デビュー曲『夜に駆ける』を経て2020年上半期に大ブレイクを果たした音楽ユニット『YOASOBI(ヨアソビ)』。, 彼らの楽曲の良さは人気の急上昇っぷりからも伺えるのですが、そのコンポーザーを努めているのは【Ayase(アヤセ)】さんというボカロPになります。, 知らない人も多いかも知れませんので言わせて頂くと、YOASOBI名義ではなくAyase名義で出している良楽曲が多数存在するのです。, 「全然知らないよ~」っていう人も「YOASOBIの楽曲だけ知ってるよ~」という人も、ぜひぜひご覧いただけたらと思います。マジで中毒性の高い楽曲が多いです。, 敢えて紹介する必要はない大人気曲ですが「おすすめ曲」として紹介するには、紹介せずにはいられない楽曲。, 迫りくるような疾走感の中で、ボーカルのikuraさんが言葉一つ一つを丁寧に、なおかつリズミカルに歌っていくんですよね。ラストサビ前の盛り上がりなんてまさに鳥肌モノでした。, ありがたいことに私のフォロワーには音楽好きの皆さんが集まってくれており、既に周知の方も多いかと思いますが, — サルー脳MUSIC 脳LIFE (@saluteproject) December 6, 2019, このときはフォロワーだったり知り合いだったりに聴いてほしいくらいの気持ちでしたが、まさか連日各音楽配信サービスのチャートで1位を取り続けるほどの名曲になるとは、、、, また「夜に駆ける」は、原作小説「タナトスの誘惑」を元に物語が作られています。小説とリンクする歌詞の物語については下記の記事で詳しく説明しています。, 一言で言うと、めっちゃくちゃ青春色の強い楽曲です。同じ恋愛ソングでも「夜に駆ける」とは真反対の位置にいると思っています。, 三作目の『ハルジオン』もすごく素敵な楽曲なのですが、ハルジオンはどちらかと言うと楽曲の持つ雰囲気が『夜に駆ける』と似ているので、性質の違う『あの夢をなぞって』をおすすめ曲として挙げさせて頂きました。, 疾走感に溢れるというよりは、壮大さが心にジーンくるような楽曲です。特にサビはすごい。, そして小説とリンクさせたときは、あまりの青春感に胸がヒリヒリしました。大人の僕からしたら曲中人物たちが眩しすぎる、、、, 「あの夢をなぞって」も他記事で、小説とリンクさせた歌詞の物語を解説させて頂いています↑ 時間がある方はぜひご覧ください。, まず紹介していくのはYouTube上に公開したセルフカバーがファンの心を撃ち抜いた『夜撫でるメノウ』。, 愛する人との別れを歌っている曲なのですが、締めはあくまでも「元気でね」「ありがとね」といった前向きな言葉で括られます。, ねちっこく縋りつくのではなく、たくさんのことを我慢しての「元気でね」。これが心に染みます。爽やかな切なさで胸がいっぱいになります。, それとセルフカバーに関して言うと、Ayaseさんの声が心地良すぎます。頭に浮かぶ曲中主人公の雰囲気と絶妙にマッチするのです。, 何でもより良い音楽を作るためにAyaseさんが自分を殺す意味で作ったとかなんとか。, リゾートには誰もが連想する「行楽などのための土地」という意味以外に「頼りにするもの」「手段」といった意味があります。本楽曲におけるリゾートは紛れもなく後者。, 歌詞中では自殺を連想させる内容が綴られていきますが、個人的には「新しく生まれ変わる」といったリセットのニュアンスが強い楽曲なのではないかなと思っています。, このあとに「夜に駆ける」などのヒット曲がリリースされたことを考えると、Ayaseさんの分岐点ともいえる非常に感慨深い楽曲だなと。, 世界が絶望に思えたときは、今の世界にバイバイする気持ちでリセットして、明日から新しい自分を始めればいい。, 本当に絶望している人に刺さるのは、「がんばれ」と叫ぶ応援歌よりも、こういった斜め方向からの介入なのだと思わされました。, これは普段ボカロを聴かない人にもおすすめしたい曲です。歌唱から始まる楽曲なのですが、 調声の上下が激しくないので、楽曲の世界観にスッと入り込めると思います。心地いい機械音とはこのこと。, 歌い出しの音程とリズムにグッと惹き込まれ、イントロの音楽で心を奪われます。1回目で「あ、これいい」と確信するはず。, 楽曲の内容的には、一つ上で紹介した『ラストリゾート』と重なる部分があります。余談ですが個人としてはフィクションブルーが「残された側の唄」という解釈が最も好き。, 楽曲にハマった人は、歌詞を通してメッセージ性を深読みするのも面白いですよ。(ボカロ曲の醍醐味), まとめると上記の5楽曲がおすすめです。聴いたことがない曲がある方は是非この機会に聴いてみてください。, ぶっちゃけ、わりと新曲の「シニカルナイトプラン」や心地良さにパラメータが全振りされた「ヴァイオレッタ」なども個人的にすごく好きなのですが、キリがないのでここまでにしようと思います(笑), 今後さらに飛躍していくであろうAyaseさんの活躍が楽しみでなりません。当サイトでは今後もYOASOBIひいてはAyaseさん&ikuraさんを応援していきます。, 脳MUSIC 脳LIFEの管理人。「楽曲考察」という側面から音楽の楽しみ方を共有したくサイトを設立。日課は最新の音楽ニュースを追いかけること。, 【YOASOBI/夜に駆ける】歌詞の意味を解釈!「タナトスの誘惑」の世界に寄り添ったナンバーを解説。. 今回は先日3/14に投稿した『夜撫でるメノウ』について書いていってみたいと思います。, 幽霊東京のcoverが流行り、作曲者のAyaseさんを知ったわけですが、大体流行りすぎると自分は歌わなくてもいいかなーとなってしまうwwそんなタイミングで幽霊東京に続いてAyaseさんご本人によるセルフカバーを出されたことでこの曲を知りました。, となった反面、これはソロじゃないな…誰か女の子とコラボしたら凄く映えそうだなと…すぐに思い当たったのが仲良くしてる歌い手仲間の鞘音ちゃんでした。, 思い立ってすぐに連絡をして快くOKを貰い、お互い都合よくレコーディング日も決まりレコーディングから投稿まで約1週間程の日程は我々的にはかなりのスピード展開ww, 男性キーとしてはAyaseさん本人も歌われている-5が一般的な気がしますが、今回は鞘音さんとコラボということでそれでは低すぎるため-2のキーで歌いました。, 最初にソロではなく女性とのコラボにしたいと思った理由として、歌詞を割り振ると男女の会話のようにできるなーと思ったのと、サビは絶対的に女性の声が映えるなって思ったことです。, オファーした時からすでにこんな風にしたいとイメージが固まっていたので、先に9割型自分のレコーディングを済ませた状態で、鞘音ちゃんのレコーディングにもお邪魔してディレクションさせて貰いました。もしかしたら鞘音リスナーさんにはいつもと歌い方とか表現の仕方が違うなー?と思ってる人もいるかも知れませんが、その辺りは僕のイメージで彼女が歌ってくれてるからかも知れませんね。, 恋人との別れをテーマにした曲ではありますが、とても明るくポップな印象でサラッと歌うイメージで、後を引かない軽やかさを大事にしました。, 実際にそれのことを指してるかはわかりませんが、『メノウ=瑪瑙』だと思ったからです。, 人間関係を良好に保つ勇気を与え、行動力を高める健康長寿のお守り協調性を養うポジティブな思考をもたらす, 記事を書いてる今調べたのですが、この記事によって自分の感じたイメージは合ってたのかな?って思えますね♪, お互いのためを想いポジティブに別れを選び、そしてそれを糧に前を向いて進んでいく。もしくはそうしたい、そうでありたいと思うからこその瑪瑙なのかなと。, サビは同じメロディですが僕が下ハモ、鞘音ちゃんが上ハモを歌うことで、コントラストをつけてより2人の声が映える様にしました。, 最後のサビはそれぞれ1ブロックずつ歌っていて、それまでとは違って同じブロック内では歌っていません。Cメロを経てもうそれぞれに歩き出してるからと言うイメージです。, でも最後のありがとうは一緒に言いたいなとずっと思っていて、それまでとの変化をつけるためにも僕が鞘音ちゃんのサビの後ろでフェイクを入れてるんですが、あえてフェイクのままハモるでもなく『ありがとう』がすれ違っていく…と言う表現をしてみました!!, 自分的にはやりたいこと全部できたとてもお気に入りの曲なので、もっともっと聴いて欲しいし細かい所に気付いて欲しいなと思いこんな記事を書いてみました。.