注2 業としてとは、受験者本人が建築物の環境衛生上の維持管理に関する業種の会社又はそれらの業務の担当部署等に勤務し、本来職務として又は主要職務として、上記実務を直接、反復継続して行うことをいいます。 幅広い知識と共に高いコミュニケーション能力が求められるビル管理の仕事、その資格合格のハードルはかなり高いものです。しかし、その有資格者は多くの企業などから求められる人材で、中には優遇対応をしている企業もあります。ここでは、ビル管理の資格についてまとめました。 昔、空手をやってたときに「球体のようになれ」とアドバイスされたことがあります。 注3 2年以上従事された方とは、試験日の前日までに通算して2年以上の実務期間がある方をいいます。書類提出時に通算実務期間が2年に満たない場合は、公益財団法人日本建築衛生管理教育センター国家試験課からの請求により、追加の実務従事証明書を提出していただき、受験資格に該当することが確認されてから受験票が交付されます。, 一定の広さを持ち、特定用途に使われる施設を運営するためには、建築物環境衛生管理技術者の選任は必要不可欠です。例えば、面積の広いショッピングセンターや都心のオフィスビルなどには必ず専任者が存在しているということです。建築物環境衛生管理技術者の需要は高いため、受験を希望する人数も多いことが予想されます。しかし、建築物環境衛生管理技術者は、実務経験がある人しか受験できません。, 建築物環境衛生管理技術者は、実務経験がある人しか受験できないとはいえ、その合格率は決して高いとは言えません。合格率は毎年変わっていますが、ここ10年でいうと4人に1人ほどしか合格者は出ていません。同様に、実務経験者しか受験できない国家資格「衛生管理者」がありますが、こちらはもう少し高い合格率となっています。とはいえ、国家資格の中でいえば建築物環境衛生管理技術者の難易度は普通と判断されています。, 派遣で働いている皆さんは、今の時給に満足していますか?もう少し欲しいなと思いますか?実は、派遣で働いている人の中には時給交渉をして、時給アップに成功した人もいます。彼らは一体どうやって時給交渉をしたのでしょうか?今回は時給交渉を成功させるコツをご紹介します。, 面接が苦手という人は多く、緊張するものです。しかし就職を勝ち取るには避けて通れないのが面接です。そこで面接で使う一人称について語りましょう。一人称はあなたの第一印象を決定づける重要な意味を持ちますので、基本的なビジネスマナーを紹介しましょう。, 二次面接で聞かれやすい質問・解答例とはどのようなものでしょう。特に一次面接との違いについても気になるとところです。この記事では、二次面接特有の質問や、転職、新卒などの状況別に、どのように二次面接で解答するか、具体的な例とともに解説したので参考にしてみて下さい。, 就職活動や転職活動などを行っているときに必ず必要となる履歴書。しかし、どんな履歴書を用意すればいいか悩むこともあるのではないでしょうか。今回は履歴書の紙質についてご紹介します。シチュエーションに合わせた紙質の履歴書を使用して、活動の参考にしてください。, 就職や転職をするとなれば自分を売り込むために自己PRを考える必要があります。不動産業界は人気も高いので入念に自己PRを練り上げる必要があります。今回は不動産業界の自己PRの作成のコツを例文を挙げながら新卒や未経験、転職などに分けてご紹介していきます。. (例)・受験資格に該当する用途・・・・共同住宅、保養所、寄宿舎、保育所、老人ホーム、病院等 確かに契約先を失うのは死活問題です。私の現場では、徹底させます! 目指すはデッカイ球体で!! 知識と経験のバランスも球体のようでありたいです。 「棒のようではバランスを崩しやすいが、球体のようになればバランスを崩さない」 記載されている内容は2018年05月11日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。, また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。, 幅広い知識と共に高いコミュニケーション能力が求められるビル管理の仕事、その資格合格のハードルはかなり高いものです。しかし、その有資格者は多くの企業などから求められる人材で、中には優遇対応をしている企業もあります。ここでは、ビル管理の資格についてまとめました。, ビル管理に伴う資格に「建築物環境衛生管理技術者(けんちくぶつかんきょうえいせいかんりぎじゅつしゃ)」という資格があります。この資格は、建築物の環境衛生の維持・管理を行う国家資格で、通称「ビル管理技術者」や「ビル管理士」と呼ばれています。特定建築物の所有者やテナントなどに対して意見を述べる権限や、その意見の尊重義務が法律で定められており、いわば特定建築物の管理における最高責任者として職務を行うということになります。厚生労働大臣指定の「日本建築衛生管理教育センター」が行う「建築物環境衛生管理技術者登録講習会」を受講したもの、または「建築物環境衛生管理技術者国家試験」に合格したものに免状が交付されます。, ビル管理を行うと一言でいっても、建築構造や設備、室内環境・衛生、水回り関連、清掃、害虫・ねずみ防除、廃棄物など、ビル管理に必要な知識は幅広く求められます。ビル管理にはその他にも、建築物内で生じる健康問題に関するさまざまな知識など、実務上必要な知識をはじめ、管理費、クレーム対応、官公署との連絡調整などのマネジメント能力も必要です。建築物衛生法においても、面積が3000平方メートル以上、学校においては8000平方メートル以上の特定建築物において、ビル管理の資格保有者の選任義務が定められており、また、ビル管理の資格を持つものは同法に基づく登録事業者の人的要件となることもできるとされています。, デパートや劇場、映画館といった商業施設、複数の事務所が集まるオフィスビルなど、ビルの使用目的はさまざまあります。ビル管理の主な仕事内容は、ビルの利用者が長時間安全・快適に過ごすことができるよう、ビル設備をメンテナンスすることです。, 以前のビル管理の仕事といえば、何か故障や問題が起こると、専門のメンテナンス会社へ連絡をするということが主な内容でした。ビルを含む多くの人々が使用する施設にはさまざまな設備がありますが、これらを安全に清潔に使用するためには、きちんとした知識を持って的確な管理を行うことが重要となります。電気やボイラー、動力などの設備に関しては、専門的な知識を持った業者にメンテナンスを依頼する必要があるでしょう。しかし現在では、ビル管理者自身も、専門的な知識を学んで資格を持ち、日常的な点検やメンテナンスを行えるようにしなければならなくなってきています。このように、ビル管理という仕事は表に出るような目立った仕事ではありませんが、ビルを利用する方たちの使用環境を安全に清潔に維持していくためには、ビル管理はなくてはならない仕事です。, 大規模に行われるメンテナンスなどは深夜に行われることが多いため、ビル管理の勤務形態は24時間体制で行われているところが大半です。また、娯楽・商業施設などは休・祝日など関係なく管理しなければなりません。お盆やお正月など、一般的に休日の時であってもビル管理は仕事を行う必要があります。また、ビル管理の仕事は細かい作業が多いため、手先が器用で一人での作業が苦痛にならない人に向いている仕事です。ビル管理をまとめる総括的な立場になれば、コミュニケーション能力も求められます。, ビル管理の資格保有者は、ビルマネジメント業やビルメンテナンス業の責任者、責任者候補として、また、建築物を所有している企業の管財・総務部門の管理職に就く人が多く、中にはビル管理の資格を昇進の条件としている企業もあります。ビルメンテナンス業においては、別に手当を出すなど、ビル管理の資格者を優遇していることも多く、求人も多数あるなど、ビル管理の資格は実務において活かせる資格であるといえるでしょう。, 建築物環境衛生管理技術者の試験は、年に一度、「日本建築衛生管理教育センター」によって実施されています。例年10月上旬の日曜日に実施されるのが一般的となっており、試験は午前と午後に渡って実施され、7科目の筆記試験で行われます。試験科目の内容は、ビル管理の仕事に関わる全ての項目から出題され、全科目の合計で65%以上の正解率、かつ各科目それぞれ40%以上の正解率で合格判定となります。科目ごとの合格というのはなく、7科目のうち1科目でも正解率が40%を下回ってしまうと不合格の判定となります。定められた合格人数というのはなく、65%の正解率をクリアしていれば全ての人が合格できます。, 建築物環境衛生管理技術者の資格合格率は、17~25%と言われており、受験者の約4人に1人の割合で合格しています。国家資格の中で考えれば、難関の資格と言えます。ビル管理2年以上の実務経験者しか受験できないとはいえ、今まで経験したことのない業務内容の分野からも出題されますので、試験を予定している方は念入りな受験計画を立て、早めに勉強を開始しましょう。試験科目については以下のとおりです。, 試験科目