【another moon】(総つくを見守るあきらの独り言SS)2015.01.04. こちらは「花より男子」の二次小説置き場です。 主体はつかxつくです。 他CPは総x優となっております。 原作者様並びに出版社様とは無関係です。 版権以外の著作権は管理人であるmiruにありますことを … 二次は総二郎派!(笑) 総×つくメインですが、類×つく、あき×つくも、ちょっとずつupしています! まず初めに「ご案内&パスワードについて」をお読み下さい。 アクセスカウンター 西門を名...うまずたゆまず(あき→つく←総)7 ... 花より男子&有閑倶楽部の二次小説ブログ。 ... もし将来、総二郎とつくしが結婚し子供が出来たとして、その子供が西門流の跡目を継ぎたいと言い出したらど … 「はい。牧野を取れば西門を棄てる事になるし、西門を取れば、牧野を永遠に諦めなければならなくなる。両方得る事など無理だ」, 「茶道を取り巻く環境は大嫌いだけども、別に茶道が嫌いな訳じゃない。むしろ好きなんです。だから、踏ん切りがつかない」, 「牧野さんを選ぶという事は、茶道から離れる事と同義ですから当然です。西門を名乗れなくなると同時に、茶道に一切関われなくなるでしょう」, もし将来、総二郎とつくしが結婚し子供が出来たとして、その子供が西門流の跡目を継ぎたいと言い出したらどうなるか。, だから西門宗家では、直系だろうが傍系だろうが、茶道と関わりのない人生を歩む場合は、絶対に茶道で生計を立ててはならないし、西門を名乗る事も許されない。, 「総二郎さんのお気持ちは分かりました。確かに今の状況では、どちらか一方を選べというのは酷な話かもしれませんね」, 「私には、幼き頃より将来を約束した方がおりました。親同士が決めた縁組みではありましたけど、私もあの方も慕い合っておりました」, 「そうです。あの方と一緒に過ごした時間は、それはそれは夢のように楽しく、幸せだった。このまま何事もなく、あの方の元へ嫁ぐものだとばかり思っていました。それなのに、ある日突然───」, 当時の西門流大宗匠と当代が、何の前触れもなく突然家にやってきて、帯封のついた札束を山のように積み上げながら、一方的にこう言ったという。, 「お宅のお嬢さんを西門流の家元夫人にしたい。だから、男とは縁を切ってくれ。この金は手切れ金として、男に渡して欲しい・・・と」, 喪中どころか忌中の最中(さなか)、縁談を持ちかけてくるなど常識では考えられなかった。, 「まだ幼い祥一郎さんに母親が必要だと言う事は分かります。ですが、忌中にその様な話をするなど言語道断。先妻さんに失礼だし、そもそもが非常識です」, 「当家が貧しているからといって、馬鹿にしないでもらいたい。お金でものを言わせるつもりですか!?娘はもうすぐ、許婚と結婚します。娘の幸せの邪魔をしないで下さい・・・と、毅然とした態度で父が断ってくれました」, 当時の当主が、甘い言葉で近付いてきた得体の知れぬ人間に騙され、馴れない事業に手を出し失敗。財産は底をついた。, 「代々の屋敷もその時、売り払われたそうです。ですから、零落した実家に残っているのは、歴史ある家系図と平安期に帝より下賜された龍笛のみ」, 「屋敷が売り払われた?えっ、いや、しかし、オフクロ・・・家元夫人の実家は、敷地も広くて建物も立派ですよね」, 「あれは、西門流の先代が用意した屋敷であって、代々受け継がれてきた屋敷ではありません」, 拳を握りしめ、眼光鋭く宙を睨んだ家元夫人は、その当時を思い出したのか、静かな怒りを露にした。, 「西門に嫁がなければ、婚約者やその家族はもちろんの事、実の親や弟の安全は保証できない。大事な人たちが不幸になってもいいのか・・・そう脅されたら、従わざるを得ないでしょう!?ですから私は、泣く泣く西門に嫁いだのです」, 「私の婚約者に女性をあてがい、強引に結婚させました。結婚に同意しなければ、私の身の安全は保証出来ないと脅して。おまけに、陰で私達が接触しないよう、四六時中見張りまでつけて」, 「あの方が若くに亡くなられ、私の心は死にました。生きていく糧を失ったのです。ですが・・・」, 「家元が目を光らせていたので大っぴらに動けませんでしたが、私にもそれなりに伝手はあります。ですから、あの方に関する情報は得ていました」, 元婚約者が亡くなった事だけは家元から知らされたが、それ以外の情報は与えられなかった。, だから家元夫人は、家元に悟られる事のないよう慎重に動き、最低限の情報を得ていたのだ。, 「端的に申し上げます。あの方の娘さんは、牧野つくしさんです。牧野さんの存在を知り得たと同時に、その事実を知りました」, 「ええ。清辻家の娘を利用する為に、あの方に近付いたんでしょうね。その辺りの経緯は私には分かりませんし、家元も把握していないと思います」, だから家元は、牧野さんに関する情報を私の耳に届かないようにしていたんだと思います。, そう話しながら軽く首を振った家元夫人は、自分をじっと見つめる息子の総二郎に再度、平家琵琶の演奏会チケットを差し出した。, 「この琵琶奏者が牧野つくしさんだという事に、家元は気付いておりません。牧野さんが亡くなったと聞いて、安心しきっているのでしょう。彼女の今の名前は、清辻でも牧野でもありませんしね」. ┣ 第一章 悪夢再来; ┣ 第二章 疑惑…掛違う運命の釦; ┣ 第三章 暗転…目に見えないもの、希求する魂; ┣ 第四章 愛憎…愛することとは①; ┣ 第四章 愛憎…愛することとは② 【Translator <翻訳機>】(総つくSS)2014.12.23. Author:河杜 花 こんにちは。河杜 花(かわもり はな)です。 花より男子のアプリ・二次小説の世界・再放送ドラマをみて無謀にも書いてみたくなりました。 CPですが、総二郎とつくしです。 おちゃらけ・コメディ・シリアス・ダーティなんでもござれ。 【小さな花とコーヒーと。 ☆花より男子☆ 【タイムスリップ】(総つくSS)2014.09.17. 花より男子の二次小説 総×つくメイン ちょい暗総二郎とエロ門さんがいます あき×つく・類×つくもあり 13日前 夕餉に南瓜が並ぶ日 29日前 Call my name 22 総もくじ それでも貴方を愛しているから…全97話完+α. 【出せない手紙】(総二郎の独り言SS)2015.04.03.