2020/8/10
勝手にかつてのENEOSヴィーゴの性能が維持されていると私が勘違いしていたようです。, 実際ENEOSヴィーゴは、エンジン内部の汚れを落とす「クリーン・アップ性能」はありましたので、必ずしも国沢光宏の言い分が全て正しいとは言えません。しかし、JXエネルギーがエッソ ・モービル・ゼネラルを展開していた東燃ゼネラルと経営統合して、プレミアムガソリンが「クリーン・アップ性能」がないエッソ ・モービル・ゼネラルのシナジーF1に合わせたので、ENEOSハイオクガソリンは「クリーン・アップ性能」が無くなりましたので、既に汚れたエンジンをキレイにする性能はありません。, 今では「クリーン・アップ性能」を持つプレミアムガソリンは、シェルVパワーしかありません。もし、エンジン内部の汚れを落とすなら、シェルVパワーを使い「続ける」か、燃料添加剤を加えるしかありません。, 確かに虚偽表示は絶対に許されませんが、コスト削減の為には色々とやります。例えば・・・ 一ユーザーとして、まったく知りませんでした。 出光興産広報部に今回のハイオクガソリンの混合問題について質問したところ、以下のように回答を得た。 「当社では自社で定めた商品規格を満たすものを生産・調達(バーター取引きおよび現物市場からの購入)し、自社ブランドとして販売しています。 ご承知の通り、石油製品は重要な生活物資であり、製油所の定期修理期間中や各社供給拠点から距離が遠い地� 石油元売り5社がそれぞれにオリジナルブランドとして販売してきたハイオクガソリンが、実は貯蔵タンクを共有する「混合出荷」だったとの報道が2020年6月27日付の毎日新聞に掲載された。これを受け、ヤングマシンの姉妹誌「nsr専門誌・pro spec」が過去に掲載した"ガソリン銘柄別テスト" … ?」, マジか? 石油連盟のトップが証言!「ハイオクガソリンは、どこで買っても中身が同じ」, ジェットスキー(水上バイク)の免許について 免許の種類、必要書類、免許取得までの流れ, 嘘だろ!「ハイオクガソリン、どこで買っても中身が同じ! 今回は、カーオブザイヤ... みなさん、こんにちは!
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お馴染みのハイオク検証結果 今回は ッソ(3枚目)街乗り4000キロ. エネオス・シェル・エッソのハイオクガソリン毎の比較 ; エネオスのハイオクを1年使ったエンジンの中身; こちらの記事もどうぞ.
また出光興産と昭和シェル石油の経営統合も含め、激震のGS業界の今をモータージャーナリストの高根英幸氏が解説する。, 文/高根英幸写真/ベストカーWeb編集部(エネオス石油、出光興産、昭和シェル石油、コスモ石油、キグナス石油、各GSの写真), ガソリンスタンド業界に激震が走っている。各ブランドの品質の象徴だったはずのハイオクガソリンが、実はレギュラーガソリン同様、在庫を融通し合っていたことが発覚したからだ。, これまで特定の銘柄にこだわって給油してきたクルマ好きにとっては、裏切られたような気持ちになるかもしれない。, しかも吸気ポート付近のデポジット(燃え残り)を徐々に解消させると言われていた清浄剤が十分に配合されておらず(オクタン価との兼ね合いもあるのかもしれないが)、汚れを付きにくくする効果しかないことが分かった。, 各社独自の商品として性能や品質を謳ってきたことは、誇大広告ととられても仕方ないという見方もある。, そのためコスモ石油とキグナス石油はHP上のプレスリリースで、ハイオクガソリンのオクタン価や清浄効果が説明通りではなかったことを認め、謝罪している。, ちなみにオクタン価が高いほど、エンジンの異常燃焼が起こりにくく、日本産業規格(JIS)ではレギュラーガソリンは89以上、ハイオクは96以上と規定している。, コスモ石油のハイオクガソリン、スーパーマグナムは1992年5月に販売開始。ホームページで「洗浄力が高い。使い続けるほどに、エンジン内をきれいにしてくれる」「汚れを取り除く清浄剤が添加されていることも特徴」と汚れを除去する効果を強調する記載をしていたが、2020年4月に「エンジンをきれいに保つ添加剤が加えられている」などと修正し、「業界最高水準の製品」などの文言も削除している。, 汚れを付きにくくするキープクリーン効果がある添加剤は入っているが、販売開始以来、汚れを取り除く添加剤は入っておらず、実態と異なる宣伝は少なくとも10年前から続いていたという。, ■修正前と2020年4月に修正したコスモ石油、スーパーマグナムの説明文※修正箇所のみ記載, ・修正前:使い続けるほどにエンジン内をきれいにしてくれる→修正後:使い続けることでエンジン吸気系をきれいに保つ, ・修正前:エンジン内部の汚れを取り除く清浄剤が添加されていることも特徴→修正後:エンジンをきれいに保つ添加剤が加えられていることも特徴, ・修正前:エンジン内堆積物の清浄性能がレギュラーガソリンに比べて最大約5倍→修正後:削除, 一方、キグナス石油も1986年7月から発売されている「α-100」のハイオクガソリンについて、「通常のガソリンのオクタン価は90程度ですが、ハイオクガソリンα-100のオクタン価は100です」と記載していたが、2020年4月に「通常のガソリンと比べオクタン価が高くなっています」と修正した。, また、「エンジン内部にカーボンなどの汚れをキレイにする働きがある」と表記していたが、「エンジン内部のカーボンなどの汚れを付きにくくする働きがある」に修正されている。キグナスは報道機関の指摘を受け、4月と5月の2回、ホームページを修正したという。, ■修正前と2020年4月と5月に修正したキグナス石油、キグナスα-100の説明文※修正箇所のみ記載, ・修正前:通常のガソリンのオクタン価は90程度だがハイオクガソリンα-100のオクタン価は100→修正後:ハイオクガソリンは通常のガソリンと比べオクタン価が高くなっている, ・修正前:清浄剤が含まれているのでエンジン内部のカーボンなどの汚れをキレイにする働きがある→修正後:エンジン内部のカーボンなどの汚れを付きにくくする働きがある, しかしながら、元売り側を擁護する訳ではないが、結局のところ各社ハイオクガソリンの性能は横並び(後述するがShell V-Powerは除く)だったということであり、性能はともかく品質面での問題はなかったとも言える。, 出光興産広報部に今回のハイオクガソリンの混合問題について質問したところ、以下のように回答を得た。, 「当社では自社で定めた商品規格を満たすものを生産・調達(バーター取引きおよび現物市場からの購入)し、自社ブランドとして販売しています。, ご承知の通り、石油製品は重要な生活物資であり、製油所の定期修理期間中や各社供給拠点から距離が遠い地域への配送においても、安定的な供給体制が必要になります。, 価格面の恩恵もありますが、バーター取引で各社と石油製品の相互融通を行うことで、供給網の空白化を防ぎ、全国の消費者に対して安定的なエネルギー供給を実現しています。, そして当社HP上のスーパーゼアスおよびShell V-Powerの記載についてですが、両商品とも他社との性能差は喧伝しておらず掲載しているデータも実際の実験データに基づくものであり、問題ないと考えています」。, スーパーゼアスを指名買いしていたドライバーにはちょっと可哀想な気もするが、性能や品質はそもそも同等だったのだから、実害はないということになる。, だが昭和シェル石油(元売り会社は2019年4月に出光興産と経営統合)のハイオクガソリンのうち、Shell V-Powerについては専用トレーラーで特別配送しているという触れ込みだった。ということは独自商品であることは間違いないのだろうか?, 「Shell V-Powerは独自のクリーン&プロテクト・テクノロジーを採用しており、他社のバーター品をShell V-Powerとして出荷することはございません」(出光興産広報部)。, ここで各社のハイオクガソリンの貯蔵タンクの共有(他社製品との混合)とバーター取り引きの有無を各社に聞いたのでハッキリさせておきたい。, ■エネオス:混合している/バーター取り引きを行っている■昭和シェル石油:混合している/バーター取り引きを行っている(Shell V-Powerを除く)■出光興産:混合している/バーター取り引きを行っている■コスモ石油:混合している/バーター取り引きを行っている■キグナス:製油所を持たずコスモ石油から仕入れている■太陽石油:混合している/バーター取り引きを行っている, つまりShell V-Powerだけは独自技術が投入されたハイオクガソリンであり、清浄性が高いことで汚れを付きにくくするだけでなく、すでに発生しているデポジットも徐々に解消させてくれるようだ。, このガソリンにこだわって給油してきたドライバーはちょっと満足感を味わえているのではないだろうか。, レギュラーガソリンについては元売り各社が在庫を融通し合っているのは、以前から公表されていた。, 製油所や貯蔵タンクからの距離などの立地条件により、輸送効率を考えた配送を行なっていたのだ。それは見方を変えれば、それだけ日本の元売り会社のガソリンは品質が高く、安定していたということになる。, 全国、どこのガソリンスタンドで給油しても、エンジンの調子がおかしくなることなく安心してドライブを続けることができた。これを普通と捉えていたのだから、日本のドライバーは恵まれていたともいえる。, だが、この四半世紀の間にガソリンを販売する環境はどんどん変化していて、厳しさが増す一方なのである。そこにあるのはGSの存続問題とガソリンの消費量という問題だ。, ガソリンスタンドの拠点数は1995年3月末の6万421軒をピークに年々減少している。ガソリンスタンドが抱える問題は人手不足と、地下タンクの老朽化、それに売り上げとなるガソリン消費量の減少だ。, 2019年3月には3万70軒(資源エネルギー庁発表値)と、前年に比べ674軒の減少とやや減少幅が縮小傾向にあるが、この24年で半分以下にまで減っているのである。, 都市部の競争の激しいところが減少しているだけでなく、郊外の幹線道路や過疎地、高速道路のサービスエリアでもガソリンスタンドが廃止され、給油の空白地帯が発生している地域もあるほどだ。, クルマの燃費が向上しただけでなく、ドライバーの人口やクルマを利用する頻度が減少していることから、右肩下がりでガソリンの消費量が減っており、毎日のように日本のどこかのスタンドが廃業しているのである。, ガソリンの消費量は2005年の6万1500kLをピークに減少傾向にあり、2010年には再び増加に転じたものの、2019年は4万8248kLと今や5万kLを割り込むまで減少している。ガソリン消費量の変化を見ても、その傾向は分かる。, 今や年間の走行距離は平均7000kmに満たないと言われているが、3大都市の周辺と地方では、ドライバー一人当たりのガソリン年間消費量は大きく異なる。2018年のデータだが、県庁所在地でドライバー一人当たりのガソリン消費量が最も多かったのは、鳥取県の701.9Lだった。, 一方、最も少ないのは大阪市の132.2L、次いで東京都の140.3Lが続く。鳥取とは実に5倍以上もの開きがあるのだ。, しかもハイオクガソリンの占める割合は全体の9%ほどしかなく、もともと利益の薄い商品であるガソリンにあって、輸入車や高性能車ユーザーのためにハイオクガソリンを安定供給させるのはコスト面からも厳しいものがあった。, 都内でも一部のクルマ好きは、ガソリンを消費して給油にいくことすら儀式の一つとして楽しむが、一般ドライバーにとって給油は2~3カ月に1度の面倒な作業と化しているのだろう。, そのため都市部での燃料消費は非常に少なくなっており、競争が激しかったところのガソリンスタンドが1軒、また1軒と消滅していき、地方でも郊外のスタンドは需要減から経営が成り立たなくなってきている。それでも元売りは儲けているではないか、という指摘もあるだろう。, しかし企業であるから存続し続けるためには利益を追求するのは当然のことだ。それに電気やガス同様、エネルギーを供給する公共性の高い事業を営む企業には、安定供給のための健全な経営が求められる。, ガソリンや軽油、灯油は供給不足となるとパニックになる恐れがあるため、日常的には不足しないよう供給能力には余裕をもたせる必要があり、しかも石油を蒸留することで軽油やナフサ、ガソリンや重油を作っている関係上、特定の油種だけを多く作ることが難しい。そのためダブついたガソリンは、燃料油業界で融通しあってきたという歴史がある。, それが業転玉と呼ばれるガソリンで、異なる元売り会社の系列スタンドが購入するほか、系列に属さない独立系のガソリンスタンドが仕入れることで、系列店より安い価格で販売してきた。, 以前はガソリンの消費量が減少しても製油所はそれなりの拠点数があったため、自社の販売ネットワークでは製造したガソリンがダブつくこともあったので業転玉が存在したが、元売り会社の統合が進んだ今では、製油所の数も絞り込まれ、余剰ガソリンはほとんど出なくなった。, これまでの国内市場では、統合によりENEOSが拠点数、販売量とも圧倒的であり、国内の燃料油販売量では5割のシェアを占めている。, 次いで多いのは出光興産の2割弱、昭和シェル石油の1割強となっており、両社は2019年4月1日に経営統合しており、合わせて3割のシェアを握るグループになった。, コスモ石油は1割のシェアに留まっており、残りの1割をキグナスと太陽石油で分け合っている状態だ。, 昭和シェルを子会社として経営統合した出光興産は、2021年4月より新しい統一ブランドとして順次SSの模様替えを行なっていくことになっている。, 新ブランドは出光のアポロマークをベースとしたものになり、シェルの貝殻マークは消滅してしまうようだ。, 前述の独自ハイオクガソリンのShell V-Powerについては、新ブランド移行後の扱いは現時点では未定となっているそうである。, その昭和シェル石油も、昭和石油とシェル石油が合併して誕生した元売り会社だったことを覚えているだろうか。, またシェル石油を米国生まれのブランドだと思っている人も多いようだが、実はシェルも日本で誕生したブランドだ。, 日本の燃料油販売は20世紀初めには始められているが、シェルは英国と日本で貿易を営んでいたマーカス・サミュエル(後に初代バーステッド子爵となる)が、貝殻細工の製造販売で成功し、タンカーを購入して石油も手がけるようになった。, そのため早くから日本でも石油販売を行なってきたのだ。欧州ではシェル石油とオランダのロイヤル・ダッチは早くから提携していたが、2005年に完全に合併してロイヤル・ダッチ・シェルとなり、2016年までは昭和シェル石油はその子会社だった。, 一方の出光興産は1911年に出光商会として設立以来、石油元売りとして発展を続けてきた由緒ある企業だ。それだけに創業家が昭和シェル石油との合併に難色を示して、なかなか話が進まなかったのも理解できる。, ENEOSは、1888年に設立された日本石油が発端。そこから1940年代まで全国にたくさんあった製油メーカーなどを吸収合併していき、1999年には三菱石油、2008年に九州石油、2010年にジャパンエナジー(前・共同石油)、2017年に東燃ゼネラル石油(2012年に同社が日本のエクソンモービルを吸収)を合併してJXTGエネルギーとなり今年6月、ブランド名だったENEOSに社名変更されている。, コスモ石油も1900年前後に各地に設立された製油所を合併する形で大協石油として1939年に設立。, 1933年設立の丸善石油と1986年に合併してコスモ石油へとなった。このように石油元売り会社は、銀行や損保会社と同様、統合によって効率化や競争力の向上を図ってきた。, ほんの20年前くらい前までは、街中には様々なブランドのガソリンスタンドが点在していた。価格やサービス、立地やブランドなどで、クルマ好きにはお気に入りのガソリンスタンドが存在していたものだ。, それが不景気になり、さらに環境問題からクルマの燃費が追求されることになって、ガソリンの消費量は年々減少傾向になって、ガソリンスタンドの拠点数も減少&セルフ化により省人力化が進んでいるだけでなく、元売り各社も合理化を求められてきたのである。, 現在、ガソリンスタンドのブランドは出光、シェル(今後アポロに統合)、ENEOS、コスモ、キグナス、SOLATOの6ブランドに集約されてしまった。, そして業転玉の減少により、ホームセンターなども展開していた独立系のスタンドは徐々に姿を消している状況だ。, 出光興産は今回の新ブランドへの移行によって、燃料油の販売だけでなく、EVの充電設備を備えたり、マイクロEVのシェアリングの拠点とするなど、エネルギー企業としてモビリティの進化に対応していく姿勢を見せている。, 「これから出光SSとシェルSSは統一した新ブランドアポロステーションとして運営していくことになりますが、当社としては現在の6400拠点のSSを維持していけるよう努力していく所存です」(出光興産広報部)。, 化石燃料は使わない方が地球環境のためには優しいのだろうが、あまりにガソリンスタンドが減り過ぎてしまうと、過疎地や給油空白地での問題が大きくなる。, 一時はリッター100円に近づくかに思えたレギュラーガソリンの単価も、中国の経済回復の影響か、このところ徐々にまた上昇してきている。, コロナ禍により移動が制限されるなか我々ドライバーは、安全で快適な移動のためにクルマを賢く使い、ガソリンを無駄遣いしないよう工夫しながら運転を楽しむことを心がけようではないか。, なぜ明確な金額を出さない!? シェル-Pontaクレジットカードが到着、Easy Pay&専用アプリ登録などシェル利用体制を構築してみた – TECH-SURF, ENEOSもヴィーゴの時までは宣伝通り独自のハイオクとして特別配送してました。 自動車業界, 私自身は、ずっとシェル V-Powerを給油していたので本当の意味で被害は受けてはいませんが、業界全体が信用できないので、もうハイオクの銘柄にこだわるのは止めようと思っています。, ハイオク混合出荷の件については、いろいろ考えてきましたので、考えをまとめたいと思います。, ハイオク銘柄の付加価値に、それ相応の価値があれば(あるいは価値に納得すれば)売れるのがハイオクでした。, この時点で、「金銭面」や「労力」に対する「裏切り」や「嘘」といった消費者からの厳しい意見は避けれないでしょう。, 当然、まったく同じものであれば、わざわざ高いのを買いたい人は、ほんの一握りもいないでしょう。, 契約が異なっても、商品として「まったく同じもの」が供給されるという意味では、電気やガスの自由化にも近い部分があるかもしれません。, ハイオクを混合して販売したからと言って、日産やスバル、スズキの不正検査問題のように、安全性に関わったり、明示的に法律に触れる問題でもないのでそこまで大きくは取り上げられていないようです。, 大手3社の社長らが会長と副会長に就く「石油連盟」も今年6月に削除するまで、ホームページで公開する消費者向けパンフレットに「ハイオクなど各社が独自技術で開発した高品質製品は独自ルートで供給されている」と記載。ほとんどのスタンドは混合出荷やバーター取引を知らずに販売し、資源エネルギー庁も取材に「独自製品と認識している」と答えていた。, 唯一救いようがあるのは太陽石油で、太陽石油だけは大々的にハイオクの性能について特に宣伝していなかった点か。, V-Powerがどうなるのかはわかりませんが、ハイオクの銘柄にこだわるという意味では、もはや先行きは暗いです。, 結局どこも同じなら、安いところで入れたほうが得ですし、存在しない付加価値に対してお金を支払っていたんですから、大問題です。, ハイオクに関して、付加価値を売りにしていた石油業界全体に対しての不信感は払しょくできないでしょう。, 参考:ハイオクガソリン虚偽記載 GS激減から石油元売り統合まで「激震のGS業界の今を追う!」, なんだか「そういう問題じゃないんだよね」って感じの記事だったので、ここで取り上げておきましょう。, 景表法の問題や道義的な問題とは切り離して考える必要がある。消費者にそれを周知してこなかった、あるいは周知が不十分だったのも事実だ。問題がないので説明しない、ではなく、問題がないからこそ正しく説明すれば消費者の理解が得られるものだ。, だって「ガソリンの各社」が「他社に対しての付加価値」を意図的に売りにしてたんですから。, また、「意図的に」他社との差を示していないと言い訳するのであれば、「十分勘違いさせるだけの表現」が行われていたのですから。, Responseの記事の筆者としては、石油業界と消費者の間で中立的な位置を保ちたいのでしょうけど、さすがに無理があります。, 一方のWEBCAR TOPは消費者に近い解釈の文面であり、賛同できる面も多いです。, この記事は、2020年4月の記事、つまりハイオク混合出荷が報じられる前の記事です。, →V-Powerにスーパーゼアス! ハイオクにはかっこいい名前が付くのにレギュラーが名無しのワケ, ハイオクガソリンは、JIS規格でオクタン価は96.0以上(レギュラーガソリンは89.0以上)という規定はあるものの、プレミアムガソリンにふさわしい特色を、ブランドごとに工夫している。, そもそもですが、技術的な問題と商品の性能説明の虚偽問題については別件として扱うべきです。, 何度も書いていますが、今までのハイオクの商品価値は洗浄剤に代表される付加価値でした。, 今までハイオクには、ハイオクとしてのオクタン価の保証に加えて、添加剤としての付加価値を勘違いさせるような表記が行われていました。, その結果、ハイオクの銘柄にこだわる人はいますし、わざわざ高くても銘柄にこだわって給油していた人も多くいるはずです。, エンジン洗浄効果に関して、本当に洗浄剤が添加されていれば、長期的な目線でみれば効果はあるはずです。, 実在しない付加価値に対してコストをかけていたのですから、技術的問題と並列して取り上げることが間違いです。, 「普通はハイオクの銘柄にこだわらないから、どの道ガソリンタンク内で混合されるから問題ない」というのも的外れです。, フルサービスか、セルフかによっても差があるわけで、銘柄にこだわるなら高くてもフルサービスに行くわけですよね。, やはり混合出荷の件に関して、技術的な問題を並列して取り上げること自体がナンセンスです。, ヴィーゴの販売終了後は、キープクリーン効果を持ったENEOSハイオクガソリンを販売しています。, ハイオクの混合出荷問題は、日産やスバル、スズキの車の完成車不正検査問題みたいに、何か明示的に法律に違反していたり、安全性に影響を与える問題ではないので、まぁ、なんだかんだと言い訳をして逃げるのでしょう。, 唯一混合出荷を行っていないシェル V-powerも、シェル自体が出光の傘下になったことから、今後はどうなるか全くの不透明です。, 信頼できるガソリン添加剤を探すなど、エンジン洗浄に関しては自衛したほうがいいでしょう。, もはや、ここまで落ちぶれた石油業界のハイオクなんて、車が壊れない程度の質(オクタン価96.0以上)あれば、あとは安いのを購入したほうが賢い気がします。, 価格だけではなく、付加価値も含め、単に価格だけではない競争があったハイオクを、単純明快な価格競争に陥れた石油業界の闇は深いです。, 単なる価格競争に陥れば、販売価格を下げれる、つまり単に資金のある会社だけが残ります。, Pikup!:エンジン洗浄剤はどれがいい?ガソリンに添加するポリエーテルアミンの効果について!.