まずは伸びているモンステラを切り戻します。 元はこんな感じ. 南国を思わせる美しい葉のモンステラは、観葉植物の中でも人気があります。切れ込みや穴がある葉が印象的な観葉植物ですよね。ところで人気のモンステラには根がふたつあるということをご存知ですか?もうひとつの根とは、一体どんな根なのでしょうか? モンステラの大きな特徴である気根。気根はそのままにしておくと、自由に伸びて見た目が悪くなる場合も。そんなときは気根の手入れをしましょう。この記事では、気根について初心者の方でもわかりやすいように紹介していますので、是非参考にしてみてください。 ハワイアンテイストが人気のモンステラは、眺めるだけでなく育てる楽しみもある観葉植物です。切り戻しのテクニックを覚えれば、トラブル対処からインテリアとのコーディネートまでお手の物になりますよ。切り戻しの基本と、切り戻したモンステラを利用した株の増やし方、楽しみ方をご紹介します。, 観葉植物を一段とおしゃれに飾るため、鉢カバーに入れてみてはいかがでしょうか?観葉植物の鉢がむき出しだとせっかくの雰囲気が台無しです。素敵なインテリアにするため鉢カバーに入れてみましょう。, 南国調の大きな葉が目を引くモンステラは、インテリアに人気の観葉植物です。葉っぱのデザイン性だけでなく、日陰にも乾燥にも強く管理が簡単なところも人気の秘密なんですよ。丈夫で, モンステラは熱帯アメリカ原産で、艶のある大きな葉が特徴的な観葉植物です。切れ込みの入った葉から光が差し込む様子が「希望の光を導く」とされ、モンステラの葉っぱのデザインは衣類やハワイアン雑貨でとても人気のあるモチーフなんですよ。葉っぱの他にも、「気根」がモンステラの特徴です。モンステラは茎の途中からも根がひげのように垂れ下がり、この根が気根と呼ばれます。土から出ている気根はカットしても成長に影響はありませんが、気根の生えたワイルドな姿も熱帯の植物らしく人気があります。さらに育て方もとても簡単で、土の表面が乾燥してから水をあげ、適度に日光が入る場所に置いてあげれば大丈夫です。ただし寒さには弱く、あまり冷えて霜が降りる所に置き続けた場合は枯れてしまう可能性があるため注意して管理しましょう。, モンステラの管理にかかせないのが、「切り戻し」です。切り戻しとは観葉植物の葉や茎をカットするテクニックのことです。園芸初心者の方は難しく思われるかもしれませんが、モンステラなら生命力が強く、切り戻しに失敗してもすぐに枝葉が伸びますので安心してチャレンジしてくださいね!それでは、切り戻しが必要な具体的な場面をご紹介します。, モンステラの成長期は5~9月頃の為、その間に切り戻しすると新しい葉や根が生えやすくなります。ベストシーズンは6月から7月初旬です。モンステラが最も元気な時期に切り戻しすれば早く新芽が出る上、湿度も高いので乾燥対策にもなりますよ。ただしモンステラはとても生命力の強い植物ですから、単に不要な部分を取り除くだけであれば成長期を気にせず行うことが可能です。特に傷んだ葉や茎を見つけたら時期に関係なくすぐにカットしてしまいましょう。, モンステラを切り戻したときに断面から透明な汁が出ることがあります。これは「シュウ酸カルシウム」という毒物です。皮膚についた場合は炎症やかぶれを起こす恐れがあるため、作業の際は手袋を使用するなどよく気をつけてくださいね。特に小さなお子さんやペットがいる場合には切り戻しの作業中だけでなく、日頃からモンステラを誤って折ったり口に入れたりしないよう注意して管理することが必要です。, モンステラの切り戻しの注意点をチェックしたら、さっそく切り戻しの具体的な方法を見てみましょう。, 切り戻しの成功のカギを握る大事なアイテムがはさみです。切れないはさみで無理に切ると、断面がつぶれて親株も切った茎も大きなダメージを受けてしまいます。特に太い茎を切り戻す場合は、できるだけ園芸用の剪定ばさみを使いましょう。細い部分や葉っぱだけカットする際はよく切れる万能ばさみなどで代用できますが、いずれにせよ良く研いであり清潔なはさみであることを確認して切り戻してくださいね。, 考えながら切り戻してモンステラがばらばらになってしまわないよう、はさみを入れる場所は事前に決めておきましょう。ポイントは、成長点の位置を確認することです。モンステラの茎にあるコブのような節目を成長点と呼び、ここから新しい茎が生えてきます。そのため、早く成長してほしければ成長点を残し、管理がしばらくできない時には成長点ごとカットするなど都合に合わせて位置を決めてくださいね。何ヵ所か切り戻す場合は、マーカーなどで印をつけるとわかりやすいでしょう。, 切り戻したい場所が決まったら、思い切ってカットしましょう。切れ味の悪いハサミ同様、ためらって切ると断面が傷んでしまいます。毒性のある汁に触れないよう気をつけて、汁が出たらすぐに水で流せると安全ですね。カットした茎を再利用する場合もすぐに水につけて管理した方が良いので、水場での作業をおすすめします。また、切り戻しの際に気根も取り除いてしまって大丈夫ですが、切り戻した茎をまた育てたい場合は気根も残しておきましょう。, モンステラの切り戻し方をご紹介しましたが、カットした茎が元気なら捨ててしまうのはもったいないですよね。もし鉢を増やす余裕があれば、ぜひモンステラを増やしていろいろな場所に飾ってみませんか?増やし方はいくつかありますが、代表的な挿し木、とり木、水差しの方法をご説明します。, 挿し木は、カットしたモンステラの茎を新しい土に固定し根付かせる方法です。根付くまで土を乾燥させないことがポイントです!, 次に取り木は、先に新しい根を生やしてからカットして植え替える方法です。難易度は挿し木より上がりますが、根がうまく生えたら植え替え後の成長率がぐっと上がるので挑戦してみてください。茎が太い部分におすすめです。, イメージしやすいよう、環状剥離~カバーリングまでの様子がわかる動画をご紹介します。モンステラではありませんが、2:00頃から一連の動作を目で見て確認できますよ。2:00に取り木部分の掃除、2:16から切り込みを入れ、2:45に皮を剥ぎ、3:07に水苔を絞って巻き付け、3:20にはアルミホイルでラッピングしています。, 最後は非常に簡単な水挿しです。カットした茎を、花瓶などの容器に水を張って挿すだけでOKです!管理のポイントは、毎日水を替えることです。1~2ヵ月で根が生えたら、土に植え替えてくださいね。また、水挿しは発根の為の処置として使われますが、そのまま飾っておくのも涼しげで室内インテリアにおすすめです。2ヵ月程度は持ちますので、, これまでモンステラの切り戻し方法と増やし方をご紹介しましたが、最後に葉っぱの活用法をご紹介します。捨ててしまう前に、せっかくのおしゃれなモンステラの葉っぱを使ったテーブルコーディネートを楽しんでみてはいかがでしょうか。トロピカルなモンステラの葉っぱで、簡単にハワイアンレストランのような雰囲気を作ってみましょう。切り戻した葉っぱをきれいに拭いて、大きな葉ならランチョンマットに、小さな葉ならコースターにするのがおすすめです。他にもフルーツ皿の中に敷いたり、テーブルナプキンと一緒に巻いてリングで留めたり、モンステラの葉っぱは大活躍してくれますよ。ただしテーブル演出に使いすぎて、モンステラの葉っぱが1枚も無くなってしまった!とならないよう、ご注意くださいね。, おしゃれな葉っぱが人気のモンステラが大きくなりすぎた場合行う切り戻し方法と切り戻した茎の活用法をご紹介しました。モンステラのように, Beer and Tech Co., Ltd. © 2014-2020.All RIGHT RESERVED , Hitohana(ひとはな)なら、送料無料、翌日配送可能、請求払い対応、法人様多数, は、お祝いのギフトやご自宅用のインテリアに、あなたにぴったりのお花や植物をお届けできるように. 当然左が切り戻したやつですが、ちょっと長いので、二つに分けます。 こんな感じ. 当然左が切り戻したやつですが、ちょっと長いので、二つに分けます。 こんな感じ. モンステラが大きくなるにつれ、茎から気根が伸びてきます。 本来は、木や岩に巻き付くための支えになるものですが、観葉植物として育てていると多くの場合巻き付くこともなく、そのまま茎から垂れ下がり、独特の姿を作ります。 まずは伸びているモンステラを切り戻します。 元はこんな感じ. 南国を思わせる美しい葉のモンステラは、観葉植物の中でも人気があります。切れ込みや穴がある葉が印象的な観葉植物ですよね。ところで人気のモンステラには根がふたつあるということをご存知ですか?もうひとつの根とは、一体どんな根なのでしょうか?今回はモンステラが持つふたつの根について、お話ししていきます。, 観葉植物を一段とおしゃれに飾るため、鉢カバーに入れてみてはいかがでしょうか?観葉植物の鉢がむき出しだとせっかくの雰囲気が台無しです。素敵なインテリアにするため鉢カバーに入れてみましょう。, 人気の観葉植物であるモンステラには、実は「気根」と言うもうひとつの根があります。名前だけは知っている方でも、具体的にどんな役割があるのかなどをご存知の方は意外に少ないのではないでしょうか。果たして気根とは何なのでしょうか?それでは謎に迫る前に、モンステラがどのような観葉植物なのか、そして植物の根の役割についてお話ししていきましょう。, 植物の根は、植物が生きていく上で欠かせないものです。土に含まれる水分や養分を吸収し、茎や葉に送られることによって植物は生きていられるのですよ。茎や葉に水分や養分を送っているのは、若い根や根毛という先端から伸びた細長い管です。太い成熟した根は、土から上の茎や葉を支えています。また水分や養分を摂るにはエネルギーが必要です。根は土の中の酸素を取り込み、葉の光合成でできたでんぷんと結合させ、エネルギーを作り出しているのです。つまり根は植物の生命維持のためには、欠かせない器官であるということなのですね。, もうひとつの根である気根は、地表のモンステラの茎から伸びてきます。モンステラは地表と地中に根を持っているユニークな観葉植物なのです。縦横無尽に出てきているだけに見えるモンステラの気根には、きちんとした役割があります。実は空気を取り入れる役割や、空気中の水分を吸収したり、余分な水分を排出したりする役割を持っているのです。また何かに巻きついて、大きくなる体を支える役割もあります。自生しているモンステラは、大木に気根を巻き付けて大きく生長していくのです。ちなみにモンステラ以外にも、ガジュマルやベンジャミン、ゴムノキにも気根が生えます。気根を伸ばして逞しく生きていく姿には元気がもらえそうですね。, モンステラがどんな観葉植物か、また気根とはどんなものかをご紹介してきました。それでは次に、上手なモンステラの育て方についてお話ししていきましょう。ぜひ参考にして下さいね。, モンステラが起こしやすい根のトラブルの代表的なものは、根詰まりです。生長に伴い根は土の中で生き場を失くし、鉢の底からはみ出してくることがあります。根詰まりを起こすと、水の吸い上げが悪くなったり、呼吸ができなくなります。そして結果として下葉が枯れたり、新芽が小さくなり、生長しなくなるのです。つまり鉢の底から根が見えたら、根詰まりのサインと言えるでしょう。また根腐れもモンステラが枯れる原因になります。根腐れは酸素不足が原因で、根が腐ってしまう状態のことです。酸素不足に陥る要因として、水のやり過ぎ、水はけの悪い土に植えられている、肥料焼けなどがあります。誤った育て方をすると、トラブルが起きてしまうのですね。, 植物を育てる上で水やりは大切ですが、正しい方法で水やりをしないと根腐れを起こします。根腐れは観葉植物が枯れる原因になるので、正しい水やりの方法を心がけましょう。まずは水やりのタイミングです。土が乾いていたら、たっぷりの水をあげましょう。特に夏場は乾燥しやすいので、土の様子をよく観察することをおすすめします。必ず土が乾いている状態を確認してから水をあげましょう。次に水やりの仕方の注意点です。一度に水を大量にあげると水の勢いで土が鉢から飛び出してしまうので、少しずつあげましょう。もし受け皿に水が残っていたら、必ず捨てて下さいね。さらに水やりの方法を間違えるなどの不注意で、根腐れを起こした時の対処方法についてもお話ししましょう。まず根腐れを起こしているのかの見分け方です。下葉が枯れてきたり、全体的にしおれた感じになっていると、根腐れが疑われます。モンステラを鉢から出し、土を払って確認してみましょう。腐っているのがわずかであれば、腐っている部分を丁寧に切って鉢に植え替えて下さい。また思い切って茎を切って、水や土に挿して発根させてから植え替える方法もあります。ただし完全に腐ってしまうと茎も枯れてしまい挿し木ができなくなるので、本格的に腐る前に適切な方法で対処していきましょう。, モンステラは2~3年に1度、成長期の夏場にひと回り大きな鉢に植え替えるのが基本です。しかし、もし鉢底から根が飛び出していたら植え替えのサインです。根詰まりを起こしている可能性があるからです。酸素が不足して養分や水分を十分に吸収できなくなるので、ひと回り大きな鉢に植え替えましょう。また鉢に対してモンステラが大きくなり過ぎてバランスが悪い場合も、植え替えのサインです。根が鉢の中で行き場を失くしている可能性があります。ちなみに植え替えの際に鉢からモンステラを取り出してみると、古くなっていたり傷んでいたりする根を発見することがあります。切ってもいいのか疑問に思うこともあるでしょうが、傷んでいたり古くなっている部分は切っても大丈夫ですよ。不要な部分を切ることで、新しい根がぐんぐん伸びてきます。新しい部分がたくさん増えると水分や養分を多く吸収できるので、モンステラは大きく育ちます。大きく育てたくない場合は不要な部分を切って整理し、元の鉢に戻しましょう。, 熱帯生まれのモンステラは、夏の暑さには強く冬の寒さには弱い観葉植物です。モンステラの耐寒温度は5℃までなので、冬は家の中でお世話した方が元気に冬を越せます。明るい日陰を好むモンステラですが、冬場の日中は日陰ではなく明るい窓辺に置きましょう。夜の窓辺は冷え込むので、窓から離れたところに置いてあげてくださいね。またモンステラは高温多湿な環境を好みますが、土の加湿は嫌うという性質を持ちます。冬は温度が低く土が乾きにくいので、こまめに水をあげる必要はありません。こまめに水やりをすると土が湿った状態になりやすいので、根腐れを引き起こしてしまいます。トラブルを防ぐためにも、土が乾燥して2、3日してからたっぷりの水をあげましょう。水やりをした後は、必ず受け皿の水も捨てて下さいね。さらに部屋の中に置くと暖房の温風で葉が乾燥してしまうので、葉に霧吹きで水を与える葉水をしましょう。こまめな管理で、モンステラは元気に冬を越すことができますよ。, 置き場所や水やりなどのモンステラの管理についてお話ししてきました。適切な方法でトラブルを防いで元気に育てたいですね。さて次は気根についての様々な疑問を解決していきましょう。ぜひ参考にして下さい。, モンステラの気根は生えている姿が野性味を感じさせるので、そのまま伸ばして鑑賞するのも人気があります。しかし長く伸びてアンバランスになり、見栄えが悪くなることもありますよね。伸びすぎたら切っても問題ないので、お好みの長さで切って管理しましょう。ただし切り方には注意です。気根を根元から切らずに途中から切った場合、切った箇所から枝分かれすることがあります。切るのであれば根元からがおすすめですよ。また伸びて土の中に到達してしまった気根は、残した方がいい場合があります。なぜなら土の中に到達すると、土の中の根と同じ役割をするからです。土に伸びた部分は水分を吸収し、重くなった体を支えます。土まで伸びた部分を切ると、支えられていたモンステラがバランスを崩して倒れて見栄えが悪くなる可能性があります。切って見栄えを整えたい時は、土に届くまでに実行した方が安心ですね。, 最後になりましたが、そもそもモンステラの気根を伸ばすメリットはどこにあるのでしょうか。まずひとつめは、気根を伸ばしたモンステラのエキゾチックな姿を楽しめる点です。原生林を思わせる気根の生えたモンステラは、個性的で素敵なインテリアになりますよ。ふたつめはモンステラの根がトラブルを起こして再生できない場合に使える点です。茎を挿し木する際、気根が付いていると挿し木が成功しやすくなるのです。万が一の備えとして、気根を生やしておくと安心ですね。, いかがでしたか?今回はモンステラの気根がどんな役割を持っているか、そして植物の根の役割についてお話ししてきました。植え替えや水やりの方法に気を付ければモンステラの育て方は簡単で、気根や根も健やかに保てますよ。エキゾチックさとワイルドさを合わせ持つ人気のモンステラは、育て方が簡単なので初心者の方でも楽しめます。独特の葉が, Beer and Tech Co., Ltd. © 2014-2020.All RIGHT RESERVED , Hitohana(ひとはな)なら、送料無料、翌日配送可能、請求払い対応、法人様多数, は、お祝いのギフトやご自宅用のインテリアに、あなたにぴったりのお花や植物をお届けできるように. ついでに気根も長く挿し木する際に邪魔なので、ちょっと短くしました。 切り戻すとこんな感じ. エキゾチックで個性的な葉を持つ『モンステラ』。その魅力にひかれる方は多いことでしょう。しかし、「モンステラの種類の名前がわからない。」、「どんな場所なら元気に育つんだろう。」、「センス良く飾る方法を知りたい。」という悩みをお持ちの方もいるかもしれません。 ついでに気根も長く挿し木する際に邪魔なので、ちょっと短くしました。 観葉植物の中でもとても人気の高いモンステラは、大きな葉に独特の切れ目があるのが特徴的です。この葉も伸びすぎて倒れて折れることがあります。そうならないように事前に支柱を立てることが大切です。ここでは、モンステラの支柱の立て方や注意点をまとめてみました。 以前からあるモンステラですが、寒くなった今でもちゃんと元気に育っています。寒いので、成長のスピードは遅いですが、見事に乱れまくっています。そんなモンステラを見ていたら、気根についてあること気が付きました。すごいどうでもいいですが、メモ代わり 切り戻すとこんな感じ. 添付する写真を見ていただければわかりやすいのですがモンステラが横に広がるように成長し続けています・・・鉢の右手のように(写真では見えにくいかもしれませんが)土のない空中にまで根っこが伸びてきてしまいました。こうなってしま モンステラは茎の途中からも根がひげのように垂れ下がり、この根が気根と呼ばれます。土から出ている気根はカットしても成長に影響はありませんが、気根の生えたワイルドな姿も熱帯の植物らしく人気があります。