var microadCompass = microadCompass || {}; 『未来少年コナン』(みらいしょうねんコナン)は、日本のアニメ作品。日本放送協会 (NHK) にて、毎週火曜日19時30分(日本時間)からの30分放送枠で、1978年(昭和53年)4月4日から10月31日にかけて放送された。全26話。製作会社は日本アニメーション。監督は宮崎駿。, 宮崎駿が全話の演出を担当した、実質的な監督デビュー作であり、またNHKが放映した最初の国産セルアニメーションシリーズでもある[注 1]。従来、『少年ドラマシリーズ』などの青少年向け番組は18時台に放送されていたが、ゴールデンタイムにおける視聴率の大半を児童および青少年が占める状況を鑑み、19時30分からを「ファミリーアワー」として、本作もこの時間枠に放送することとした[1]。火曜日19時30分からの30分間は、この作品以後しばらくの間アニメ番組枠となった。, 本放送時の視聴率は、関東地区で平均8%と振るわず、最高視聴率も14%(第25話)に留まった[2]。NHKはPRのためNHK受信料徴収の際、同作品のシールを渡したこともある。後に再編集によって映画化されたが、その際には一部のテレビ版製作スタッフの意図に反して編集されたため問題になった。, 制作が遅れ、26話作るために1年3ヶ月を要した。間に合わない際はNHKも特番を放送するなど制作サイドの都合に対応していたため、宮崎は「NHKだからできた」とも振り返っている[3]。, 第1話の作画は大塚康生が担当していたが、美少女であるはずのラナが不美人に描かれていることにショックを受けた宮崎は、8話まですべて原画をチェックしている[4]。, アメリカの小説家アレグザンダー・ケイのSF小説『残された人々(原題:The Incredible Tide)』を原作としている。日本アニメーションがNHKにアニメ企画を提示した中の1本だったというが、本命企画ではなく、宮崎に日本アニメーションから監督依頼があったときもその本命の別作品の監督依頼だったという[5]。, 中島順三プロデューサーによれば、NHK初のテレビアニメシリーズということで企画に応募した当初、日本アニメーションが手がけてきた世界名作劇場同様「家族で見られるようなものを」と考え、フランシス・ホジソン・バーネットの『秘密の花園』をアニメ化しようと思っていた[注 2]。しかし、中島は折からのアニメブームを考慮して「小学校5、6年生に向けた冒険活劇にしよう」と考えを変更し、幾つか提示した作品の中からNHK側が『残された人々』を選んだ。中島が監督に抜擢した宮崎は最初こそ「こんなものアニメにならないよ」と難色を示したが、後述のように設定やストーリーを大きく変更すること、作画監督に大塚を起用することを条件に監督を引き受けた[6]。, 原作は冷戦中の東西対決を背景とした、イデオロギー色の強いペシミスティックな内容であり、宮崎はこれをそのまま子供たちに見せることを嫌がったため[7]、ストーリー及び登場人物については大幅に改変・脚色が加えられている。舞台は架空の最終戦争から20年経過した世界に変更されているほか、例えば、主人公のコナンはアメリカ的自由主義社会を背負ったハイティーンの少年から豊かな自然の中で育ったプレティーンの自然児に、敵役の登場人物はロシア人を思わせる人名で社会主義国の官僚的な人物像のマンスキーやレプコから戦災孤児という背景を背負って成長したモンスリーとレプカに、それぞれ変更されている。そのため宮崎は、ハイハーバーをアメリカ、インダストリアをソ連とする原作に立ち戻っての見方には不快感を表明している[2]。, 本作を見たことでアニメ業界を志したクリエイターも多い。本郷みつる[8]、摩砂雪[9]、井上俊之[10]、田中達之[11]、舘野仁美等。スタジオジブリ作品の常連となったアニメーターの高坂希太郎も高校時代に本作を見て、宮崎駿と仕事ができる可能性のあった作画スタジオのOH!プロダクションに入社したという[12]。平松禎史にとっては、絵を動かすことの面白さを教えられた作品であり、パラパラマンガを描くようになったという、いわばアニメーターとしての原点となっている[13]。, 本作に絵コンテで参加した富野由悠季は、『戦闘メカ ザブングル』を監督するに当たって、本作を模倣する所から始めたと語っている[14]。また、当時新人だった押井守は、本作の絵コンテ集によってレイアウトを学び、高畑勲の絵コンテでのラオ博士の扱いでキャラクターを立たせる「戦略的な演出」を理解したという[15]。, 初めてTVシリーズアニメの監督をした宮崎自身も本作を通じ、改めてアニメの良さを感じたという[16]。, 1995年に公開されたアメリカ映画『ウォーターワールド』が本作の影響を受けているのではないかという指摘がある[17][18]。, 続編の構想は放映終了後の1980年代初頭から立ち上げられており、宮崎はNHKでのTVアニメシリーズ第2作『海底世界一周』として企画したが[19]頓挫、後にその企画をスタジオジブリで転用、1986年にアニメ映画『天空の城ラピュタ』として公開した。残された企画も1990年に『ふしぎの海のナディア』として作品化された。, 1999年にTBS系列にて『未来少年コナンII タイガアドベンチャー』が放映された。作品のコンセプトは「『未来少年コナン』の世界観をモチーフとした冒険」とされているが[注 3]、内容に直接の関係はなく、前作と同じなのは製作会社や超磁力兵器などの一部の設定、動きを強調したアニメーションになっていることくらいであり、所謂精神的続編に近い。両作ともに関わっているスタッフも、監督の早川啓二などごく一部である。作品のタイトルも、放送後期の第15話より、「未来少年コナンII」の部分が削除された。, 西暦2008年、核兵器以上の威力を持つ「超磁力兵器」が用いられた最終戦争が勃発。五大陸は変形し地軸も曲がり、多くの都市が海中に没した。, 戦争から20年後(西暦2028年)、「のこされ島」と呼ばれる小さな島に墜落した宇宙船(ロケット小屋)で、コナン少年は「おじい」と二人で平穏に暮らしていた。ある日、海岸に少女ラナが漂着する。彼女はハイハーバーという島で暮らしていたが、科学都市インダストリアの者たちにさらわれ、隙を見て逃げ出したのだった。しかし、ラナを追ってのこされ島にやってきたインダストリアの行政局次長・モンスリー達によって、ラナは再び連れ去られ、おじいはラナを守ろうとした最中でロケット弾の暴発により致命傷を負う。死期が近付いていることを悟ったおじいは、コナンに島を出て仲間を見つけるよう告げて息を引き取った。コナンは深い悲しみに暮れるが、やがて落ち着きを取り戻しておじいを埋葬し、ラナを救うため、そして仲間を見つけるために島から旅立つ。, インダストリアは、前時代の巨大な塔(三角塔)を中心とした都市である。インダストリアの指導者たちは、太陽エネルギーシステムを復活させるため、その技術を持つラオ博士を探していた。インダストリア行政局長であるレプカは、このシステムを利用して都市の地下に眠る巨大な爆撃機ギガントを再起動し世界征服を成し遂げるつもりであった。失踪していた博士を見つけ出し従わせるために、テレパシーで彼とコミュニケートできるという孫娘のラナを拉致させたのだった。コナンは、旅の途中で知り合った少年ジムシィや、運搬船「バラクーダ号」の船長ダイス、ハイハーバーでの戦いを経て改心したモンスリー、都市の地下に住むルーケを中心とした住民たちと協力し、独裁をはじめたレプカと対決して一旦は放逐することに成功する。その前後からインダストリアは地殻変動に見舞われており、ラオ博士は住民脱出のために太陽エネルギーシステムを復活させる。しかし、少数の部下たちとともにインダストリアに舞い戻ったレプカは、太陽エネルギーシステムを利用してギガントを復活させる。コナンたちはレプカの野望を阻止するべく、離陸したギガントに乗り込んで大暴れする。これによってギガントは航行不能な状態にまで追いやられ、海に墜落して大爆発を起こし、レプカは運命を共にする。, コナン・ラナ・ジムシィたちは、ダイスの船で「のこされ島」に移住することになる。のこされ島があるべき場所には見知らぬ巨大な島があった。コナンは、その島の高い山の頂上に、懐かしいロケット小屋を見出す。さらなる地殻の変動が「のこされ島」を変貌させていたのだった。コナンたちは新天地での生活を始める決意を新たにする。, 記載内容は、1. どうしますか? 『未来少年コナン』(みらいしょうねんコナン)は、日本のアニメ作品。日本放送協会 (nhk) にて、毎週火曜日19時30分(日本時間)からの30分放送枠で、1978年(昭和53年)4月4日から10月31日にかけて放送された。 全26話。製作会社は日本アニメーション。 監督は宮崎駿 nhk“録画失敗”続出の「未来少年コナン」最終回 再放送決定「ご準備を」都構想開票速報が長引き [ 2020年11月5日 18:10 ] 東京・渋谷のNHK社屋 第3話 はじめての仲間 第11話 脱出 ブライアック・ラオ博士:山内雅人 【ネタバレ注意】アニメ「迷家-マヨイガ-」をすべて観終えたので、感想+総括を述べる, アニメ「Charlotte(シャーロット) 」良かった点・疑問点・反省点を述べる(総括感想), 僕街OPのRe:Re:が世界観にピッタリ!ノイタミナとアジカンの親和性が素晴らしい. Copyright(c) 2015 YUJIの日々挑戦記 All rights reserved.
(adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({}); Copyright© nhk“録画失敗”続出の「未来少年コナン」最終回 再放送決定「ご準備を」都構想開票速報が長引き [ 2020年11月5日 18:10 ] 東京・渋谷のNHK社屋 2位 風の谷のナウシカ 母をたずねて三千里(フィオリーナ) 1984年. れんらくちょう 未来少年コナン(ラナ ) 1980年. 第19話 大津波 市川團十郎)、バラクーダ号は弁天丸というのが初期構想での名前だった[21]。また、プラスチップ島で資源を回収する場面などで分かるが、そこに落ちているゴミの形体は、例えばポリバケツなど明らかに日本製品を意識して描かれていると、評論家・岡田斗司夫は語っている[21]。岡田の推定では、この島のモデルは東京湾にある夢の島で[21]、しかしその面積はずっと大きく、東京都区部くらいあるのでないかとしている[21]。また、岡田の推定では、のこされ島のモデルは東京都心部だった地域で[21]、面積は東京都区部の1区程度、位置は小笠原諸島あたりとしている[21]。ただ、地軸が歪んでしまった(超磁力兵器の影響で地球のコアが大変化を来したはず[注 8][注 9]で、自転軸が傾いてしまった)世界なので、東西南北の位置関係が大きく変化しており、日本列島だった地域から真西に進むとロシアの沿海地方だった地域に突き当たり、そこがインダストリアだという[21]。プラスチップ島(≒夢の島)はのこされ島(≒小笠原諸島)からインダストリア(≒ロシア沿海地方)へ行く途中の地点にあると推定している(※のこされ島とインダストリアの距離は『最高時速360kmのファルコでおよそ半日かかる』と作中で語られており、この点でも辻褄は合っている[21])[21]。初期構想の時点ではまだ設定も決まっていない部分が多く、インダストリアの古い地下都市などは、小さな子供だった息子の吾朗から尋ねられた際にまだ何も考えていなかったので、そこから構想を練り始めたと言っている[21]。東映アニメの映画『太陽の王子 ホルスの大冒険』でやり残したことを全部やろうと思ったとも、宮崎は言っている[21][31]。[注 10], 日本アニメーション社内班とOH!プロダクションの2班が作画として参加[36]。作画枚数は6千枚から7千枚をかけている[37]。作画監督は、大塚康生が単名でクレジットされているが、事実上、宮崎駿と大塚のダブル体制である[38]。特にラナに関しては、1話のラナの大塚の作画修整を見た宮崎駿が不満を持ち、2話以降のラナの作画監督は宮崎駿自身が行うようになった[39]。, 主題歌および劇伴をした池辺晋一郎にとって本作は初のアニメ作品であった。池辺の他の劇伴作品と比べてより明確な調性志向が強く、明るい音楽が多いのが特徴である。後述の映画版での音楽は藤家虹二。, クレジットされている脚本家は宮崎駿から渡されたシノプシスを元に脚本を執筆していたが、当時のプロデューサーにとってアニメには脚本が必要という慣例上そうしていただけで、実際にはその脚本はほとんど使われず、宮崎は直接絵コンテを描き下ろしている[40]。宮崎は脚本をあくまで叩き台として考えており、スケジュールが遅延して来たため、直接絵コンテから描くようになったと述べている[41]。, NHKのテレビシリーズをまとめた総集編『未来少年コナン』が1979年に劇場公開された。同時上映作品は、同じく日本アニメーション製作の『野球狂の詩 北の狼南の虎』。, 実写映画『海底大戦争』や『吸血鬼ゴケミドロ』などの監督作品がある佐藤肇が総監督(映画オープニングでは監督とクレジット)を務めた。物語はかなり改変されており、ハイハーバーやギガントの存在が割愛されている。主題歌を歌うのは研ナオコで、BGMはテレビシリーズと別な曲に変更されていた。, ラオ博士が死亡しなかったり、インダストリアが沈まないなどラストのストーリーは改変され[42]、テレビシリーズとはかなり異なった趣きに仕上がっている。急性声帯炎を押して収録したコナン役の小原乃梨子も複雑な気持ちだったことを明かし[43]、当時のファンの反応はあまり芳しいものではなかった。安直に総集編を劇場公開した関係者を批判する声も少なくなかった。ビデオやLDは1984年に発売されたが、現在絶版状態にある。, 本作を制作した日本アニメーションの社長・本橋浩一とニッポン放送のラジオプロデューサーだったドン・上野こと上野修が同級生だった関係から、ニッポン放送側から日本アニメーションに映画化の話が持ち込まれ、東映が製作協力と配給を行うことで製作が決定した[44]。, 監督の佐藤肇と脚本の今戸栄一は東映側のプロデューサーによる指名であった[44]。しかし、企画当初は、総監督には宮崎の就任が予定されており、雑誌「アニメーション」1979年5月号(すばる書房)で発表があり、宮崎もコメントを寄せていた。しかし宮崎はテレビシリーズの再編集というアニメ映画のあり方に反対で、テレビシリーズ全26話を劇場で上映するか、続編を新作映画として制作することを要求して衝突。この再編集版には一切関わらずに、自らの名前も監督から外させた[45]宮崎駿の作品歴から再編集版は省かれている。, 一方、映画を盛り上げるべく、1979年7月20日には、ファン1万人を集めて、日本武道館で「コナン・フェスティバル」を開催した。内容は、第1部が本作を上映しながら舞台上で声優が生アテレコを披露する「コナン・ストーリー」、第2部が作詞作曲した谷山浩子による劇場版主題歌の披露、第3部がささきいさお、堀江美都子、大杉久美子らアニメソング歌手と水島裕、神谷明、富山敬ら特別ゲストの声優によるアニメソング・ヒット・パレードというものであった[44]。, さらにニッポン放送は、映画公開の前日深夜となる1979年8月31日には『オールナイトニッポン』で4時間の生放送を行い、その中で新たに書き起こされた台本で本作の生ラジオドラマも放送された。演出は映画化を持ちかけたドン上野本人で[46]、声優もゲスト出演してファンと電話で交流したりもした[44]。, 2012年8月8日に、『夏休みアニメ特選』の1つとして本作をNHK BSプレミアムで放送[47]。この放送のために、デジタルリマスター化が行われた[48]。, 本作は、TVシリーズで人気の高かった「ギガント」「インダストリアの最期」「大団円」の3つの話を再編集したダイジェスト版である。宮崎駿は編集等にはタッチしていない。同時上映は『超人ロック』。劇場公開日は『風の谷のナウシカ』と同日だが、こちらの方はほとんど話題にならなかった。, 2Dアクションゲーム。「のこされ島」「インダストリア」「ラオ博士」「ハイハーバー」「救出」「ギガント」の6ステージで構成されている。スプライトとBG(バックグラウンド)を駆使したプログラムによるドット絵で再現したオープニングやエンディング、アニメーションシーンが挿入され、アニメと同じ声優陣による音声が流れる(ただしナレーションは阪脩、ガルは水鳥鉄夫に変更されている)。, 1995年10月20日発売。発売元:バンダイビジュアル。3DO向けのアニメのデータベースソフト。2種類のミニゲームも収録されている。, 3Dポリゴンのトゥーンレンダリングによる3Dアクションゲーム。「残され島編」「インダストリア編」「ギガント編」の3部構成。オープニングやエンディング、ゲーム中にテレビアニメから取り込んだアニメーションムービーが流れる。ゲーム中の声優は5人のみで、コナン以外は違うキャストになっている。, バンダイビジュアルが、1990年4月にレーザーディスク全7枚組のLD-BOXを39,600円で発売。バンダイビジュアルがディズニー作品の販売をしていたときのノウハウが投入され、『機動戦士Ζガンダム』のLD-BOXに抜かれるまで、『スター・ウォーズ』なども押さえてLD-BOXのセールス記録を保っていた[49]。1997年にはLD-BOXに使われたマザーを素材にDVD-BOXを発売。2001年になって、ニュープリント、ニューテレシネで新たにマスターが作成されて、日本語字幕と音声と効果音のみ収録したMEトラックも追加された仕様のDVDが再発売された[50]。さらに2008年1月には、本放送30周年記念として廉価版DVD-BOXが新たに初回限定で発売された[51]。2011年11月25日には、後述のフルHDリマスター版としてブルーレイが発売された。本編DISC(5枚組)にビスタサイズ版全話を収録した特典DISC(3枚組)が付属している。ニューマスターのDVDに収録されていたMEトラックは省かれたが、ノンテロップのオープニングとエンディング、第1話絵コンテ、イメージボードギャラリーが収録されている。, LD-BOX発売の際、第5話のレプカの「人非人(にんぴにん)」のセリフがカットされ以後DVDでもカットされたままだった。再放送では第3話のドンゴロスの「脳天パー」も合わせてカットされたこともあった。ブルーレイはいずれもカットされていない。, NHKで放送された「未来少年コナン」は29分の時間いっぱいに製作されたため、民放での放送はCMを入れるために再編集が施された。, フジテレビで初放送されたバージョンは、オープニング、エンディングの音源をオリジナルカラオケに差し替えて短く編集され、アバンタイトル(第2話以降)や予告、A、Bパートの間のパタパタアイキャッチはカットされている。本編A、Bパートは編集されていない[注 12]。地方局や独立局での放送ではこちらが使用されている。, 日本テレビでは1997年に独自にオープニングのみ歌入りで短く再編集したものを使用し、アバンタイトル(第2話以降)とA、Bパートの間のパタパタアイキャッチ、エンディングはカットされたが、本編A、Bパートの編集はされなかった[注 12]。1998年の再放送では再度オープニングの編集がなされ、1997年放送時とは別の短縮版となった。, テレビ東京ではアバンタイトル(第2話以降)とオープニングとA、Bパートの間のパタパタアイキャッチを省略し、エンディングのみフルで放送されたが、CM枠確保のため本編の一部がカットされた。, 2012年からは、マスターネガよりテレシネを再び行いフルHD画質にテレシネされたデジタルリマスター版が製作、放送された。これまで横4:縦3のスタンダードサイズで制作されたものが、上下をトリミングされた16:9のビスタサイズに変更された[52]。, 地方局や独立局はオープニング・エンディングの短縮とアバンタイトル、予告、パタパタアイキャッチを省略し放送。2013年からはアニマックスでも放送され、パタパタアイキャッチや予告が追加されている。, 2013年にはNHKが開局60年を迎えるのに併せ、2012年12月30日にNHK総合テレビのNHKアーカイブスで“テレビ60年”特集の1回目として第1話がHDリマスターで放送された。こちらは本来の放送形態に近づける形で放送されたが、エンディング最後の「NHK」は表記されず、予告やパタパタアイキャッチも省略された。, 2020年4月、政府が公表した新型コロナウイルス(COVID-19)に伴う緊急事態宣言の発令により制作スケジュールに影響が発生し、5月4日(3日深夜)に放送予定だった『キングダム』第3シリーズの第5話以降が放送延期となったため[53]、再開までの代替番組として本作のHDリマスター版がNHK総合テレビにて放送された。予告(第5話以降はカット)やパタパタアイキャッチ、アバンタイトル(第1話のプロローグ部分)などを含めた29分のオリジナル版の放送は、初回放送から数えて42年ぶりで、HDリマスター版では初となった。但しこちらもエンディング最後の「NHK」は表記されず、エンドカードの表記も初代ロゴではなく2020年4月から使われている丸ゴシック斜体に変更されている。11月2日(1日深夜)、1日に実施された大阪都構想の住民投票の開票速報が長引いたため、35分遅れの0時45分から最終話が放送された。放送時間変更は、当番組と同様の理由により55分遅れで放送された『アンという名の少女』最終話の放送中に告知テロップを表示したり、NHKアニメ公式Twitterアカウントからのツイートで告知された[54]ものの、電子番組ガイドの更新が放送開始直前となったため、録画に失敗する人が続出した。その後、ネット上で録画失敗を嘆く声や最終話の再放送を求める視聴者からの要望が殺到したため、11月22日(21日深夜)の2時35分から総合テレビで改めて最終話を再放送することとなった[55]。, ここでは、本作に直接関係した個人の自著とそれに近い文献のうち、本作が出典に用いるほどの重要な事柄について言及しているものに限って列記する。当該人物は太字で表記する。, 海外との合作を含めればこの限りではなく、1970年にアメリカのランキン/バスプロと日本の, 第19話ではまだコナンと敵対しており、彼に発砲する場面が見られたが、大津波がハイハーバーを襲った際には、コナンがダイスにモンスリーを助けるよう頼んだことで危機を脱している。, モンスリーはのこされ島でおじいと対峙した際、自分の口から最終戦争での悲惨な経験を話している(第1話)。当時8歳だったモンスリーは、最終戦争で家族を失った上、大津波に巻き込まれてしまっていた。気を失って海上を漂流していたところをガンボートに保護されたことで、インダストリアに移住したことが判明する(第19話・モンスリーの回想より)。, なお、出回っている書籍やウェブサイトなどの解説のなかには、「地殻にまで影響が及び…」などといった記述も見られるが、, 第1話のプロローグ部分(第2話以降はアバンタイトルとして使用)は尺の関係でカットされた。, 『朝日ソノラマ ファンタスティックコレクションシリーズNo.15 未来少年コナン』 (1978). ラナはコナンとは違って超人的な身体能力を持つわけではなく、一般的な少女に過ぎません。 ... 「未来少年コナン」とかいう20世紀屈指の名作アニメが面白かった ... 小原乃梨子 バンダイビジュアル 2011-11 … 第15話 荒地 未来少年コナンというアニメを覚えていますか?1978年にNHKで放送され、過去に何度か再放送されていますが、この6月からNHKで再放送されています。そんな未来少年コナンのあらすじを簡単にネタバレを含めご紹介します。また、コナンやジムシー、ラナなどの声優もご紹介。あれ、のび太の声がするぞ!, とは言え、昔の子供向けアニメとは思えないほど、世界観がしっかりとある作品なので、なかなか一言でまとめるのは難しいです。, それと、本当は作品をじっくりと観てほしいので、あまりネタバレしたくないのが本音です。, 超磁力兵器が用いられた最終戦争が2008年に勃発し、地軸が曲がり多くの都市は海中に没した地球。その20年後に「のこされ島」と呼ばれる小さな島で、「おじい」と二人で平穏に暮らすコナンという少年がいた。, ところがある日、島に少女ラナが漂着することから平穏な暮らしが一変する。ラナを探して科学都市インダストリアの者がのこされ島にやってきた。そして、ラナを匿うおじいは殺され、ラナも連れ去られコナンは島に一人ぼっちになってしまう。おじいが死に際に残した言葉「人は一人じゃ生きていけない。私が死んだら島を出よ」という言葉通りに、ラナを救いにコナンは島を出る。, そこからコナンの冒険が始まる。島の生活以外外の世界を知らないコナンにとっては、すべてが初めてんことだらけ。実際の女の子を見るのだって、ラナが初めてだったくらいだから。, 何もなかったのこされ島以外にも、実は生き残った人間たちはいて、それぞれがそれぞれの思想のもとに国のようなものを作って暮らしていたが、中でもインダストリアは工業都市を築きあげ、再び太陽エネルギーシステムを復活させようとしていた。そのためには技術者ラオ博士を探す必要があった。そしてそのラオ博士の孫娘がラナだった。, しかもラナには不思議な力があり、鳥と話ができる上に、おじいさんであるダオ博士とテレパシーで話ができるということをインダストリアの連中に知られていた。そのために奴らはラナを捕まえ、ラオ博士の居場所を突き止めようとしていたのだ。, 中でもインダストリア行政局長のレプカは、太陽エネルギーシステムを復活させ、その力で大戦時の巨大爆撃機ギガントを再び動かし世界征服を目論んでいた。, コナンはラナを探しに一人海へ飛び出し、途中で知り合ったジムシーやバラクーダ号の船長ダイスなどとインダストリアを目指し、ラナを奪還し、ラオ博士とも一時は合うことができたのだが…。, 実は未来少年コナンには原作があります。その原作というのが、アレグザンダー・ケイ「残された人びと」とい物語です。, しかし、未来少年コナンは原作そのままに仕上がっているわけではありません。宮崎駿の他の作品もそうですが、原作がありながらも氏の世界観にあわせてかなり内容が変更されますよね。, とはいえ、原作を読んでみたいと思われる人も少なくないでしょう。しかし残念ながら、この本は今となっては絶版でとても希少な本となっています。アマゾンでもプレミアが付いており、1万円以上しますので、なかなか手が出せません。, 未来少年コナンは全26話あるのですが、そのタイトルをご紹介します。 主人公・コナンは残され島に流れ着いたヒロイン・ラナと出会う。親友以上の関係。, 旧知の間柄。親友。片や無人島とインダストリアを舞台に道を切り開こうとするコナン。片やハイハーバーを舞台に道を切り開こうとするラナ。二人の主人公という印象だ。, そして、原作での最後は、大津波がハイハーバーを襲うため、右葉曲折あり、避難勧告を出します。そこで、物語は終了します。, アニメ版のような最後で仲間たちを引き連れ、最初の「のこされ島」に戻る展開はオリジナルとなっています。, ラナのその後については、おそらく新たな文明を築いていくための重要な役回りとなると思います。, もはや、そのような婚姻の必要もなく、それぞれがこれからも今作のストーリーのように信念を元に進んでいくと思います。, 「未来少年コナン2」という作品があり、1999年〜2000年に放送されましたが、こちらは全く別物となり、15話から「タイガーアドベンチャー」ち作品名を改変されました。, 今回は、未来少年コナンの結末の最後(最終回)をネタバレ!ラナのその後についても考察してきました。, 是非、まだ見た事ない人は「古いアニメ」という固定概念を捨てて、見てもらいたいですね。, アニメ延期で「キングダム」の続きが見れないのは残念ですが、未来少年コナンを是非、楽しんで欲しいですね!, 次回のコメントで使用するためブラウザーに自分の名前、メールアドレス、サイトを保存する。.