン認証」として … ISO27017とISO27018ってどっちを取得すればいいの? クラウドの台頭とクラウドのセキュリティ. iso/iec27001やiso/iec27002 iso/iec27001のタイトルは「情報技術-セキュリティ技術-情報セキュリティマネジメントシステム-要求事項」です。要求事項や仕様、基準と呼ばれる種類の規格で … サポート資料. ISO/IEC27001やISO/IEC27002 ISO/IEC27001のタイトルは「情報技術-セキュリティ技術-情報セキュリティマネジメントシステム-要求事項」です。要求事項や仕様、基準と呼ばれる種類の規格です。ISO/IEC27001が「しなければならないこと」を定めた基準であるのに対し、ISO/IEC27002は「することが望ましいこと」を示した実践規範です。, ISO/IEC27017は、主として、クラウドサービスを利用する組織や、クラウドサービスを提供する組織が対象になります。なお、規格では、前者をクラウドサービスカスタマー、後者をクラウドサービスプロバイダーと呼んでいます。まとめますと、次に当てはまるお客様に有益な規格です。, クラウドサービスは、仮想技術を使っていることから従来のITサービスにはなかった考慮事項が出てきます。例えば、クラウドサービスの仮想空間ではデータはあたかも1箇所に保存されているように見えますが、実際には複数のハードウェア上に分散されることになります。セキュリティ上の理由から国内のみにデータをとめおきたいという組織にとってみれば、その意に反して海外のデータセンターにデータが保存される可能性もあるわけです※。これは組織にとって1つの大きな課題になり得ます。この例に漏れず、考慮すべきことは他にもあります(下記参照)。ISO/IEC27017の意義は、まさにここにあります。, ※こうしたセキュリティ上の懸念を払拭するため、クラウドサービスプロバイダーの中には、日本国内にあるデータセンター群のみから構成されるクラウドサービスを提供する組織もあります。, ISO/IEC27017は、全18箇条と2つの附属書(附属書A及びB)からなります。実質的には、大きく2部構成と捉えることができます。, 箇条5から箇条15までを第1部と捉えることができます。ここにはISO/IEC27001やISO/IEC27002に示される114の詳細管理策それぞれについて、クラウドサービスの観点での留意事項が記載されています(下記参照)。, 附属書Aを第2部と捉えることができます。ここではISO/IEC27001やISO/IEC27002の詳細管理策ではカバーされていなかったクラウドサービスに特化した新たな管理策が紹介されています(下表参照)。全部で9の新たな管理策があります。, ISO/IEC27017に準拠しているかどうかを第三者が評価・認証するクラウドサービス(CLS)認証制度※があります。CLS認証制度は、ISMS認証取得をしている、または、認証取得することを大前提とした組織のみを対象にしているため、ISMSのアドオン認証とも呼ばれます。, ISO/IEC27017を活用することで、先に示したようなクラウドサービス特有の考慮事項をおさえた情報セキュリティ管理を可能にします。ただそれだけでは解決できない課題があります。ISO/IEC27017に基づく情報セキュリティ管理の実態が伴っていることを第三者に対して証明することです。この課題解決につながるのがCLS認証です。この他、CLS認証には次のようなメリットがあります。, 私たちは「本当にお客様の役に立ちたい!」という熱い心を持ったコンサルタント集団です。真の意味でお客様の礎となる支援をいたします。. Copyright 帝国データバンクネットコミュニケーション All Rights Reserved. GoogleDriveやboxを始めとしたクラウドストレージから、Salesforce・Kintoneなどの顧客管理ソフ … ISO/IEC27017の正式タイトルは「情報技術-セキュリティ技術-クラウドサービスのためのISO/IEC27002に基づく情報セキュリティ管理策のための実践」です。情報セキュリティマネジメントシステム(ISMS)に関する国際規格であるISO/IEC27001※1やISO/IEC27002を補完する規格として発行されました。, 具体的には、ISO/IEC27001やISO/IEC27002に示されている「詳細管理策(組織において積極的な適用を検討することが望ましい対策114選)」を、クラウドサービスにおけるセキュリティ対策という観点で、補完しています。, ※1. 【ISO/IEC27017の114の詳細管理策それぞれについて記載されているガイダンス記載(例)】, 当社のWebサイトでは、サイト閲覧時の利便性やサイト運用および分析のため、Cookieを使用しています。こちらで同意をして閉じるか、Cookieを無効化せずに当サイトを継続してご利用いただくことにより、当社の, リスクアペタイトフレームワーク(RAF:Risk Appetite Framework), クラウドサービスカスタマーの資産目録にはクラウドコンピューティング環境に保存される情報及び情報に関連する資産を含めることが望ましい。資産の記録は、資産がどこに保存されているかを示すことが望ましい。例:クラウドサービスの特定等, クラウドサービスプロバイダーの資産目録では次の事項を明記することが望ましい -クラウドサービスカスタマーデータ -クラウドサービス由来のデータ, ISO/IEC27017(CLS)― クラウドサービスのための情報セキュリティ管理策―, 当社では、他社で開発したクラウドサービスを利用したクラウドサービスをお客様に提供している, ハードウェアやソフトウェア、ミドルウェアに加え、仮想空間などへのセキュリティ対策や監視などが必要になる, データがどこに保存されているか曖昧なため、場合によっては国外のデータセンターに保存される可能性もあり、顧客の信頼を得にくい. ISO/IEC 27001を強化し、クラウドサービスにも対応した情報セキュリティ管理体制を構築, クラウドサービスは、利便性・拡張性・コストメリットなどから近年多くの企業に採用されており、その急速な普及とともに、セキュリティに関する有効な取り組みを求める気運も高まっています。 ISOについて分かりやすく書いています。ISOとは何でしょうか? 言葉は聞いたことがあるけれど、概要が分からない、種類が知りたい。そんな悩みを解決するページです。|ISOはスイスに本部がある民 … クラウドセキュリティに関するiso規格、「iso/iec 27017」と「iso/iec 27018」について、事例とともに解説します。 (2/2) ISO27017/ISO27018を取得できるのか?いつまでに取れそうか?どれくらいの費用がかかるのか?, 京セラドキュメントソリューションズ株式会社様 – ISO27001&ISO27017同時取得 –, 株式会社クオリティア 様 – ISO27017&ISO27018認証同時新規取得 –. ISO27001に関して取得割合が1番多い業種です。Web制作、システム開発において外注が多い業界ですので、近年取引の信頼度向上のために取得している企業が増加傾向です。, 会社規模に関係なく人材派遣会社ではISO27001を取得している傾向があります。膨大な登録スタッフの情報の取り扱い方法は、派遣先企業へのアピールのひとつになります。, 受注してから納品に至るまで、データや紙など様々な形態に情報が変化するため、様々な形態などに対応する安全対策が必須とされています。, 世間では個人情報に関しての取扱に厳しくなり、ISO27001やPマークを取得している廃棄物処理業者に委託するようになりました。情報を適切に処理、産廃できることを証明するため、こちらも近年取得増加傾向にあります。, 介護や福祉の施設では病院における患者と同様に利用者の機微な個人情報を多数保有、管理しています。利用者の家族に関する個人情報もお預かりするため、その量は蓄積される一方であります。そのため、ISO27001やPマークは利用者やその周りに信頼してもらう証明にもなります。, STEP1 Copyright © Since 2006 Newton Consulting Ltd. All rights reserved. iso/iec 27001を強化し、 クラウドサービスにも対応した情報セキュリティ管理体制を構築. ※1. Copyright (C) 2006-2020 ISO27017認証取得コンサルティング All Right Reserved. ISOを構築・運用する, STEP5 ISOを構築・運用する, STEP5