教職員共済の自動車保険は、教職員や関連職種の人たちだけが加入できる相互補助の制度です。そのため低コストで自動車保険の契約可能なことがメリットになっています。しかし教職員共済から、他の保険会社や共済の自動車保険に乗り換える場合にはいくつかの注意点があります。 先にもお伝えしましたが、自動車の等級が逆ならもっと保険料の節約ができるのに、というケースがあります。ただ現状2台の車を所有していて、シンプルに等級を入れ替えるということはできません。 ですがやり方によっては等級交換ができます。等級が交換できれば保険料が割高な自動車が高く、保険料が割安な自動車は低くできます。 場合によっては10万円近くの保険料を節約することもできるのです。ただタイミングがシビア … 代理店・保険会社に電話して聞く 3. 継承できる範囲は? 自動車任意保険の等級は、かなり保険料に反映されますよね。 うまく等級継承ができれば、保険料節約にもなりますが、実際に名義変更などで引継ぎ譲渡ができる範囲は、どこまでが可能なのでしょうか? 自動車保険では、ご契約のお車の廃車や記名被保険者の海外渡航等一定の条件を満たす契約に対して、次回自動車保険をご契約いただくまで等級を維持しておくことができる「中断制度」をご用意しており … 保険料を少しでも節約するために、保険会社の変更を考えている人は多いでしょう。最近だと、通販型の自動車保険が人気ですから、実際に切り替える人も増えてきています。しかし、今の保険会社で等級が上がっているのなら、それがリセットされてしまうと困りますよね。 子供のための貯蓄型学資保険の検討からドル建て保険の存在を知り、様々な保険を勉強してきました。複雑でわかりにくい保険に関する内容を少しでも理解しやすくなるためのブログです。, 東京海上日動で自動車保険を契約する時に「等級」の制度がありますが、この仕組みって結構複雑でわかりにくいですよね。, 他社から東京海上日動に乗り換えたり、逆に東京海上日動から他社に乗り換えたりする時にも自動車保険にはこの「等級」と言う話が必ずついて回ります。, この記事では制度の基本的な仕組みや変動要因、乗り換え時の注意点など、パンフレットなどには載っていない様な情報もあわせてお伝えしていきます。, この等級制度は東京海上日動だけではなくその他の保険会社も、通販の保険会社も、一部の共済もほぼ共通のルールで運用されていますので保険会社を乗り換えても引き継ぐ事ができます。, 1等級から20等級まで(全労済は22等級まで)あり数字が大きくなるほど割引率が大きくなっていきます。, 同じ等級でも保険会社によって割引率は違いますし、同じ保険会社でも商品改定で割引率はよく変更になる事もあるので参考程度にご確認ください。, 同居の親族で既に11等級以上の契約が有る場合はセカンドカー割引を使って、1つ上の7等級(S)(7s)からスタートする事ができます。, 保険がスタートしてから1年間事故が無く、保険を使っていない場合は等級が1つ上がります。, 逆に事故で保険を使ってしまうと等級が下がるのですが、使う保険の補償内容によって等級に影響しない(等級が下がらない)「ノーカウント事故」と「1等級ダウン事故」、「3等級ダウン事故」の3種類があります。, となっており、6等級からスタートした場合20等級までたどり着くのに14年かかるという事です。, なかなか長い道のりなんですが、自動車保険の保険料が3か月連続で引落せなかったりするとこの等級が流れてしまいます。, 自動車保険の等級は手に入れるのにとても時間のかかる財産ですから、流してしまう事が無いように注意しましょう。, 先程の割引率の表を見ると7等級以上は「事故無等級」と「事故有等級」に分かれているのがわかりますよね。, それまでは事故があって保険を使った翌年に「3等級ダウン」するだけで済んだのですが、この改定後は「3等級ダウン+事故有料率を適用」するようになりました。, 割引率を見ると平均20%ぐらい差があると思いますが、例えば同じ15等級でも14等級から上がってきた人と事故があって下がってきた人で保険料に差が出るようになったのです。, この割高な事故有料率は3等級ダウン事故の場合は3年、1等級ダウン事故の場合は1年適用になりその期間が終わると通常の事故無し等級に戻れます。, ただ複数回の事故で保険を使うと最高6年まで適用期間が延びるので、長期間にわたって割高な保険料を払う事になってしまいます。, 事故があった時はとりあえず保険会社に対応をお願いして最終的に修理費などが決まってからでも良いでしょう。, 「事故で保険を使った時の翌年以降の保険料の値上がり金額」と「事故でかかる修理費や賠償金額の総額」を比べて保険を使うかどうかを決めても大丈夫です。, もし現金があって事故でかかる費用を払う余裕があるのであれば、保険を使わずに現金で払った方が良い場合もあると思います。, 理由は色々あると思いますが保険会社を乗り換えたいなと思った時に、いくつか注意しなければいけないポイントがあります。, 今回お伝えしている等級制度はノンフリート等級制度と言う制度ですが、乗り換える先の保険会社あるいは共済が同じ制度に対応しているか確認しましょう。, 一部の地方共済や教職員共済などは引継げないので乗り換える際は6等級からのスタートになってしまいます。, よく車を買い替えるタイミングで保険会社を乗り換えようとする方がいる様ですが、ひょっとすると損をしてしまうかもしれません。, 自動車保険の等級は1年間やり切って初めて等級が1つ上がりますので、保険期間の途中で乗り換えてしまうともう一度その等級を1年間やらなくてはいけなくなってしまいます。, 15等級の契約で通常の等級の進み方と6か月経過した時点で別の保険会社に乗り換えた場合を比較するとこうなります。, この場合は今の保険会社で車の入替手続きをして、満期日が来るタイミングで乗り換えるようにすれば損がありません。, 既に一番上の等級である20等級になっている場合はこの様なデメリットはありませんので、保険期間の途中でも他の保険会社へ乗り換えても大丈夫です。, そんな時にせっかく育ててきた自動車保険の等級が流れてしまうのか?と言うとそうではなく、「中断証明書」と言うものを発行する事ができるようになっています。, これは保険を継続していない間、最長10年間お休みする事ができる制度で10年の間にまた車を購入した場合は続きの等級から再開する事ができる便利な制度です。, 中断日から5年間はいつでも発行してもらえるので、その時に忘れていても後から発行してもらえます。, ノンフリート等級制度を適用している保険会社であれば共通で使えるので、過去に他社で発行した中断証明書を使って東京海上日動で再開って事もできます。, 因みに満期日まであと1か月など満期が近い場合に中断証明書を発行する場合は、そのタイミングではなく満期日まで待ってから発行した方が良いですよ。, あまり気にせず毎年「同じ条件で更新で良いですよ~」なんて言ってしまっている方は多いと思いますが、たまに「それ詳しく聞かせてもらっていいですか?」って言ってみると面白いお得情報が聞けるかもしれません。, 商品を全て見ることは難しいため、プロにオススメをベースに様々な商品を見るのが一番早いと思います。, 保険相談窓口を今、最も注目している1社を筆頭に有名どころ4社の独自アンケートによる口コミや客観的レビュー、店舗数などのデータ、個人の評価を元に、比較してみました。, 店舗数が多い事で信頼度が高く相談がしやすい環境がありますが、直接来店する形は、拘束時間が長すぎるという口コミが多かったり、自宅に直接、来てもらうのはセキュリティー上、不安があることや仕切りが少ない店舗だと他人に話が聞かれるのでは?といった個人情報に対する不安は実際に口コミでありました。, オンラインである程度知っておきたい・・・と考えられている方は保険診断アプリ(App Store / Google Play)の「パシャって保険診断」さんもお勧めです。, 保険アプリでレビュー評価が★★★★☆(4.2)以上はなかなかないと思いますので、まずはアプリで保険を見直しをどのようにされているか口コミ・体験談を見てみるのもアリかもしれません。, そして、保険の勉強をしている方に是非おすすめしたい保険相談窓口の比較記事を作りました。, 独自アンケートによる口コミや客観的レビュー、店舗数などのデータ、個人の評価をまとめたページの「保険相談はどこが良い?新生1社と代表4社の口コミを元にメリット・デメリットを考えてみた」を是非、ご覧ください。, - 東京海上日動 1等級ダウン事故, 3等級ダウン事故, セカンドカー割引, ノーカウント事故, ノンフリート, 中断証明書, 事故有等級, 自動車保険, このブログは主婦が保険相談のため自分の力で徹底的に調査した記事と保険を調べることで出会った保険代理店の方に色々お話を伺ってまとめた記事で成り立っています。, かれこれ保険について学び初めてから15年近く前、話せば長くなりますが、長男の誕生が保険の勉強のきっかけでした。, 大恋愛の末に結婚した夫は企業関係で大手国内生保の保障額が高すぎる保険に加入しており、20代でも5万近い保険を払っていて保険貧乏になっていました。, 結婚してから少しずつ保険の見直しをしていこうとしたと矢先に長男を迎えることになり、家計の見直しとともに本気で保険の見直しを検討し始めることになりましたね。, また私自身も親族の付き合いで入った死亡保障だけはかなり高い保険に入っていて、肝心の入院の場合は5,000円という状態・・・(^^;)で、下の子を妊娠中における切迫流産による入院などを経験したので適切な保険の加入はかなり肝心なんだと実感しました。, きちんとしたライフプランを考える上でも保険は切っても切れない存在であると同時に、保険貧乏になれば保険で不幸になる可能性もあります。, 私や夫のように不適切な保険加入者をこれ以上増やしたくないという一心でこのブログを書き続けていきたいと思っていますので、よろしくお願いいたします。.