子どもの頃は貸本マンガに夢中になり、漫画家を目指し漫画賞に応募したこともある。 北海道 札幌市 出身。 札幌市立向陵中学校、京都府立洛北高校卒業。 作家。京都国際マンガミュージアム館長。 近著に『日本まんが1巻~3巻』(東海大学出版)など。, TEL: 075-254-7414 (代) / FAX: 075-254-7424. 栗塚 旭(くりづか あさひ、1937年〈昭和12年〉5月9日 - )は、日本の俳優。劇団くるみ座出身。, 幼少の頃に父を亡くし、札幌市立向陵中学校[1]を卒業する頃には母も亡くしたため、教師をしていた兄夫婦を頼って1953年に京都市へ移り住む[2]。, 高校へは編入という形で入学し、定時制へ1年間通ったのち、全日制へ移った[2](定時制当時は、法然院などへ来ていた映画撮影隊のロケーションを昼間の空いた時間を使ってよく観に行っていた[2])。高校では放送部に所属[2]し、部の新入生の恒例行事として参加させられた『正しい日本語講座』で講師をしていた毛利菊枝との出会いが後に人生の転機につながる[2]。高校3年生時の文化祭では三島由紀夫原作の『邯鄲』を上演[2]し、次郎役(主役)を演じて演出も担当した。, 高校卒業後、浪人中だった1957年、予備校に通っていたが大学受験の勉強に身が入らず、毛利が主催する劇団くるみ座の稽古場へ見学に行ったところ、「イヤイヤ机に向かっているより青春を賭けるのはこっちだ[3]」と演劇にひかれ、くるみ座付属の「毛利菊枝演劇研究所」に入所。研究生を経て、1958年、正式に劇団員となった。, くるみ座に入った当初は、演劇よりも広告モデルの仕事などの方が多く、大阪そごうデパートやクラボウのワイシャツなどの新聞広告・週刊誌広告のモデル仕事をこなし、髙島屋のテレビCMにも出演[4]。1960年代前半期にはKHKラジオ(現・KBS京都ラジオ)の『藤井大丸テレフォンリクエスト』のディスクジョッキーを2年間ほど担当した[5]。, その間、志願して毛利菊枝の付き人もこなし、毛利に付き従って映画やテレビドラマのさまざまな撮影現場に足を踏み入れ、この時の付き人の経験は「カチンコの音にも慣れ、撮影所の裏表も見ていて対処の仕方を体で覚えていたので、いざ自分がカメラの前に立っても緊張することがなかった」と、後に自身が映像作品に出演した際に役立ったと述懐している[6]。, テレビドラマは、日本電波映画や東伸テレビ制作の作品に脇役で何本か出演した後、1964年(昭和39年)に「栗塚旭を明智光秀役で使いたい」と東映から劇団へ連絡が入り[2]、NETと東映京都テレビプロダクション制作の品川隆二主演『忍びの者』で光秀役に起用され、そこで監督の河野寿一や当時はまだ助監督だった松尾正武らと出会う。その後、同社制作の『つむじ風三万両』、『六人の隠密』、『柳生武芸帳』と、東映京都テレビプロ作品に立て続けにゲストで起用された。, 1965年の『新選組血風録』で主役の土方歳三役に抜擢(ばってき)され、これが「栗塚=土方」のイメージを決定づけるハマリ役となって評判を呼び、ニヒルな演技と風貌で人気を集め、生涯の当たり役となった。, 1966年(昭和41年)に京都市民映画祭『テレビ部門主演男優賞』と日本映画製作者協会「スター新人賞」を受賞し、その後も脚本家・結束信二と河野寿一監督、松尾正武監督らの手による『われら九人の戦鬼』、『俺は用心棒』、『帰って来た用心棒』、『用心棒シリーズ 俺は用心棒』、『天を斬る』、『燃えよ剣』などの東映京都テレビプロ作品やTBSテレビ・松竹制作の『風』といったテレビ時代劇、さらに『ばってら』、『商魂』などの現代劇でも主演をつとめ、松竹映画では『映画版・おはなはん(第1部・第2部)』、『春日和』、『女の一生』などで岩下志麻の相手役を演じ、1978年(昭和53年)から始まった『暴れん坊将軍』シリーズではセミレギュラーの山田朝右衛門役を20年近くに渡って演じた。, 1968年(昭和43年)末に劇団くるみ座を退団[1]。俳優業の傍ら、京都の哲学の道沿いに購入した自宅の敷地内で1972年(昭和47年)4月[1]より喫茶店「若王子」を経営していた。しかし長年に渡って店を手伝っていた義母の死去、義姉の病気などの諸事情により2002年(平成14年)1月に休業した。閉店後も同地に居住している。, 2004年(平成16年)のNHK大河ドラマ『新選組!』では、土方歳三の実兄・為次郎役として出演。ドラマ収録時に会った土方歳三役の山本耕史の年齢(当時27歳)が、自身が土方を演じた当時の年齢とほぼ同じなのを知り、「何も恐れることはないし、堂々と演じたらいい」と励ましのエールを送ったという[2]。, 2005年(平成17年)、主演映画『二人日和』(監督:野村恵一)が岩波ホールでロングラン上映され、同作品は第5回ニッポン・コネクション(ドイツ・フランクフルト日本映画祭)グランプリ、第60回毎日映画コンクール技術賞、第25回藤本賞奨励賞、第2回おおさかシネマフェスティバル撮影賞を受賞した。作品は現代の京都を舞台に、神主や京都御所関係の神官装束を作り続けてきた、栗塚演じる寡黙な伝統職人と、長年連れ添った余命幾ばくもない妻(藤村志保)との夫婦の機微が描かれた。, 2006年(平成18年)から2009年(平成21年)にかけ、CSの時代劇専門チャンネルにて往年の主演ドラマ『新選組血風録』、『燃えよ剣』、「用心棒シリーズ」、『天を斬る』やその他の出演作品が再放送されたことをきっかけに、当時からのファンはもとより、栗塚の全盛期を知らない新たなファン層からも大きな反響を呼び、時代劇専門チャンネル公式ホームページ内には栗塚ファンに向けての専用掲示板が別個に設置されるなど、異例ともいえるほどの好評を博した。, この時の人気再燃ぶりは、読売新聞夕刊(2007年(平成19年)12月12日)でも「土方歳三役・栗塚旭ブーム再燃 若い女性層にも広がる」という記事として取り上げられ、その後も時代劇専門チャンネルの広報番組や特別企画番組にゲストとしてたびたび出演するなど、時代劇専門チャンネルのマスコット的な存在となっている。現在も関西を中心に活動している。, 2020年(令和2年)、CDドラマ「土方歳三 劫火の士道 多摩のバラガキ・池田屋事変編」に、八木源之丞役で特別出演。, 時代劇専門チャンネル「時代劇ニュース オニワバン!」第5回(2012年12月放送), https://ja.wikipedia.org/w/index.php?title=栗塚旭&oldid=80358648, 幼少の頃は、音楽・映画・演劇鑑賞や絵を描くことは好きだったが学校の体育の授業をほとんど見学で過ごすほど体力がなく、学芸会で何かやれと言われると泣いてしまうような子供だったという, TAKAMINE〜アメリカに桜を咲かせた男〜(2011年、「TAKAMINE」製作委員会) -, 第177回「時代劇専門チャンネル特別企画ツアー 時代劇のふるさとを訪ねて」(2007年), クリスマスイブスペシャル 暴れん坊将軍×栗塚旭「暴れん坊将軍 思い出のエピソード」(2007年、時代劇専門チャンネル), 時代劇体操 NEWバージョン(2012年 - 、時代劇専門チャンネル) - DJ土方, 美空ひばり芸能生活33周年記念特別公演「北条政子」(1979年、新宿コマ劇場) -, 絆、そして剣風 / '84 炎香と夢の宴(1984年、大阪中座) - 秋月弥太郎 / 松平越中守, 伝説劇団会津・京都公演「会津士魂外傳 山本覚馬」(1994年、祇園歌舞練場) - 土方歳三, 劇団京都旗揚げ公演「源氏物語絵巻 華のいのちは」(1994年、京都府立文化芸術会館) -, 京都西山コールアカデミー 第12回演奏会(2011年、長岡京記念文化会館) - ナレーション, 非戦を選ぶ演劇人の会 in 伊丹 ピースリーディング「私(わん)の村から戦争が始まる」(2012年、. 栗塚旭×荒俣宏 ~「新選組血風録」を振り返る~ 2019年12月1日(日) 13:00 〜 14:30 この度、京都国際マンガミュージアムでは、俳優の栗塚旭氏をお招きし、荒俣宏館長と「新選組血風緑」の放映当時を振り返りながら語り合うイベントを開催します。 栗塚 旭様 お誕生日、おめでとうございます。 いつまでもお元気で、ご活躍下さい。 定員大幅増 90名に! プレゼントも 誠の女 [2019/04/28] 第22回 ひの新選組まつり 栗塚 旭トークショー 定員が90名になり … 5月11日(土)栗塚 旭トークショー 『燃えよ剣 よもやま話』開催 投稿:2019年3月13日 1965年に放映された「新選組血風録」、1970年の「燃えよ剣」、映画とテレビで土方歳三を5回演じた栗塚 旭さん。 ※定員に達し次第募集は締め切り、当館ホームページにて、その旨お知らせいたします, 返信発送日:当館にはがき到着後、2週間以内に発送いたします。 チケットぴあのディナーショーページ。ディナーショーの公演のチケット情報をお届けします。ディナーショーのチケットの予約・購入はチケットぴあで! また、しばらくご無沙汰の友人4人からはブログ見たぞとlineが入った。 「うらやましい」「ズルい」「栗塚旭が壬生寺にいるなんて」と。 この4人は例えば私が「ミック・ジャガーに会った」と書いても ※11月28日(木)以降到着分の返信はできません。お電話でお問い合わせください。, 栗塚旭(くりづか あさひ) ディナーショーの公演チケット情報ページです。全国の【14件】のチケット情報を地域や日付けで絞り込み、またディナーショーのワードから特定のワードのチケット検索ができます。 ゲスト 栗塚 旭さん 司会 武部 宏さん 栗塚 旭さんのプロフィールに代えて 栗塚さんは先頃、年末に「栗塚 旭 オン ステージ」と題したディナーショーを開催され、私も参加させて頂きました。 化への新選組関係施設の臨時休館情報, 「日野新選組同好会8月度オンライン公開例会」と「オンライン殺陣教室」開催のお知らせ, 「ひの新選組まつり」をお届けします, 映画『燃えよ剣』試写会が中止になりました, L.PRODUCTSとさくらさくらカンパニーの5月9日(土)日野公演中止(延期)のお知らせ, 第45回土方歳三忌中止のお知らせ, 「第23回ひの新選組まつり」を中止します, 「第23回ひの新選組まつり」についてひの新選組まつり実行委員会からのお知らせ, 『第23回ひの新選組まつり』新選組隊士パレード参加者募集, 第23回ひの新選組まつり、始動。2月1日から隊士募集開始, 栗塚 旭  特別ゲスト・西田 良, あさくらゆう(幕末史研究家), 2,000円(燃えよ剣ポートレートを全員にプレゼント。当日抽選で10名様に栗塚旭さんのサイン色紙を贈呈), 電話またはFAXで申込みをし、現金書留で参加申込書と参加費を送金をもって受付登録. この度、京都国際マンガミュージアムでは、俳優の栗塚旭氏をお招きし、荒俣宏館長と「新選組血風緑」の放映当時を振り返りながら語り合うイベントを開催します。, 近年、「歴史」や「時代劇」をテーマとしたマンガを愛読する若者層が増えています。中でも戦国時代や幕末維新期を扱う作品は多く、さらにその中でも「新選組」は高い人気を誇っています。その影響は、そうしたマンガを原作としたテレビドラマや演劇の多さにも表れているでしょう。1965年7月からTV放映し、大ヒットした連続テレビドラマ「新選組血風録」で土方歳三役を演じた栗塚氏。彼のニヒルな演技と風貌は、栗塚=土方と言わしめる程となり、その後のマンガ・アニメ・ゲームなどに大きな影響を与えたと考えられます。当イベントでは、栗塚氏の演技とその当時の俳優や制作陣、時代背景や、「新選組」を題材にしたマンガ作品などに多くのファンが引き寄せられる魅力について、放映当時を振り返りながら荒俣宏館長と語り合っていただきます。, 申込開始日:2019年10月31日(木) 1947年東京生まれ。慶応義塾大学卒業後、10年間のサラリーマン生活ののち独立。百科事典の編集助手をしながら書いた小説『帝都物語』がベストセラーになり、日本SF大賞受賞。『世界大博物図鑑』で、サントリー学芸賞受賞。神秘学、博物学、風水等多分野にわたり精力的に執筆活動を続け、その著書、訳書は350冊あまり。稀覯書のコレクターとしても有名である。 1965年に放送されたテレビドラマ「新選組血風録」で、主役の土方歳三に大抜擢され、脚光を浴びる。 血なまぐさい印象も強かった時代劇に人間味をもたらし、若い女性の人気も得て、ドラマの視聴率は30%を超えるほどの好評を博した。 その後も70年の「燃えよ剣」、81年の「いのち燃ゆ」などテレビ … 俳優。1937年北海道生まれ。京都市在住。1957年、毛利菊枝が主催する劇団くるみ座に入団。「ベニスの商人」などの舞台に出演する一方、1965年司馬遼太郎原作ドラマ「新選組血風録」(NET・現テレビ朝日)で土方歳三役を演じ、好評を博した。以後1966年「われら九人の戦鬼」、1967年「俺は用心棒」、「風」、1970年「燃えよ剣」など数々の時代劇作品に登場し、“テレビ時代劇を語る上で欠かすことの出来ない存在”と言われている。その後も「暴れん坊将軍」「水戸黄門」などの作品にも出演、2004年には香取慎吾主演NHK大河ドラマ「新選組!」で土方歳三の兄役で出演。2005年に女優・藤村志保と映画「二人日和」で共演し、ドイツ・フランクフルト【第5回ニッポン・コネクション】グランプリ受賞するなど映画、テレビで活躍中である。, 荒俣宏(あらまた・ひろし) 栗塚 旭(くりづか あさひ、1937年〈昭和12年〉5月9日 - )は、日本の俳優。 劇団くるみ座出身。.