吐く うらら さん 2007年2月26日(月) 8ヶ月のトイプードルについての相談です。 時々、消化途中のフードを吐きます。 だいだい食後3~4時間後位です。 これはフードの量が多すぎるのでしょうか?フードが合っていないのでしょうか? フードの食べすぎや水の飲みすぎで吐く、食後に激しく遊んでいて吐く、空腹時に胃液を吐く場合などが当てはまります。 吐き方や嘔吐物の色によって深刻度も原因も異なるため、吐いたからすぐに動物病院へ駆け込むといったことはなるべく控えた方がいいでしょう。, もちろん愛犬の年齢や状況によっては自己判断すると命に関わることもあるので、明らかに愛犬の様子がおかしい場合は信頼のできる獣医師にすぐ診察してもらう必要があります。, ここでは、犬が吐く時の原因や理由、またそれらに合わせた対処法や注意点を詳しく解説していきたいと思います。, 犬はもともと吐きやすい生き物です。これは犬に限らず四足歩行の生物に共通しており、横向きの胃、そして濃い胃液が出やすいことが理由となっています。, そのため、犬が吐いたからといってすぐに動物病院へ連れて行くのは避けた方がいいかもしれません。, 実際に深刻ではないケースも多いようなので、吐き方や症状をある程度見極めたうえで病院へ連れて行った方がいいでしょう。, そこで一番最初に知っておきたいのが、吐き方のタイプです。犬の吐き方には3通りあり、どんな吐き方をしているかで考えられる病気が変わってきます。, 食べた物の一部が残っている場合もあれば、完全に液体化しているものまで状態はさまざまで、時には胃液を吐くこともあります。, 嘔吐は深刻なケースが多いため、症状や嘔吐の回数・色などによってはすぐに動物病院へ連れて行くようにして下さい。見分け方については後ほど詳しく解説します。, 分かりやすく言えば、未消化のものを吐く、つまりそっくりそのまま食べ物の形が残っていることが多い吐き方です。, この場合、吐き出したものを再び食べることがあります。とくに問題はありませんが、再度吐かないように一旦処理された方が良いでしょう。, これは比較的、物を飲み込むのが難しいとされる子犬や老犬に起こりやすい特徴があります。, 見分け方としては、食べる時に咳込んだり、あるいは食べづらそうにしているといった様子を見せることがあるようです。, 時には、うまく吐き出せず「誤嚥性肺炎(ごえんせいはいえん)」を引き起こしてしまうこともあるので注意しましょう。誤嚥性肺炎を引き起こすと、呼吸が早くなるといった症状が見られるようになります。, 吐き方や症状を見極めることも大事ですが、嘔吐物の色を確認することも非常に重要です。, 獣医師には必ず「どんな嘔吐物だった?」と聞かれるので、うまく説明できない時は写真を撮ったり、嘔吐物をビニール袋に入れて動物病院へ持って行くようにしましょう。, 透明な液体・白っぽい泡・黄色っぽい液体のようなものを吐いた時は、病気の可能性が低いのでさほど心配する必要はありません。, ただし、何度も繰り返し吐いている、食欲がない、元気がないといった症状もある場合はすぐに動物病院を受診された方が良いでしょう。, 赤っぽい、あるいは茶色っぽいものを吐いた時は、消化器官の上部で出血を起こしている可能性があります。, 色の具合によって出血場所や病気が変わってくるので、できるだけ獣医師に嘔吐物を見せられるようにしておきましょう。, 吐いたものが明らかに黒い場合、消化器官の下部(小腸や大腸)で出血している可能性があります。色が濃いほど重症なので、迷わず病院で診察してもらいましょう。, よくありがちなのが、夕食が早すぎて朝食までの時間が長いパターンですね。あとはダイエット中だからと、餌の量や回数を極端に減らしている場合にも起こりやすいです。, 吐いたあとは無理に食べさせず、消化の良い餌を少しずつ与えながら消化器官を動かしてあげましょう。嘔吐が何日も続く場合は病気が疑われるので、すぐに病院へ相談して下さい。, 基本的に子犬は1日2~3回、成犬は1日2回、シニア犬は1日2~3回に分けて餌を与えることが望ましいです。, 犬はもともと早食いでガツガツと食べる生き物ですが、あまりにも勢いよく食べ過ぎて胃の収縮運動の能力が追いつかずに吐くことがよくあります。, ガツガツと食べてよく吐く場合は、一度に与える餌の量を少なくしたり、早食いを防止するフードボウルに変えてみるといいでしょう。, 犬もストレスが溜まると、人間と同じで自律神経のバランスが乱れます。すると胃液の分泌が盛んになるため、嘔吐をすることがあります。, ストレスの度合いが強いと嘔吐が何日も続くようになり、時には下痢、破壊行動、吠え癖、噛み癖なども引き起こすことがあります。, もしストレスの原因が分かるのであれば、すぐに改善をしましょう。思い当たる節がない場合は病気の可能性もありますので、かかりつけの動物病院で診てもらうことをおすすめします。, まずは日頃から愛犬の生活環境を見直し、負担になっていることはないか?居心地悪くなっていないか?など、愛犬目線で確認をすることが何より大切です。, 口の中に何か異常がある場合、ご飯を食べにくそうにしていたり、食べてすぐに吐き出すといった様子が見受けられます。時にはまったく食べないといった姿も見せるでしょう。, 考えられるのは口内のトラブルだけでなく、喉や食道に異常がある可能性もあります。いずれにせよ自己判断は良くないので、必ず獣医師に診てもらいましょう。, 口の中のどこにトラブルが起きているか分からないため、むやみに餌を食べさせ続けるのは良くありません。, どうしてもすぐに動物病院へ行けない場合は、できるだけ口・喉・食道に刺激を与えないやわらかい餌(ウェットフードや流動食など)、または栄養のある冷ましたスープを食べさせるようにしましょう。, 歯肉炎や歯周病に関しては、食べた後に歯磨きを行う習慣をつけていれば防げる病気です。, アレルギーが原因でよく吐く犬もいます。この場合は、食品に含まれる特定の成分に反応を示す食物アレルギーが主な原因です。, たとえば、ドッグフードを変えたら吐いた、今まで食べていたドッグフードを吐くようになったという場合、何か特定の食材に反応している可能性があります。, 吐く以外にも、目やに、涙やけ、皮膚のかゆみや湿疹、下痢などの症状が見られやすいのも特徴です。, 食物アレルギーの原因は個体によって異なるため、材料の少ないドッグフードや手作り食をいろいろ試していきながら愛犬のアレルゲンを見つけていくといいでしょう。, 動物病院でアレルギーの血液検査を受けることもひとつの方法ですが、必ずしもアレルゲンを特定できるとは限りません。, あくまでも補助的な検査になりますので、できれば時間をかけて低アレルゲンドッグフードや手作り食をいろいろ試して反応を見ていくことをおすすめします。, 犬が嘔吐を繰り返している時、獣医師は必ず胃や腸管が塞がっていないかをチェックします。なぜなら、それだけ犬の胃や腸管のトラブルが多いからです。, この場合、嘔吐以外にも苦しそうに吐く、ぐったりしている、なかなか思うように吐けないといった様子を見せることもあります。, 状況が悪化すると命を落とす恐ろしい病気が潜んでいる可能性もあるため、嘔吐が1日3回以上、あるいは何日も続いているようであればすぐに動物病院へ連れて行きましょう。, 胃捻転や腸捻転は食後すぐの激しい運動、胃拡張はドライフードを食べた後の水のガブ飲みが主な原因と言われています。, 胃や腸に異常があるかもしれないとは思っても、それを見極められるのは誰でもない獣医師です。自己判断は良くありません。, 嘔吐を繰り返している時は24時間は何も飲ませたり食べさせない方が良いとされているので、必ず動物病院へ相談し、可能であれば嘔吐物の写真や実物を持って受診しましょう。, 食後にすぐ運動をする習慣がある場合は、食後2~3時間以内はのんびりと過ごす時間をつくるようにしてみて下さい。, 先ほど紹介した胃や腸のトラブルとは違い、こちらは主にウイルスや寄生虫の感染による消化器官の炎症が原因です。, ウイルスや寄生虫に感染すると胃や腸に炎症が起きやすく、時には血便や下痢を伴いながら嘔吐を繰り返す場合もあります。, 他にも、服用している薬の副作用によって炎症が引き起こされることもあるようです。とにかくぐったりしていて、起き上がるのもやっとといった様子を見せます。, この場合も早急に動物病院で治療が必要となります。感染症の種類によっては他の犬に移ることもあるため、むやみに外出したり、嘔吐物に素手で触れないようにしましょう。, 消化器官以外にも、ホルモンやその他の臓器の病気によって引き起こされる嘔吐もあります。, 嘔吐以外にも、下痢、発熱、食欲不振、元気がない、多飲多尿などの症状が同時に見られることもあるでしょう。, 水をたくさん飲む、おしっこの回数が多い場合は腎臓やホルモンの病気、メス犬なら子宮蓄膿症などの病気が考えられます。, 早急に動物病院で治療が必要となります。不自然なほどに水を飲んでいる、何度もおしっこをしたがるといった様子があったら、迷わず動物病院へ相談するようにして下さい。, 熱中症の場合は、室内の温度を22度前後、湿度を60%以下に保つことで予防することができます。, 外飼いの場合は直射日光が当たらないよう工夫をし、涼しい風が通り抜けられるような環境を作ってあげましょう。, もしも中毒性のあるものを体内に入れてしまった場合、激しい嘔吐、下痢、呼吸が荒くなる、ヨダレを垂らす、痙攣などの症状が見られ始めます。, とくに子犬や小型犬は、どんなに小さなものでも喉や食道に詰まらせやすいので注意が必要です。, 異物が喉に詰まると咳込んだりヨダレを大量に垂らすといった様子があり、異物が腸に詰まると腸閉塞を引き起こしてしまうこともあります。, 誤飲誤食した内容によっては、早急に動物病院で検査を受ける必要があります。誤って何か飲み込んでしまった場合は、愛犬のその後の様子をしばらく観察するようにしましょう。, 心配な場合は動物病院へ連絡をし、飲み込んでしまったものと愛犬の様子を伝えて早めに相談しておかれることをおすすめします。, 中毒性のあるものや異物の誤飲誤食を防ぐためには、飼い主さんが日頃から以下のことを意識して行うことが大切です。, とくに農薬や除草剤に関しては、犬への嫌がらせでむやみに除草剤をあちらこちらに撒く人がいるため注意して下さい。散歩のときは草を食べさせないようしつけることも大事です。, 草を食べて吐く犬はすごく多いです。我が家の愛犬も、庭の草を食べてたまに吐き出しています。, 実はこれ、決して悪い吐き方ではないので心配する必要はありません。犬にとって草を食べることは自然現象で、体に溜まった悪いものを吐き出すために食べるのだそうです。, とは言え、食べ過ぎには注意が必要ですね。何か不調があってムシャクシャ食べている可能性もあるので、異常なほど食べる場合は獣医師に相談しましょう。, 散歩中むやみに草を食べさせるのは危険なので(除草剤が蒔かれている可能性があるため)、なるべく道端の草を食べさせないようしつけることをおすすめします。, ただ、愛犬がどうしても草を食べたがる時もあるかと思います。そんな時は以下の方法を取り入れてみるといいでしょう。, 車に乗ることに慣れていない犬は、ちょっと乗っただけで吐くことがあります。これは車の振動に慣れていなく、平衝感覚が乱れて胃液がたくさん出てしまうことが原因です。, この場合は一過性の嘔吐がほとんどですが、何回も続くようであれば病院を受診しましょう。, 車に乗る機会があり、かつ乗るたびに吐いてしまう場合は以下の方法を取り入れてみるといいでしょう。, 車が苦手な犬に、無理やり車を好きにさせる必要はありません。余計なストレスを与えないよう、犬の気持ちを尊重することも大切です。, ワクチン接種をした後に、薬の副作用で嘔吐してしまうことがあります。比較的ワクチンを初めてする犬に起こりやすいのですが、何度か経験している犬でも注意は必要です。, 副作用による症状は、数分~1時間以内に起こる呼吸困難・震え・低体温症・チアノーゼ、そして1~24時間以内に起こる皮膚の赤みや顔の腫れがあります。, 再び元気になることがほとんどではありますが、翌日になってもひどい場合は病院に相談しましょう。, ワクチンの接種は、愛犬の体調が万全であることを確認した上で行いましょう。少しでも体調が悪いと副作用が出やすいので注意が必要です。, 可能であれば午前中に受け、接種後30分は病院内で待機されるといいでしょう。こうすることで、万が一ワクチンショックが起きた場合でもすぐに対応してもらえますよ。, 動物病院が遠い、なかなか行きづらいといった場合は、まずは電話でかかりつけの動物病院に相談されるといいでしょう。, その時、愛犬の状態を詳しく説明できるようにしておくと、より的確なアドバイスをもらいやすくなります。, ただし、好奇心による誤飲誤食で吐くことも多いので油断は禁物です。口にしてしまいそうなものは近くに置いていないか?しっかり確認しましょう。, 犬も加齢とともに消化力や筋力が衰えてくるので、食べたものをうまく消化できなかったり、うまく飲み込めずに吐くこともよくあります。, ただし、老犬の場合は何らかの病気で吐いている可能性もあるということは常に頭の片隅に置いておいた方がいいでしょう。, 何度も嘔吐を繰り返したり、いつもと様子が違う場合は必ず病院へ相談するようにして下さい。, 犬が吐いたあとの食事や水分の与え方ですが、基本的に元気な場合は2~3時間経ってから餌と水を与えるようにします。, 吐いたあとに絶食・絶水の時間を設けてあげないと、胃が十分に休みきっていないので再び吐いてしまう恐れがあるため注意しましょう。, もしも元気がない、嘔吐がひどいといった症状が見られる場合は、丸1日絶食をして半日くらいは絶水をするようにします。, 老犬の場合は絶食が大きな負担になることもありますから、必ず信頼のできる獣医師に相談した上で適切な対応をするようにして下さい。, 最後に、吐いてしまった犬を動物病院へ連れて行くときの注意点について触れておきます。, 診察を少しでもスムーズにするためにも、できるだけ以下の項目を詳しく伝えられるようにしておきましょう。材料が多いほど、原因が特定しやすくなります。, 嘔吐物やうんちは直接持参できるのが一番いいのですが、難しい場合は動画や写真を撮っておくことをおすすめします。, しかし中には深刻ではないケースもあるため、どんな吐き方をしているか?愛犬の様子はどうか?他にどんな症状があるか?などを冷静に見極めることが大切です。, もちろん症状がひどそうな場合、いつもと様子が違うといった場合は、すぐに動物病院で検査をしてもらいましょう。早期発見・早期治療が命を救います。, 吐いた時に初めて愛犬の病気を知ることがないよう、定期的に健康診断を受けることを強くおすすめします。, ドッグフードの神様では、全部で158商品のドッグフードの成分分析を徹底的に行い、どのドッグフードにどれぐらいの危険性があるかという安全面やコストパフォーマンスなど、多角的な視点からSランク~Fランクの格付けを行っています。. 猫はもともと、吐く頻度の多い動物です。しかし、吐き方によっては、心配なものも、問題がないものがあります。毛玉を吐く前に聞いたことのない鳴き声で鳴く猫や嘔吐を繰り返したり吐き続ける猫は動物病院へ連れて行ったほうが良いかもしれません。 犬が吐く原因 生理的な原因による嘔吐 生理的な原因で吐いていることがわかっていれば、危険度は低いと考えられます。以下のような状況は、生理的な原因であると考えられます。 長時間の空腹状態が続いた後、泡状の白い黄色い液体を吐いた。 将来は、保護犬の活動の一環として保護施設にいる子たちの避妊手術を寄付できるよう現在活動中。, 老犬が食べない。余命のことを少し話そうと思う。水しか飲まない時にしてあげられること. 老犬が食べ物や水を吐き出すととても心配になります。老犬の「吐く」という行為には「吐出」と「嘔吐」の2種類があります。それぞれ、原因と対処方が異なるので、老犬が「吐出」か「嘔吐」のどちらをしたのか、をある程度把握しておくことが重要です。 愛犬が突然吐いた時、心配になると思います。吐き戻しの原因によっては、心配いらない吐き戻しもありますが、中には早急に動物病院に連れて行かないと命の危険に晒されることもあります。どんな吐き戻しが大丈夫で、どんな吐き戻しが危険か、見極めるポイントをお話ししたいと思います。 犬の「吐く」は3種類あります。そしてその原因と対処を知っておくことは、その後の適切な治療のスタートにもなります。犬はもともと人間より吐くことの多い動物。特性を知り、適切な対応をとることが大事ですね。このページでは犬が吐いたらどうするか? 犬はストレスが掛かると「自分を安心させる」「相手を安心させる」こうした理由から、あくび、伏せる、震える、視線を外す、鼻を舐めるといった「カーミングシグナル」という仕草を見せます。 ・精神的に不安定 ・神経質 ・安心できる場所や時間がない ・警戒心が強い このような特徴のある犬の場合、頻繁にカーミングシグナルを出し、それでも状況が改善されずにストレスが掛かり続けると心の病気になってしまうことがあります。 このような犬の場合、なにか大きなストレスが掛かると、震える他 … 犬が吐く原因は本当にさまざまです。 吐き方や嘔吐物の色によって深刻度も原因も異なるため、吐いたからすぐに動物病院へ駆け込むといったことはなるべく控えた方がいいでしょう。 【獣医師監修】犬は体の構造上、人間よりも吐きやすい動物です。ひとえに”吐く”といっても、吐き出した物の色や形などによって原因も対処法も異なり、病気が疑われるケースもあります。焦って自己流で対処することが悪化させる要因になってしまうことも。 「吐く」犬・猫の病気について知るなら、症状から調べられるsippo(シッポ)の症状辞典。朝日新聞社が運営するペット情報サイトsippo(シッポ)では、獣医師会の協力や記者の取材のもと、ペットとの暮らしに役立つ情報・サービスを提供しています。 犬は特に有害作用がなくてもさまざまな理由で草を食べることがありますが、別の理由で体調の悪い犬が草を食べ、胃の内容物を吐く場合もあります。おそらく、不調の原因であろうものはすべて取り除かれているでしょう。 ariga10, 毎日の生活の中で、食事は切り離せないものです。もっと言うと、一日の中で遊びと同じくらい、食事が楽しみだったりします。, そんな楽しみだった食事が一気に苦しみに変わる場合があります。それは老犬の場合に当てはまるのですが、何かわかりますか。, 食事の後に吐くことです。老犬は身体もだんだん衰えてきますが、内臓系にも老化現象がおこります。, 突然愛犬が吐いてしまうと、驚いてオロオロしてしまうと思いますが、そこは冷静になって状況を把握すること。, 後で病院に連れて行く場合でも、状況を詳しく説明できた方が治療の参考になるので、細かくチェックしましょう。吐いた時間、回数、吐しゃ物の様子(写真が撮れたら、写真も)など、メモをとると、病院での診察時に役立ちます。, 老犬が嘔吐する場合は、老化現象により消化器系の機能が衰えているから、食事を摂っても消化できずに吐いてしまったりします。, 食事の直後に固形物をそのまま吐いてしまうことを「吐き戻し」といい、原因は消化不良によります。, それとは違い、白い泡のようなものを吐く場合、この白い泡は「胃液」で、胃酸過多やストレスがある場合にこのような吐く行為がみられます。, また、消化した後に吐く場合は「嘔吐」と呼び、こちらは病気が考えられるため、すぐに病院へ行きましょう。, 黄色い液体を吐く場合、この色の液体は「胆汁」です。消化不良や食べすぎによるため、病気ではなさそうです。, 茶色い液体を吐く場合、これは出血の血が酸化して色が変わった状態。十二指腸潰瘍や胃潰瘍の可能性があります。, 黒いものを吐き出す場合、小腸や大腸で出血したものが酸化していると考えられるため、すぐに病院に連れて行ってください。, 消化器官が衰えてくることで起こる消化不良。この消化不良が原因で、繰り返し吐く場合は注意が必要。, 老犬が嘔吐する、ということは、体力がない上、吐くことで相当な体力を奪われます。そして、体内の水分が過剰に外に排出されることにより体内の水分バランスが崩れ、ますます体調不良に陥ります。, 重篤な場合だと、血圧が低下しショック状態になることがあるため、すぐに病院に連れて行き手当をうけること。, 老犬が嘔吐する場合、重篤な病気が隠されている可能性もあるります。脅すわけではないのですが念のため、頭に入れておくとよいでしょう。, 巨大食道症とは、食道が伸び切ってしまい食道と胃の間が狭くなって食道内に食べ物が残ったせいで苦しくなり、嘔吐します。, 胃にものが運ばれないため、栄養を摂ることができないので衰弱していきます。嘔吐を繰り返すと肺炎になることがありますので注意が必要。, 繰り返しになりますが、老犬になると消化器系の器官が衰えてくるため、嘔吐しやすくなります。, 食べ物を飲み込もうとしたとき、急いで食べると間違ってむせてしまい、吐くことがあります。, 老犬になると加齢に伴い、消化器官も弱くなります。病気にもなりやすくなります。しかし、一日でも長くしかも健康でいてもらうには、正しい食事は欠かせません。, 根本的な改善を求めて犬の食事を考えた際に、犬のルーツを調べました。そして、犬のルーツはオオカミで、オオカミは元々犬は穀物を摂らない生き物だったのです。, これを見て、穀物が入っていないドッグフードを探しました。そして、グレインフリーという種類の穀物を使っていないドッグフードがあることを知りました。, 色々調べた結果、あるドッグフードに出会いました。歯のないシニア犬でも食べられる、生食タイプ。そして完全グレインフリーで老犬に必要な栄養がちゃんと含まれている。, 生食タイプなので、老犬になり消化器官が弱ったワンちゃんでも食べさせられます。このウエットタイプドッグフードが良い点は、手持ちのドライドッグフードと混ぜてあげることも出来ること。, 保護される犬は仔犬や若い成犬ばかりではありません。中には、老犬になって捨てられたり、パピーミルで仔犬を産むだけ産まされて、役に立たなくなったから、と言って捨てられるワンちゃんもいます。, そのようなワンちゃんたちは、おそらく病院に連れて行かれたことはないのでしょう。歯も抜け落ち、病気を抱えている子もいます。人間を信用していない子もいる。保護されてから、ごはんを拒否する子もいます。, 保護されたワンちゃんたちは、次に引き取って下さる家族の負担にならないように、ドライドッグフードを食べさせていますが、こういった問題を抱えているワンちゃん(歯が無かったり、食事を拒否したり、老犬で食が細かったり)のために、この「カナガンドッグフード チキン ウエットタイプ」を利用しています。, 封を開けた時の香りが、まず良い!この匂いで食欲がわきます。そして、食べた時の食いつきが全然違うことがわかります。, 手作りのごはんは素晴らしいのですが、新しい家族である次の飼い主さんの負担になるといけないため、保護されたワンちゃんたちは手作りではなく、ドッグフードにしているのです。新しい飼い主さんが手作りごはんに変えるのは大歓迎です!, 「カナガンドッグフード チキン ウエットタイプ」は、手作りのごはんに匹敵するくらいの栄養がありますが、手作りごはんのように、作る手間が要らないため、飼い主さんの負担になりません。, わたしたち人間もそうですが、食欲が無くなると一気に元気がなくなります。逆にいうと、食欲が湧けば元気にもなるのです。それ程、食事というのは大事。食が細くなった・・・と思ったら、すぐにドッグフードを変えてみましょう。, ちなみに、このカナガンドッグフードを最安値で買える方法はないかと検索したところ・・・。, ドライタイプはamazonで販売しているのですが、残念ながらウェットタイプはAmazonでは販売していませんでた。, 担当者に電話で聞いたところ、ウエットタイプは公式サイトでのみ販売しているそうです。, 愛犬の癌について、こちらの記事も読まれています➡老犬、癌でした。痛みがあれば緩和ケアを、そして余命について。, 老犬に限らず、犬は何でも食べてしまうため異物を誤飲してしまい嘔吐するケースも少なくありません。, 我が家の出来事ですが、朝起きたらペンケースが壊れされていて全てのボールペンが噛み砕かれていました。, しかし、どこを探しても赤いボールペンが見当たらない。そういえばさっきから咳をして何かを出そうとしている・・・, それから数日後、得意そうに赤いボールペンを咥えて歩いてくる愛犬。この時ばかりは、ボールペンを飲み込んでいなかったということが分かり、安堵で涙が出ました。, 犬は興味があれば、何だって食べてしまうため、手の届くところに置いたままにしてしまった、わたしが悪い。, また、実家で祖父が飼っていた犬は散歩の途中毒を食べてしまい、血を吐いて亡くなりました。「ちくわ」に仕掛けてあったネズミ駆除用の毒でした。, 生活している空間の中で、何が彼らの興味を引くか分からないし、街を歩けば犬には猛毒なものも落ちている。飼い主であるわたしたちは、そういったところまで細心の注意を払わなくてはいけません。, 「吐く」と、いうこと一つとっても、様々な原因と症状があります。覚えるべきは「色が付いた液体を吐いたら、すぐ病院!」です。, シニア犬のフードについてはこちらの記事を参考に→シニア犬に最適なフードはコレ!老犬の症状別ドッグフードについて, 「老犬のためにわたしたちが出来ること」こちらの記事も読まれています→老犬が食べない。余命のことを少し話そうと思う。水しか飲まない時にしてあげられること, 「老犬の呼吸について」こちらの記事も読まれています→老犬の最期の呼吸について。後悔しないために、最期の様子を見極める, このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください。, 幼いころから身近に犬がいる生活を送ってきたので、犬のいない生活は考えられません。ジャーマンシェパード、シェルティ、雑種・・・, どの子も拾って来たり、もらってきたワンちゃん。でも、愛情をもってちゃんと最後まで一緒に暮らしたおかげで、彼らの素晴らしい個性に出会うことができました。, 彼らと過ごしたかけがえのない時間を振り返りながら、老犬の介護、老犬との暮らし方を綴っています。, そして、現在の我が家の愛犬は、元保護犬のワンちゃんです。とても賢くて、表情や感情表現が非常に豊かです。わたしは彼から愛情をたくさんもらっています。, 最近、保護犬という言葉も耳慣れてきましたが、お散歩中のワンちゃんを見渡すと保護犬のワンちゃんはそう多くない。, お散歩中にすれ違う方はほとんど「足が長くてかっこいいね」「無駄に吠えなくてお利口ね」と褒めて下さいます。, 彼らが怪訝な顔をする理由は「どこで生まれたかも分からないし、親が分からないのは不安じゃないのか?」とか「保健所にいた犬=凶暴」という固定観念があることが分かりました。, 愛犬たちとの体験を踏まえて、老犬について記していきたいと思います。そして、保護犬に対しても皆様の前向きな理解につながればいいなと思います。.