ナルコス・メキシコ・シーズン2は面白いから見ろ!感想とネタバレ. ネットフリックス. ・世の中&社会 フェリクスの苦悩は続くのですが、今回は主に組織マネジメントの問題が描かれます。経営者が弱っていることに気付いた一部の部下が増長し始め、それをたしなめる力を見せないことで他の部下達もザワ付き始めるという負の連鎖。「こういう構図わかるなぁ」と、 無印ナルコスシーズン3のラストで殉教者の写真の中に『ナルコス:メキシコ編』シーズン1の主人公キキ・カマレナの写真があり、それをペーニャが見ているシーンがありました。 Netflixオリジナルドラマ【ナルコス:メキシコ編】シーズン2の前半ネタバレ感想です。メキシコ初のドラッグカルテルを作ったフェリクスに早々に陰りが見え始めました。 旦那はアメリカ系野人。 Reprisalも観終わって感動したところなんで、最終話まで観た感想を書かないといけないのだけれど、ちょっと待っててね。誰も待ってないと思うけど、未来の貴方は待ってるに違いない。, 前回はコロンビア人たちと最古参ガルフ・カルテルの麻薬王に華麗に騙されてすっかり虚仮にされてしまったフェリックスですが、帰路で何者かに襲撃され、ますます不安と苛立ちが募ります。, また、今回のエピソードはミゲル・フェリックスが過去を思慕するシーンが多かったです。まず、元妻と子ども二人に会いに行ったこと。元妻マリアには「疫病神、二度と私たちの前に現れないで」と怒られますが、現在の雲行きが危うくなってきたので、良かったころを思い出しているのだろうと思いました。, あとは最後に「for the people」の政治演説に集まってくる人々を見た時。過去に自分の周りに人が集まってきたとき、自分の周りに人がいた時代に思いを馳せているのでしょうね。, フェリックスは与党PRIで次期メキシコ大統領とされる男の兄弟に会いに行きます。当選の暁にはカルテルに便宜を図るように今から恩を売ろうとする企みでした。しかし男はガルフ・カルテルの麻薬王フアン・ゲラから話を聞いたといい、信用が大事と強調してフェリックスを追い返します。, フェリックスはこの兄弟を金で丸め込もうとしたのですが、この兄弟はメキシコ全体の民営化を進めていて、富裕層の友人たちをさらにリッチにさせていました。5年の間に1人しかいなかったメキシコ人ビリオネアは24人に増えていました。つまり、民営化されたメキシコ全土の企業から莫大な資産を約束されているため、フェリックスからの金には興味がないというわけです。, フェリックスは罠にはまってカリ・カルテルからのコカイン取引量を増やしてしまったので、コカイン輸送に使う飛行機を入手するために、アマドを飛行機の競売に送ります。, DEAはアマドが購入した飛行機全機のモデル番号を書き留め、そのうち一機に追跡器を取り付けることに成功。飛行機を追跡します。, DEAはおそらくコカインを押収することでミゲル・フェリックスを窮地に立たせる戦略のようですね。これはおもしろい。, フェリックスが頭を悩ませていることがもう一つあります。ティワナ・カルテルがシナロア・カルテルの倉庫を襲って地下トンネルを掘っていた人民を虐殺したことから、カルテル同士の抗争が激化します。, これがエグイんだ・・・人間ローラーとか、ちょっとバイオレントなシーンが出てくるので気を付けて下さいねー。, フェリックスはティワナ・カルテルのリーダーのベンハミンと電話で話しますが、フェリックスが銃撃されたことはベンハミンの耳にも入っていました。ベンハミンは「弱い印象を与える」とフェリックスのリーダーシップを問います。, シナロア・カルテルのパルマ・サラザールは、ティワナとの抗争を止めようとします。そこで部下のコチロコが「フェリックス兄弟の〇〇はいい奴だから、あいつと話付けてくるよ」と申し出ます。(コチロコはS1で、自分のレストランにやってきたアメリカ人観光客を潜入捜査官と勘違いしてラファたちと惨殺した男。), しかし、フェリックスがパルマに会いに来て「コチロコは戻ってこない」と言います。フェリックスは、コチロコを売る(=コチロコを殺害)ことで鎮静化を図ったのでした。, パルマ・サラザールは取り乱し、コチロコは仲間の一人だと言ってコチロコの暗殺を止めるように懇願しますが、フェリックスはパルマが自分のカルテルをコントロールできていないと言って去ります。, なお、コチロコを殺害したのは実際にはいくつもの説があって、実のところは分からないとされています。敵、多いもんね。有力な説としては、コチロコがコカインを数トン盗んだためにコロンビアのカルテルに殺されたか、メキシコ警察に殺されたかというところらしい。, どっちにしても、コチロコが殺害されたのは1991年で、フェリックスは1989年に収監されているのでフェリックスは関与していないようです。, ドラマでは盛り上げるためにフェリックスの命令と許可によってティワナが暗殺したことになっています。, 当ブログの実績:2017年10月に68万PV達成。 出典:ナルコス: メキシコ編 | Netflix (ネットフリックス) 公式サイト どうもでょお()です。ちょっとおっくうですが『ナルコス:メキシコ編』シーズン2の感想後半を書きます。 何がおっくうかっていうと、シーズン2の後半を脳内でおさらいすることなのよね。 物凄いテンションだった第5話、6話と比較するとやや低調な回なのですが、滅びの道を受け入れている男パブロ・アコスタのカッコ良さにはやられましたね。ヤクザ者の生き方に疲れていたり、恋人が妊娠していたりと、アコスタには死亡フラグぶっ刺さりまくりな ・映画&海外ドラマ 低調だった第4話が嘘のように、本作は激熱の展開を迎えます。第2話から第4話にかけての地道な交渉の末にアメリカへの密輸ルートをすべて押さえたフェリクスは、ついに部下のアマドに計画の全貌を説明し、ドラッグビジネス全体を手中に収めようとするフェリ 出典:ナルコス: メキシコ編 | Netflix (ネットフリックス) 公式サイト, どうも映画系ブロガーのでょお(@dyoblog_)です。とうとうこの日が来たぜベイベー。, 怒られそうなんだけど今日は仕事辞めて『ナルコス:メキシコ編 シーズン2』見ることにしたので感想をどうぞ。, この記事は『ナルコス:メキシコ編 シーズン2』のネタバレを含んでいます。未視聴の方はご遠慮ください。, 海外ドラマらしからぬドラマが多いというか。その上、質の低い物もゴロゴロあるんですよね。, そんな中、Netflix製作で大成功した海外ドラマが『ナルコス』シリーズ。Netflixオリジナルドラマ5位に間違いなくランクインする感じの面白さです。, 本シーズンは『ナルコス』シーズン4にあたる『ナルコス:メキシコ編』のシーズン2。つまり実質シーズン5に当たります。, 報復に燃えるDEAの攻撃と、組織内部の対立の激化。コカイン取引で夢の一大帝国を築いたフェリクスは、広がり始めたほころびを止めることはできるのか。, 前シーズンではメキシコ初の麻薬カルテル、グアダラハラ・カルテル誕生を描いたシーズンでしたね。, 当初大麻ビジネスをしていたミゲル・フェリックスがコカインビジネスに手をつけビジネスを拡大。最終的には捜査官のエンリケ・キキ・カマレナ(マイケル・ペーニャ)が殉職する形で終了しました。, 捜査官が拷問され殺されたアメリカDEAが黙っているはずはなく、どころかこれでようやくやる気出します。, 『ナルコス:メキシコ編 シーズン2』ではグアダラハラ・カルテルを倒すべく新たにウォルト・ブレスリン(スクート・マクネイリー)捜査官が「レジェンダ作戦」を開始します。, その影響でフェリクスのドラッグの押収率が増え、さらにカリ・カルテルから仕入れたコカインは後払いのため未払い金が増え生活も困窮していきます。, 元警察官なのでそもそもがエリート。パブロ・エスコバルやカリ・カルテルのヒルベルト・ロドリゲスとは違いただの悪い人じゃないってのが怖い。ビジネス志向強すぎて家族だろうが容赦なく切る辺りもパブロとはまた違う怖さがあるよね。, 演じるのはディエゴ・ルナ。『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』のキャシアン・アンドーでお馴染みですね。ちなみにキャシアン主役のスピンオフが予定されてるらしいです。, アメリカDEA捜査官の指揮官。前シーズンではDEAメキシコ支部は形だけ存在していたようなもので、資金や捜査にかける人員もほとんどなかったんですが本シーズンからは本気出してきた。, ウォルトは『ナルコス』シリーズにおける4人目の主人公になる訳ですが、思ってたより良いよね。, これまでの主人公って正義感が強かったんですがウォルトは違う。ヤク中で命を落とした弟の復讐のつもりでDEAをやってる感じ。, と、移り変わってきたわけですが、まあやっぱりペドロ・パスカルの魅力にはかなわん。ペドロ・パスカルはヒゲ蓄えてるとブロンソンっぽいイメージあるよね。, スクート・マクネイリーって『フライト・ゲーム』とかスーパーマンでやった「怪しい人」「危険な人」のイメージが強いのでどうなるのかと思ってたんですが、その雰囲気をフルに活用してますね。, 捜査官という立場でありながら全く法に順守しない。危険な人物ってイメージがめっちゃ活きてる。, 『ナルコス:メキシコ編』ってやっぱりテンポが悪かったんですよね。盛り上がる部分も少ないし、エスコバルほどのバイオレンスさがないので基本的に地味で物足りない感じがしていました。, 序盤から銃乱射しまくったりしててシーズン1の時よりも『ナルコス』らしくなりました。, パブロ・エスコバルは家族思いのボスでした。部下に慕われ地元でもヒーローのように扱われていました。なので途中で政治家になろうと思ったりもしてましたよね。, 一方でグアダラハラ・カルテルのフェリクスは全く誰からも尊敬されず慕われていません。, カリ・カルテルのボスの一人パチョがフェリクスの誕生日で「誰がお前に本当のことを言う」と言ってましたが、本当にこの通りで誰もフェリクスを信頼してないんですよね。, 利害関係だけで仲間を協力させるから、利益がなければ誰も言うことを聞いてくれません。そのせいでフェリクスはどんどん衰退していくことになります。, まずはベンハミンたち。フェリクスからの支払いが滞っていることで不満が溜まっています。, 中でもおちょくってっくるシナロアの者たちの態度に腹を立てており抗争にも発展した結果、シナロアの連中は余分に税金を徴収されることになってしまいます。, その結果、シナロアのエル・チャポたちは税金ちょろまかすためにトンネルを掘ってドラッグの輸送を行おうとします。, さらにはベンハミンの妹エネディナはコカインを原料に製造するクラックを販売するアメリカ人と接触。彼女は最終的にイサベラと手を組みます。, イサベラはシーズン1の時からフェリクスに協力しカルテルに大きな貢献をした彼女でしたが、幹部に選ばれずほとんど蚊帳の外。そのせいで彼女は自身でコロンビア人と取引を開始。流通網にはベンハミンの妹であるエネディナを使います。, またフアレスでは密売人から縁を切りたいアコスタが滑走路の建設を放棄。説得するためにアマドが奔走します。ちょっとブロマンス。, メキシコ一の巨大カルテル誕生のため各密売人たちを統一したフェリクスでしたが、その結びつきは非常に弱く簡単に崩壊を始めています。, まだ途中までしか見てないのでこれからどうなっていくのかわかりませんが、フェリクスの天下はあっという間に終わり、エスコバルの時のように仲間に助けられて生き延びるようなことはないでしょう。, 『ナルコス』シリーズ好きな人が知らないとは思わないんですが、一応最後に大麻とコカインの違いというか認識的なものを説明しておこうかと思います。, 当初、大麻ビジネスをしていたフェリクスが事業拡大のためコカインに手を出し、最終的に破滅していくわけですからこの違いは知っておくべき。, 日本だと「麻薬」と一括りにして危険なものという扱いをしていますし、条件反射的に悪い物と扱いますが、そもそも大麻とコカインは全く別物です。, 合法化されている地域も非常に多いので、外国人が「日本で大麻禁止」って知らずに普通に機内持ち込みして没収されたりって。, 大麻に含まれる成分CBDを使った商品は、すでに日本でも普通に流通していますし、コカ・コーラがCBD入りコーラ作るかも、って話も合ったぐらいなので世界的にはビジネス色がどんどん強くなっていくと思います。, 一方でコカインは非常に危険で中毒性も高く、またその販売価格も大麻の何倍もします。日本でイメージする危険なドラッグそのものがコカインですね。, もしフェリクスが未だに大麻だけやってたらメキシコ一の大企業とかになってたんじゃね?, そもそもメキシコのドラッグ業界の事について詳しく知っているわけじゃないのでアレなんですが、今後はフェリクスが衰退し代わりに有名なエル・チャポが台頭していくのかなと思っています。, Amazonプライムオリジナル作品のことナメてない?実は面白い9作品まだFire TV StickなしでNetflix観てるの?それって損してない?, ※名誉棄損や危害を加える旨のコメントには被害届を提出します(というか提出しました→その時の記事), 「ぼっちライフを楽しもう」というコンセプトで始めたけど、ほとんど「バイク&映画」ブログに成り下がった意識低い系ブログ。月間45万PV達成したよ!, ▼初めての方に読んでほしい記事