つぎに、どの記事を一番強調するかなどの記事の価値を評価しながら、紙面の構図をスケッチしましょう。そこでは思いきって「形」を優先させてみることです。 とくに直列は紙面の右側だけにかたよったり、中央だけにかたよるなど紙面のバランスをくずしたり、並列や〈ハラキリ〉の原因になったりします。一段見出しの並列はかまいません。, 左下の実例のように、紙面の最下段に、二段以上の見出しや写真などを配置することを〈シリモチ〉といいます。 夏休みの宿題で読書感想文と並んで出されるのが「読書新聞」です。読書新聞とは、本を新聞の形式で紹介するもの。中学生の宿題で出されることが多いようです。この記事では、読書新聞で何を書いたらよいか、レイアウトはどうしたらよいか、順を追って解説していきます。 新聞のレイアウトには禁止事項がいくつかあり、これを無視すると、読者が読み間違いをする危険性があり、大変読みづらい新聞になってしまいます。 ここでは、その禁止事項をあげてみました。  流 … 見出しは読み手の興味を引くためにとても大切な存在です。興味を引くためには印象に残る一文にする必要があります。 見出しの一文は記事内容を要約する一文となるわけでが、その際に記事内容を【強調】するように心がけるのは良いのですが、それが【誇張】にならないように留意する必要があります。 例えばゴシップ色の強い雑誌記事などには誇張と取れるような見出しが多く見られます。 誇張した見出しとは、実際にその見出しに興味を持って記事を読んでみたら、「見出しで感じたほど … また、使用する飾りケイの種類にも充分注意し、できるだけ統一するか、同じ傾向の飾りケイにしましょう。 左下の実例は、これを修正したものです。ただし、記事Bのイとロがあとで述べる「泣き別れ」にならないよう気をつけましょう。, 最初の実例のA記事の1は(。)で終っています。Bの記事の5の行の最後が(。)で終わっており、2の最初が行かえではじまっている場合は、2を読み落とす場合があります。 Ⅲ レイアウトの方法 1 基本は押さえて流す ①隅から、端から、下からつくる 新聞は、縦組みなら右の上段から左へ向かって読み進み、ケイ(罫線)や見出し、写真など流れを阻むものに当たると、1段下の右端に流れます。これを「流し組み」と言います。 こうした見出しの直列や並列を〈タブー〉としているのは、見出しのもつ意味を殺してしまうことが、その理由です。 毎号連載しているものは、できるだけ同じ面の同じ位置に、同じような形で、最初にきめてしまいます。 先生方の思い「通信を発行したい」 昨今,「多忙解消」「働き方改革」「労働時間の改善」といったことが課題になり,従来きわめて多忙な毎日を送ってきた教師の仕事内容は整理されつつあります。 特集記事などで、並列させることに意味があれば別ですが、そうでない場合は、見出しの役割を相殺することになりますから、さけてください。見出しAとBの場合は並列ではありません。 そのレイアウトを工夫し、見てもらえる仕掛けを作るのがプロの仕事です。 まず、数秒の判断に打ち勝ち、目を留まらせるのが最初の一歩。 そのために必要なのは、強いインパクトをもつフックとなる … 横書きの割り付け 3. ただし《カコミ》《タタミ》の場合などのように、一つのマスのなかに入っている場合は、読み落すことがありませんから、さしつかえありません。しかし、上の実例のように〈両流れ〉と〈泣き別れ〉が重なったら大変です。, 流し組みの場合、記事は下段の右下あるいは真下へ流れるものですが、次頁の左上の実例のように、A記事が1から2へ飛びおりる形は禁じられています。 「押えて流す手法なんて、もう過去のものだ。時代は大きく変わっているんだ」という声が聞こえてきます。そして「内容が形を決めるんだ」「内容がないからレイアウトでゴマかそうとしてるんだ」として、レイアウトが軽視される傾向や「泥くささ」と「読みにくさ」が混同される傾向もありました。 Wordでは様々な文書レイアウトができますが、その中でも新聞のレイアウトはかなり上級テクニックと言われています。でも、実はポイントだけ抑えればそれほど難しくなく、むしろ楽しい部類のレイアウトです。ではその楽しくなるポイントをご紹介します。 しかし、こうした紙面をつくるときには、なによりも組版のいろいろな約束ごとに慣れるとともに、カコミ手法に慣れることです。 新聞は、非常に読みやすく作られています。 (新聞記者という)文章力があるひとたちが書き、デザインからレイアウトまで読みやすいようによく工夫され、 「速読」してくださいといわんばかりに作 … また、字詰や行数の計算、飾りケイの天地・左右の空白の計算などを正確にし、正確でわかりやすい指定が要求されます。, ブロック組みのレイアウトには定型というものはありません。読みやすさと紙面全体のバランスに注意していくことが大切で、あまり小さなブロックにすると逆に読みにくくなりますから、写真を大胆につかい大柄なブロックにしたほうがすっきりとします。 とくに、1と2との間が〈泣き別れ〉になっていたら、2の記事は孤立して読まれなくなってしまいます。このように二段も〈飛びおり〉たら、まったく記事がつながりません。これらは絶対にさけたいものです。, 記事の〈流れの原則〉からいえば記事はぶつかったら下段へと流れるもので、何かを飛びこえて流れるものではありません。例外を除いては、飛びこしをやってはならないということです。 レイアウトを工夫【ベストブライダル】 |ブライダル産業新聞社の公式サイト。ブライダル業界唯一のビジネス専門紙として、結婚式ビジネスにまつわるテーマを網羅的に取材し、情報発信を通じて業界の発展を支えています。 見出しが紙面の右側ばかりにかたよったり、大きな写真が下段の方にだけあると、この視覚的バランスがくずれ、不安定な感じをあたえます。見出しは左右にだいたい平均して配置し、大きな見出しはできるだけ上の方において、紙面のポイントを中央からやや上の方におくように心がけましょう。 また、二~三面、四~五面のように、新聞を広げたときの左右の紙面が、全体としてバランスがとれていないと、チグハグな感じを与えますから、左右の紙面のつりあいを考えながらレイアウトしましょう。各面のレイアウトを、それぞれ手わけしておこなう編集部では、とくにこの点での調整が必要です。, いままで述べてきたのは「押えて流す」手法で、紙面構成の基本として一般化しているものですが、週刊や旬刊で、タブロイド判の新聞では、《カコミ・タタミ》などのいわゆる「ハコもの」をふんだんに利用した紙面=「ブロック組み」によって美しく読みやすい紙面をつくりだしていくことも大切です。 見出しや写真、イラストなどのスペースを充分に、記事の本文をバッサリと削る心づもりでおこなうことです。そして、右上から順番にきめていくようなことはしないように…。「死角」にあたる部分を先にきめてしまうこと、「押える」ことが先なのです。 日頃、わたしたちの家に宅配される新聞は、縦書きのものが主です。学校の宿題で出される新聞の形式は決まっているでしょうか? 特にレイアウトが指定されていない場合は、縦書きにこだわる必要はありません。内容に応じて自由に新聞作りを楽しみましょう。 おすすめの新聞のレイアウトは次の3種です。 1. 新聞の文章と、物語や日記の文章とはちがいます。 物語は読む人を引き込(こ)み、最後まで読ませる工夫がしてあり、作者によって書き方はさまざまです。 ――新聞には題字、発行日、発行者が必ず掲載(けいさい)されています。 まず、これらを紙面に配置してから、レイアウトにとりかかりましょう。 レイアウトは、読者が読みやすいように写真や記事、イラストなどを配置することが大切です。 日本の新聞編集の長い歴史のなかで生みだされ、定着している紙面レイアウトの〈定石〉とは、この「死角」に《カコミ》《タタミ》などの「ハコもの」、写真・イラストを配置して、「死角」を生かし、右上から左下の対角線上に見出しが配置できるよう考えながら記事を流していき、最も重要な記事、読ませたい記事を、そのつぎに配置して左下でまとめる…という流し方です。 見出しBとCのように、同じ位置の段に同じ二段の見出しがならんでいるものを〈見出しの並列〉といってきらわれています。 普段、何げなく読んでいる新聞にも、じつは人間の目線を意識して工夫されているレイアウトの法則があります。 人間の視覚には死角がある 新聞紙面2ページ分を見開いたとき、あなたはどこから見て、記事を読み始めますか。 例外とは①カコミ・タタミで見出しが真中にあるとき②さし絵をつかうとき③記事の中に広告やカットを入れたとき…などです。 これは、紙面がそこから分断された感じを与え紙面の統一感を失い、さらに、あとで述べる「見出しの直列や並列」がおこりやすいことと、両流れがおこりやすいこと、そしてなによりも、一方の端へ記事が流れていると、目の動きからも無理があり、読者に読みにくい感じを与えるためにきらわれているものです。できるだけさけるようにしたいものですが、ただ〈ハラキリ〉を必要以上に恐れすぎて、かえって無理な形になるようでは、もっと読みにくい紙面になってしまいます。 レイアウトをする際、やってはいけないことがいくつかあり、新聞等の縦書きレイアウトでのものが有名です。 新聞は紙面が広い故に段数が多いので組み方が複雑になりがちで、よくないレイアウトについて古くから的確な指摘がされてきました。 ランダム型の割り付け ひとつずつ確認していきましょう。 標準的なレイアウトで新聞を作ることが指示されている場合は、以下の記事を参照して … 読まれる広報誌レイアウトについて、優秀な実例12選を元に、ページの目的(表紙、活動紹介など)別に解説。良い広報誌を作成するためにマネしたい5つのコツや、レイアウト作成無料ソフトもご紹介。広報誌レイアウトの簡単な作成方法も知ることができます。 〒151-0051 東京都渋谷区千駄ヶ谷4-25-2TEL03-3497-0531 FAX03-3497-0043Copyright©2014 あかつき印刷株式会社 All rights reserved. 国語の授業で新聞作り 見出しやレイアウト工夫、伝わりやすく 新聞記事の感想応募も交通事故、スマホなどテーマ 輪之内中 2019年10月14日 09:16 左下の実例をを見てください。記事Aの二段目は、中央のカコミ記事を飛びこえて左側に流れています。しかも、二段目の飛びこえる個所と三段目右側の記事の最初が〈泣き別れ〉になっています。Aの記事を読んでいる読者の眼は二段目の右側の記事を読み、カコミ記事にぶつかったら三段目の右側の記事に流れていくのが自然で、流れの原則からいうと、このように流れるのです。すると二段目左側の記事は読者の眼にはふれずに、どこかへ消えてしまいます。, 左上の実例のように、五段目と六段目の間、七段目と八段目の間が、紙面を横断する場合を〈ハラキリ〉とよんで、これも紙面構成上〈タブー〉とされています。しかし、タブロイド判などでは、これをあまり考える必要はありません。 見出しCとDの場合は、まだ上と下の段数が違っているのですくわれますが、これらは形の上からいっても、たいへん見苦しく、紙面をタテに分断してしまいますから、さけるようにしたいものです。 読者の要求・関心にこたえ、その半歩前をいく企画とWHY(なぜ)・HOW(どのように)を重視した突っ込んだ取材。, CLEAR(明瞭に)・CORRECT(正確に)・CONCISE(簡潔に)の「良い記事の条件・三つのC」を満たした読みやすい記事。, ケイのスペースを必ず計算に入れることです。左上の実例では、最上段の記事《A》の下に飾りケイが入っているため、この記事の字詰は基本字詰より一字へらしてあります。また、最下段の記事《C》も一字へらしています。, 一つひとつのかたまりについて、見出しのスペースも含めて、左右の行数計算を正確にすること、そしてタテに入れるケイのスペースも充分にとることです。, 正確な行数計算と一つひとつのかたまりの正確な形の指定をしたうえで、紙面の左右どちらかに必ず「逃げ道」をつくることです。万一、計算した寸法よりも幅が一~二行大きくなっても、あるいは小さくなっても、どこかで調整できる場所をつくっておくことです。. 2020/10/07 - Pinterest で bear orange さんのボード「広報誌」を見てみましょう。。「広報, 広報誌 デザイン, 広報 紙」のアイデアをもっと見てみましょう。 小学校の学級新聞や自治会・町内会・PTAなどの広報誌・会報誌にご利用ください。レイアウトが異なる2種類を掲載 Excelで作成していますので、Wordのようにレイアウトがくずれることなく、アレンジや書式設定も簡単です。 また、《カコミ》や《タタミ》の左右が大きくて流し記事が、これらに邪魔されて窮屈なものになったら紙面が死んでしまいます。《カコミ》や《タタミ》の左右の大きさは、紙面の三分の一以上にならないようにし、縦長か横長の形にすると安定します。 構図ができたら、いよいよ計算です。連載ものや《カコミ・タタミ》の大きさを正確に計算し、位置と大きさを書き入れてから、流し記事を流していきます。 新聞の紙面は記事本文以外にも題字、見出し、写真、リード文などを配置するため記事本文の割合は6割程度とするのが一般的です。 題字や見出しの配置は紙面全体でバランスが取れるように工夫するのが新聞レイアウトの基本です。 割付作業の順序は、上の実例の場合では、《1》の記事の幅を最初に計算して割り付けし、つぎに《2》の記事の幅を計算して割り付けます。《1》は6~7段目の図版を組み上がったあとで変えないため最初に固定しています。《2》は見出しの天地が組み込みになっていますから、これも組み上がったあとで変えないようにしています。そして《A》《B》《C》の記事を流し組みの要領で割り付け、行数計算の狂いを簡単に調節できるようにしています。, 左上の実例をみてください。Aの記事はイラストの右側を流れて、1~2~3~4へと流れています。Bの記事はイラストの左側を流れて、5~6~7~8へと流れています。つまりAとBの記事はイラストの両側を流れ、Cのケイで合流しています。こうした場合を〈両流れ〉と言われ禁じられています。 今回は社内報を読みやすくするためにどんな工夫ができるかをテーマに考えてみたいと思います。 レイアウトや文字、イラストやグラフの使い方ひとつで情報がより伝わりやすくなります。社内報にどんな内容の記事を載せるかと同じくらい、デザインもまた社内報制作の重要なポイントです。 新聞ではページのことを「面(めん)」と言います。およそ30面ある朝刊の中で、特に大きなニュースを集めているのが1面です。 読みやすさの工夫がいろいろ 新聞には多くの情報が載っており、朝刊全体で200~300本のニュースがあります。 流し記事だったら「押え」るものをもってきて、二十行以内で下段へおろして流すようにすれば、〈ハラキリ〉をふせぎ、記事を短く感じさせてくれ、紙面レイアウト上も美しくなります。また、下から二段目や一段目が、ハラキリになるのはさしつかえありません。, 左上の実例のCとDのような場合を、見出しの直列といいます。見出しCとDは合計五段の見出しという感じになっています。 2.レイアウト・見せ方の工夫 レイアウトを考える レイアウトを考えるうえで気を付けるといいポイントをご紹介します。 ・配列にアクセントをつける 読者がどこに目を向けやすいかとい うことを考えます。新聞でも上から下、 また、6がA記事のつづきだと思う読者もいます。これを〈泣き別れ〉といって、さけたいことのひとつです。この〈泣き別れ〉をなくすには、校正作業のときに上段の最後の行から下段へ文章をおくってつづけるか、上段の最後の行を一部削除して下段をおくりこみます。 単調なときは、レイアウトを見直そう 上でご紹介した新聞形式・地図形式のほか、すごろく風・一覧表など、いろいろな見せ方があるので、テーマに合わせて工夫してみましょう。他の子どもの作品を見るのも参考になります。 集めた記事を紙面に割り付けることを編集レイアウトと言います。新聞づくりは、最初に紙面全体の出来上がりのイメージがなければうまくいきません。 題字や題字下、見出し、写真、罫線などのスペースもあるので、本文の記事量は紙面の50%?60%程度にするとレイアウトしやすくなります。本文が長すぎると文字ばかりになり、また短すぎて情報が正しく伝わらなければ困ります。バランスを大切にしましょう。 企画もの、特集ものなどに効果を発揮します。 とくに、A記事の1とB記事の5のところの最後が、文章の区切りで(。)でおわっている場合は、読者は2へとつづくのか、6へつづくのかわからなくなります。3のところも同じことです。また、Aの記事の2から、6へとイラストをとびこえて読んでしまうことにもなります。このように、読者を混乱させることはさけなければなりません。 これは、紙面のバランスをくずすためにきらわれているものですが、「ぜったいにしてはならない」というものでもありません。なるべくさけるようにし、やむを得ないときは上段の方の比重を重くするようにしたり、横見出しにするなどの工夫が必要です。. 縦書きの割り付け 2. ¦ã«èª­ã¿é€²ã¿ã€è¨˜äº‹ãŒè¦‹å‡ºã—や写真など障害物に当たると一段下の右端に進み、何かを飛び越して読み進むことはありません。, ところがハコものの中では、中央に見出しを置いて、その周りを記事が取り囲み、見出しを飛び越しながら読み進むようにレイアウトします。このレイアウトを渡し組みと言います。, また本文中に見出しやタイトルを割り込ませて字詰めを変える方法もあり、これをクミコミ(ワリコミ)と言います。. レイアウトのコツと併用するとキレイにまとまるので、合わせて活用してください。 コツ04.色の持つ印象と組み合わせ方 皆さんが目にする雑誌やファッション、インテリアなどすべてが感覚的に美しいと感じられるように配色されています そのためにも、日本の新聞編集の長い歴史のなかで生みだされ、定着している新聞の紙面レイアウトの技法を学んだうえで、これを出発点にして「新しい型の新聞」を生みだしていこうという声が、再び大きくなってきています。 Copyright © FUDEMAME CO.,LTD. お一人お一人、とっても素晴らしい新聞でギョざいました。しっかりと取材した作品が多く、毎年、ギョギョっと驚き、感動いたします。イラストやレイアウトに工夫がみられ、さかなクンもこんなふうに描けたらと思いました。 新聞教育支援センター代表 読者は、必ずしもトップ記事から順に読んでくれるとは限りません。どの記事から読みはじめても、その記事の流れは自然で、読者を迷わすことなく導いていかなければなりません。「ハコもの」や写真、毎号連載しているものを、それぞれの位置と形・大きさをきめて固定した間を、右から左へ、上から下へと、見出しを配置しながら、水が流れるように記事を流していきます。これを「押えて流す手法」といい、これが紙面の〈定石〉=基本となっています。, 実際に割付(レイアウト)をする順序は、集められたそれぞれの素材(記事や写真、イラストなど)をしっかりと頭のなかにたたきこむことです。数多くある素材のなかから、どの記事と写真をどの面に入れるか、「面割」をします。 上の実例をみてください。このような紙面の場合は、実例の中に示した番号の順、つまり、「ハコもの」を先に固定させ、その間に流し記事を流していきます。, 紙面構成にも美しさという要素のなかにある均衡感覚・つりあいという視覚的なものを無視することはできません。 All Rights Reserved. 見出しは天地何段でどの位置に入るのかがきまったあとで、それにあわせて見出しの文章や形を考えます。つまり、見出しの文章や形は一番最後に…。見出しの字数も多くならないよう配慮しましょう。 ホーム > ちょっぴり工夫学級通信 > 第5回 テンプレート活用で楽に作成. たしかに、「内容が形を決める」ものですが、いまの時代の読者の感覚にマッチしたレイアウト、読みやすさを第一に追求したレイアウトをもっと重視する必要があります。そのためにも、日本の新聞編集の長い歴史のなかで生みだされ、定着している新聞の紙面レイアウトの技法を学んだうえで、これを出発点にして「新しい型の新聞」を生みだしていこうという声が、再び大きくなってきています。, 最近、横書の文章がひろく普及してきていますが、新聞はまだまだ縦書が主流です。縦書の日本語の文章は、上から下へ、右から左へと行をかえて読んでいく「きまり」になっています。読者の視線も習慣的に、このように流れるため、紙面の上では「右から左さがりの対角線」上が一番めだち、この対角線外=つまり、紙面の左上と右下は《死角》といってめだちにくい場所です。