霊石灯も麻生博士の発明品であり、射影機と同じ効果をもつ。長四郎が流歌の母からいざというときのために預かった。形状は懐中電灯に似ている。, イラストなどで多く見受けられているのは、『顔が歪んでいる事』。これは本作でも実際に起こっている。顔やお面に関わるイベントが多いためである。, 零シリーズ恒例の霊リストだが、今作ではバグにより霊リストのコンプリートが不可能である。 月守の巫女であり、流歌に月守歌を教えた。, 灰原病院の207号室に入院していた少女の霊。 まだ、Nintendo Switch『零』は当分おあずけな感じですね。 やはり任天堂から依頼がないと動けないのでしょうね。, WiiU版をリマスターしてくれてもいいのですが、ホラーゲームあまり売れなくなったからなぁ。, 菊池 実際、その記事は日本語に翻訳されました。「零が戻ってくるかもしれない!」という見出しでさまざまな日本のサイトで取り上げられ 一時期大きな話題になったんですよ。, 菊池 いやいや、それはないですよ。ただそういう希望を持っていても、これは任天堂が出しているシリーズで、私たちは開発しているだけなんです。 だから、「また作りたい」と言ったとしてもそれが実現するとは限らないんです。, 菊池 ですから、私の個人的な感情や野心とそのようなプロジェクトの実現可能性の間には、多少の距離があることを認めざるを得ません。 ハリウッド映画は制作中であり、その内欧米市場でも公開されるでしょう。 ですから、私は個人的に映画だけでなくそれに付随するゲームも多くの人々に届けたいと思っています。, 紅い蝶と月蝕の仮面に関しては、任天堂が権利を扱っているので私たちはそのことについて何か意見することはできません。 もう1つの要因として、現時点で私は基本的にガストブランドを統括していて、 生産ラインとチームメンバーを確保することは短期的には非常に難しいです、 しかし長期的にはその可能性を諦めてはいません。 なので、短期的には今のところ現実的ではありません。, https://nintendoeverything.com/fatal-frame-interview-switch-remasters/, 零の完全新作自体ならコエテク単独でいけるけど旨味ないからやらないだけ 任天堂もコエテク飛び越えて勝手に零シリーズは作れない, 元スレ: https://krsw.5ch.net/test/read.cgi/ghard/1586691446/, >ただそういう希望を持っていても、これは任天堂が出しているシリーズで、私たちは開発しているだけなんです。 ああ任天堂はパブリッシャーなだけでなく完全にIPの所有権持ってるのね。 コエテクが作りたいって言って任天堂が出資するって流れではないのか。 まあたしかに掛けたコストに見合う売り上げが出せるタイトルではないから難しいのかもしれないけど 移植くらいは出しても損しないと思うんだけどなあ。, これ終わったかな プラチナの101を鑑みても、多分出さない決断をした任天堂は折れないと思う コエテク自前でかあるいは他のメーカーと協力でかじゃないと、シリーズ存続は無理そうだね, >ですから、私の個人的な感情や野心とそのようなプロジェクトの実現可能性の間には、 >多少の距離があることを認めざるを得ません。 >紅い蝶と月蝕の仮面に関しては、任天堂が権利を扱っているので >私たちはそのことについて何か意見することはできません。 これもうコエテクに質問しても無駄だろ。 零が出るか出ないかは任天堂に聞かないと意味がない。, ※2 IP自体の所有権はコエテクっしょ 任天堂が持ってるのは、月蝕の仮面・紅い蝶リメイク(眞紅の蝶)・濡鴉ノ巫女の権利だと思う, 完全新作なら尚更出し難くかろう でもまあ、Switchは何でも売れ易いハードだし零も売れそうなんだけどなあ まあ、2年後とかならもっと出し易いかもだ, もどかしい気持ちでいっぱいなんだろうな ただこればかりは任天堂がGOサインを出さない限り実現しないだろう, もともと零なんて岩田の肝いり企画なわけだから亡くなった今そりゃもう誰も引き継がんわな とりあえず先日話題になったリズム天国と零はもうスイッチでは諦めろってことだな, PS2時代は6万本くらいWiiUでは4万本くらい まあWiiではシリーズ歴代最高売上出してるけど、それでも7万本くらいなんだよね 制作費抑えられればなんとかなるか?, そもそも零シリーズそのものがカプコンとの裁判の争点の一つだったから裏で作ってるという噂は信じてなかったわ, 生産ラインないなら任天堂が作っていいよと言っても無理じゃん なんか権利関係の問題みたいに書いてるけど作れもしないんだからコエテク側の問題でしょ 新作や、無印と聲のリマスターならコエテクだけで出せるんだし, まあわかったことはまた今年も濡鴉の移植すら出ないってことだね・・ 売り上げ本数あげてるコメもいくつかあるけどこれまでの移植ソフトの売り上げみれば問題ない本数のはずなんだけど それにSWITCHではホラーブーム何度かあったし今年も数本あるから売れないってことは絶対ないと思うんだがね なんか今の任天堂は圧倒的に買ってるわりに余裕というのか、岩田さんのときみたいな柔軟性を感じない なーんていうと怒られるだろうけどな, みんな待つだけじゃなく任天堂にご意見入れようぜ あれ数多ければ効果ないってことはないで, 新作はもとよりHDリマスターとかならともかくだ、すでにあるHD作品である濡鴉の移植すらしないってのは理解できない その一本を夏になるたび紹介すれば定期的に毎年食いつくんだよ, 新作出すなら複数主人公じゃなくて1人に絞って欲しいなあ。もしくは章毎に切り替わるんじゃなく1人クリアしたら次の主人公って感じで。 キャラ視点替わるとストーリーわからなくなる。 リメイクなら一度もしてない無印か3作目で。, 3DSの派生っぽいのとリメイク以外は買ってるから頑張ってほしいね でもさすがにもうなれて怖くはなくなったな 「咲いた」顔は結構ぞわぞわしたが, 濡鴉は雨でピチピチになったユーリちゃんに注視し過ぎて内容忘れがちだか、探索要素がめちゃんこ面白かったな怖いけど, 最近ブレワイ始めたけどどんなロケーションや展開があるかワクワクしてる 音楽や雰囲気が美しいし、システム周りめっちゃ奥深そうだし序盤から凄い好ましい第一印象を与えてくるゲームだわ, ○○が死んだから続編考えてねーなこりゃとはうっすら感じてたけどね 娘もなかなかの素養ではあるけども にしても蝶と月は…って濡鴉は任天堂の依頼じゃなかったんか, やっぱり新作は厳しいか... Switchで出せないならPS向けに発売して欲しいけど それも無理そうだな, ※24 結局唯一ゲーム内とプレイヤーの操作にその存在意義を示せたゾンビUでさえその意味もなく簡単に操作画面切り替えで移植出来たでしょ?それだけのことだったんだよゲームパッドってさ、あればまあ便利程度のオプション品 任天堂でさえ最後まで一つもパッドがなければいけない意義を示せなかったじゃん 今回もコントローラー操作に、せっかくのジョイコンで月蝕と同じプロコン操作仕様に変更すればいいだけなんだよ 操作一つでゲームパッドのカメラ操作画面に切り替えるようにすればいいだけのこと、全然手間なんて掛からないよ それはそんな大規模な人数や費用のかかることじゃあないぜ, 手間は普通に掛かると思う じゃあコエテク予算で出すわってならないのも、それなりに金掛かるからだろうし, 27 >せっかくのジョイコンで月蝕と同じプロコン操作仕様に変更すれば 間違えた プロコン操作じゃなくリモプラ操作仕様に変更、が正で, 零はカプコンとの裁判で敗訴してるからね、カプコン案件がどうにかならん事には零シリーズ新作作れないんよね。 和解とかしないで零作ったらまたカプコンが告訴してくる可能性高いし。, ※31 それはない、カスコンの嫌がらせ糞特許はもうとっくに片が付いてるからそれはまったく問題ないよ 敗訴っても内容的にはそうでもないけど最悪の損失はそれによる弊害だけどね ただでさえ特許認めること自体おかしいような振動効果に、それも世界中どこでも使ってる用途で零だけが標的にされたのバイオがただのシューターになってまともなホラゲ作れなくなった嫌がらせ以外にないわ それだけじゃない、特許切れ寸前にとれるところから取ってやるって浅ましい根性からだから余計にカスコンらしいとも言える, >現時点で私は基本的にガストブランドを統括していて、 生産ラインとチームメンバーを確保することは短期的には非常に難しいです、 しかし長期的にはその可能性を諦めてはいません。 今は人手が足りない、ってだけにも読める それでも任天堂が是非今すぐ出してくれと言うなら出来るんだけど(チラッ)って話かと 普通に手が空いたらやりそう, ※30 >売れない零を推してたのが岩田 岩田さんあってのってはあるかもしれんが、まるでほかのソフトが売れてたように言うけど知名度的に有名なベヨはじめほかはどうよ 零とくらべて明らかに売れてる!と言えるようなもんじゃないだろうに、数字に関しては零が出ない理由にはならんよ 単に今の任天堂のお偉方らに柔らかい姿勢がないだけだろ, 11月12日発売の『天穂のサクナヒメ』、Switch版の予約がPS4版の倍になっているもよう, 流通関係者「Switch桃電はかつてないほど予約が集まっていて大ヒットの予感がヒシヒシとする」, 『天穂のサクナヒメ』、田植えパートがリアルすぎて農水省HPが攻略wikiになってしまう, Nintendo Direct mini ソフトメーカーラインナップ 2020.10, 天穂のサクナヒメ作者「コミケで任天堂さんから誘われSwitchでも発売となりました」, 任天堂広報「ときメモGS4がSwitchに決まって涙を流してガッツポーズを決めてしまいました」, ー前回東京ゲームショーでお話を伺ったとき、あなたはニンテンドースイッチ版の『零』に興味をお持ちでしたね。, ー月蝕の仮面は海外で発売されておらず、紅い蝶リメイクは日本とヨーロッパでしか発売されていないので、, いわっちはもういないしWii Uの零でコエテクと一緒に開発発表した宮本も今は現場にはいないからなあ, ホラーゲーは「興味あるけど怖いから実況見れば満足!」みたいな人が多いから今の時代はなぁ. このページを編集する. みなさん、こんにちは。 以前、零の発売日を考察しましたが、新たな仮説を思いついてしまいました。 ※発売日を予想した以前の記事はこちら↓ shiro46kuma.hatenablog.com 上記の記事では2018年夏・・・・ は、もう過ぎてるから2019年夏かな? とか予測していましたが 一向に情報が公開されません! 流歌と共に残された少女、「海咲」と「円香」は友人の死の謎を解き明かすために朧月島に向かった。 削除して保存しますか?, 10ページ目以降を表示するには 刑事時代に連続殺人の容疑者である灰原耀を追って朧月島に渡った際、神隠し事件と朧月神楽での巫女急死に遭遇する。その後、神隠しにあった5人の少女を発見し救助する。 零 ~月蝕の仮面~のすべてのカテゴリでの落札相場一覧です。「◇中古品◇Wii 零 ~月蝕の仮面~/ゼロ つきはみのかめん RVL-R4ZJ-JPN 任天堂/Nintendo/」が4件の入札で2,400円、「零 ~月蝕の仮面~ 任天堂公式ガイドブック付 美品/FATAL FRAME PROJECT ZERO コーエーテ」が1件の入札で8,000円という値段で落札されました。このページの平均落札価格は5,200円です。オークションの売買データから零 ~月蝕の仮面~の値段や価値をご確認いただけます。, オークションで稼ぐための人気機能 期間おまとめ検索 徐々に眠りから覚めなくなっていくという呪いを解く為に、除霊能力を持つカメラ「射影機」を使って、夢の中の幽霊屋敷と現実世界を行き来しながら謎を解いていくという内容になっている。 零 ~月蝕の仮面~ 発売日:2008年7月31日 プレイ人数:1人 希望小売価格:6,476円(税別) ジャンル:ホラーアドベンチャー 朧月島に行くことには乗り気ではなかったが、海咲に言われるままついていく。しかし灰原病院内で海咲とはぐれ、彼女を探しているうちに怨霊に囲まれて死亡。その後彼女自身も怨霊と化して流歌や海咲を襲ってくる。, 主人公の一人で元刑事の探偵。二十七歳。 形状は立方体のような形をしており、作中では二つ登場する。ひとつは病院内の麻生博士の記念室で円香が拾ったもので、後に遅れて島にやってきた流歌が所持する。この射影機はかつて麻生博士が研究のために島を訪れた時に、この島に射影機の力が必要になる日が来てしまうことを予感し、島に寄与したものであった。 少女達は一人の刑事に助け出されたが、全ての記憶を失くしていた。 ある日鏡に映った黒衣の少女の「帰ってくるの…朧月島…」という言葉に導かれ、月森円香(後述)を伴って朧月島へ渡る。, 主人公の一人で朧月島出身の十七歳の少女。神隠しにあった五人のうちの一人。気が弱い。 十年後、神隠しに遭った少女のうち、二人が相次いで死んだ。 神隠しに遭う以前の記憶を失っている。失った記憶を取り戻したいという思いから、母である小夜歌の制止を振り切って朧月島に渡る。 『零~月蝕の仮面~』は和風ホラーゲーム・『零』シリーズの第4作目である。「恐怖を体験する。」がキャッチコピー。時代背景は1980年代の日本。全12章の構成で水無月流歌、麻生海咲、月森円香、霧島長四郎の4名の視点で進行する。舞台は朧月島という離島。朽ちた廃墟と化した病院や和風建築の屋敷での探索及び怨霊との戦闘がメインとなる。, 『零~月蝕の仮面~』(ゼロ~つきはみのかめん~)とは2008年7月31日に任天堂より発売された和風ホラーゲーム『零』シリーズ4作目。対応機種はWii及びWii U。舞台となるのは朧月島という絶海の離島。幼少期にこの島の病院に収容されていた水無月流歌、麻生海咲、月森円香、流歌の母親である小夜歌に娘の捜索を頼まれた元刑事・霧島長四郎の4名が視点人物。プレイヤーはこの4名を操作して夜の病院や和風建築の屋敷、地下道を探索する。フロントビュー(後方視点)方式が導入され、Wiiリモコンやヌンチャクを併用する独自の操作方法が話題を呼んだ。既存作品では単なる光源の役目しか果たしていなかった懐中電灯に隠されたアイテムを照らす機能が付与され、アイテム入手時に「さわるシステム」というズームアップ&モーションを起用。プレイヤーの判断におけるボタン押しの継続・タイミングの調整が求められ、ランダムで幽霊に腕を掴まれるサプライズ演出が緊張感を高める。以上の理由から射影機を強化する手段が霊を撮影した時に蓄積されるポイント制ではなく、広大なフィールドを歩き回り強化アイテムのレンズなどを入手する前提になり、どんなに恐ろしくてもレベルアップの為に不穏な場所への侵入や怪しい物への接触が強制されるようになった。流歌と海咲と円香は同じ病院で一時期を過ごしたいわゆる幼馴染だが、記憶の一部が抜け落ちている。病院を探索してアイテムを収集する中で次第に失われた記憶が戻り、島を滅びに導いた過去の悲劇が輪郭を濃くしていく。イージーモード・ノーマルモード・ハードモードがあり、イージーモード及びノーマルモードとハードモードでクリア後のエンディングが二種ある。基本戦闘方法は霊を封印する力を持った射影機で霊を撮影する事。近距離で見切れることなく正確に映すほど敵へのダメージが大きくなる。臘月島の風土病・月幽病(げつゆうびょう)に運命を狂わされた人々や島に古くから伝わる仮面を使った儀式・帰来迎(きらいごう)のおぞましい全貌など、従来の『零』シリーズと同様に民俗学的な因習が作品の根幹に関わっており、本作のテーマの月を連想させる恐怖と幻想美が融合した幽玄な雰囲気を醸す。, 「誰も憶えていないことは、存在しないことになるのだろうか…」本州の南に位置する朧月島で十年に一度催される朧月神楽。その神楽の進行中に五人の少女が消えた。少女たちは一人の刑事の活躍で救出されたが全員が記憶を失っており、神隠し中の出来事を覚えていない。しかし唯一の例外として、少女たちの一人・水無月流歌は旋律の断片を朧げに記憶していた。仮面の人々に囲まれ楽器を奏でる少女達と、美しい月光を浴び舞い踊る仮面の女。この世のものとは思えない光景を胸に秘めて日常生活を営んできた流歌だが、彼女が成長したある日、神隠しにあった少女達の二人が相次いで不審な死を遂げる。発見された死体はいずれも顔を覆い、慟哭するように身をよじっていた。神隠しの生き残りである海咲と円香は、無惨な死を遂げた友人の死の真相を解き明かす為に懐かしの故郷・臘月島に赴く。そして流歌も二人を追って因縁の地、自らが生まれ育った臘月島に向かうのだった。, 海咲と円香は十年前、島の伝統的な祭事である臘月神楽の最中に起きた神隠し事件の被害者だった。失踪から数日後、一人の刑事の活躍により彼女達は臘月島の病院の地下道で保護されたが一切の記憶を失っていた。事件後被害者の5人は島を出てそれぞれの生活を送っていたが、被害者のうち二人である十萌と毬絵が同日同刻に変死を遂げる。両手で顔をかきむしり苦悶に泣き叫ぶような惨たらしい死に様だった。友人の訃報を受けた海咲は何者かが神隠しの被害者を順番に殺しているのだと推理、犯人の正体を掴む鍵が失くした記憶にあると確信し、円香を伴って故郷・臘月島を再訪する。勝気で積極的な海咲と対照的に円香は消極的な性格で、内心嫌だったが海咲の誘いを断れなかった。二人の関係は海咲を主とするなら円香が従であり、何事にも優柔不断な円香は海咲にぐいぐい引っ張られていく。臘月島はある事件から住民が消え、全体が裏寂しい廃墟となり果てていた。, 夜、懐中電灯を持って朽ちた灰原病院を探索する海咲と円香。この病院は臘月島特有の風土病であり、記憶の混濁を伴う精神疾患を引き起こす月幽病の治療を専門としていることで有名だった。彼女達が発見されたのはこの病院の地下道である。被害者5人の共通点はこの病院と確信した海咲はどんどん先へ進んでいき、円香は遅れをとる。海咲とはぐれた円香は病院内の麻生記念室で射影機を発見。麻生邦彦とは著名な神秘科学者で、霊界・異界の存在を科学的に実証しようとして学会で異端視されていた。彼の没後各地に散らばった遺品には除霊の力が宿り、代表作の射影機もその一つ。麻生邦彦の手記には彼が島での体験を経て、いずれ射影機がこの島に必要になると信じ寄贈した経緯が綴られていた。射影機を入手した円香は、襲い来る怨霊をなんとかそれで退けながら懸命に海咲を捜すも、遂に恐怖に負けて「もうここにいたくない」と絶叫。ドアを開けて逃げようとした彼女の手を「帰さない」と女性の霊が掴み、男性の霊が挟み撃ちする。そして円香は気を失い、視界は暗闇に包まれるのだった。, 「誰も覚えてないことは、存在しないことになるのだろうか…」水無月流歌(みなづき るか)は十年前に臘月島で起きた神隠し事件の生き残りだった。しかし彼女は島で過ごした記憶を一切失っており、その中には父親のことや生まれ育った家のことも含まれた。唯一覚えている謎めいた旋律を、一心不乱にピアノで弾く流歌。病床の母・小夜歌は「あの島に近寄らないで」「知らない方が幸せな事もある」と乞うも、神隠しの被害者で友人でもあった十萌と毬絵の連続死、同じく友人の海咲と円香が真相の究明に発ったことを知り、自らの記憶を取り戻すべく流歌も島へ赴く。, 二人に遅れて島へ上陸した流歌は灰原病院へ向かうも、海咲と円香の姿はない。彼女は懐中電灯を持ち、暗闇の中探索を進める。, 院内には看護婦や患者の霊が多数徘徊し、芯から冷えそうな不気味な雰囲気が漂っていた。院内には自由に出入りできる部屋と施錠されて立ち入れない部屋がある。流歌は探索中に円香の手書きメモを拾い、海咲においていかれ孤立するのを恐れる不安を汲む。円香は海咲と違い、過去の真実が暴かれるのを恐れていた。神隠し中に起きたおぞましい出来事の詳細を思い出してしまえば二度と日常に戻れなくなる、そして当時の記憶を取り戻す事で海咲が大切な人のことまで思い出し、身代わりに過ぎない自分を捨ててしまうのではないかと怯えていたのだ。続けて流歌は新聞の切り抜きを拾うが、そこには臘月病で起きた怪死事件が報じられていた。記事には臘月島の人間が顔を覆って悶え苦しむように死んでいたこと、残りの住民も蒸発したことが書いてある。その昔、臘月島は黄泉に近い島として外の人間に畏怖されていたらしい。臘月島の伝統工芸である仮面には現世と幽世を繋ぐ不思議な力が宿るとされ、儀式の際に巫女が被る面は彼岸と此岸の接点とされた。新聞の切り抜きを集めるうちに流歌が当事者となった集団失踪事件以前にも島は厄災に襲われ、イメージ向上の為に臘月神楽を目玉とした観光地化を図った事実が判明する。再び拾った円香のメモには彼女もまた流歌と同じ旋律に共鳴し、海咲が作った曲を聴くと過去を思い出しそうになると書いてあった。その後も流歌は円香が残したメモの断片を拾い集めていくが、文面は次第にたどたどしさと支離滅裂さを増していき、最後の紙片には「かおを みないで」「かおが わからない」「あのふたりと おなじ」と記されていた。食堂に足を踏み入れた流歌は、暗闇の中に立ち尽くす円香を発見する。思わず駆け寄って声をかけるも、振り向いた円香の顔は水鏡に波紋が広がるが如く歪んでいた。襲い掛かってくる円香を辛うじて射影機で撃退するも、ふと鏡を見れば流歌自身の顔も怪しく歪んでいた。, 時は遡り海咲の視点に切り替わる。探索に消極的な流歌と口論した海咲は、鏡に映った自分の顔が歪んでいるのに驚く。怪奇現象はすぐおさまったが、続いて黒い服を着た少女が出現。, 「帰って来るの」「臘月島」と薄っすら微笑んで呟く少女。また幻覚を疑ったが彼女は振り向いてもまだそこにいた。謎の少女と対峙する海咲。「あなたは…」「忘れたの?」少女に導かれて階段を上るとフラッシュバックが襲い、海咲は失われた過去の一部を思い出す。彼女は幼少期を過ごした灰原病院で、黒い服の少女と過ごした記憶が確かにあったのだ。海咲が正気に返った時、同行したはずの円香の姿は消えていた。はぐれた円香を慌てて捜す海咲は、廊下に放置された射影機を発見する。それは麻生邦彦の子孫である海咲が家から持ち出した物だったが、いつのまにか落としていたのだ。射影機を携えて単身探索を再開した海咲は、203号室からのナースコールにまざる円香の嗚咽を聞く。同じ部屋で海咲は部屋割り表と看護日誌を見つけ、かつて自分達が灰原病院に入院していた事実を知る。新館二階は小児病棟となっており、海咲達と同時期に亞夜子という名前の少女も存在していた。当時から内向的な性格だった円香は、嗜虐的で残忍な亞夜子に執拗ないじめを受けていた。院長の縁故らしい亞夜子には特別待遇が約束され、わがまま放題の彼女には看護婦もほとほと手を焼いていたらしい。階段に戻った海咲は再びフラッシュバックに呑まれ、階段の上に立ち尽くす美しい少女と階下に倒れ伏す幼い円香の幻を見る。「死んじゃえ」豪華なドレスを纏い、自ら突き落とした円香を見下して冷笑する少女こそ亞夜子だった。円香が昔あてがわれていた病室に向かった海咲は彼女と再会するも、物言いたげな表情を浮かべた円香はすぐさま姿を消す。, 亞夜子の部屋に向かった海咲は、黄金の壁紙を貼られ、解体された人形の四肢が夥しく吊り下げられた異様な光景に絶句。悪意を剥き出しにした亞夜子の怨霊と戦闘に突入、射影機を使って彼女を撃退すると入れ代わりに黒い服の少女が現れ、愛おしげに海咲の頬をなでる。「忘れたの?」刹那、海咲はこの少女と「ずっと…ずっと一緒にいようね」と約束したことを思い出す。, 『零~刺青の聲~』とは、「零」シリーズの第3作目で、2005年にテクモよりプレイステーション2用ソフトとして発売された和風ホラーゲームである。