小栗旬(37)と星野源(39)が11日、tohoシネマズ日比谷で行われた主演映画「罪の声」(土井裕泰監督)大ヒット御礼舞台あいさつに登壇した。 そんな中、三浦さんと小栗旬が一緒に受けていた、2018年公開の映画『銀魂2 掟は破るためにこそある』のインタビューでの発言が注目を集めている。インタビューでは同映画の制作秘話の他、10年以上の付き合いがあるという2人の関係性についても言及。 小栗旬の既読スルーに星野源がボヤキ「もうちょっとキャッチボールしない? 2020年11月11日 19時33分 (11月11日 20時08分更新)

俳優の小栗旬(37)と星野源(39)が11日、都内で行われた映画『罪の声』大ヒット御礼舞台あいさつに登壇した。, この日は、観客からの質問コーナーも設け「お互いの直してほしいところ」を聞かれると、小栗は「僕は源ちゃんに迷惑をかけてきた人間なので」と苦笑い。星野は「ないな~」とするも「たまに深夜に『元気?』とLINE的なものをくれて、飲みの誘いかなと思って『元気だよ』と返事をすると返ってこない」と既読スルーにボヤいた。, 続けて「たぶん(小栗は)送って満足してる」と言った星野に対し、小栗は「そう!」と生存確認で満足気味。そして、星野は「もうちょっとキャッチボールしない?」と優しくお願いして、会場の笑いを誘った。, また、今後どのような役柄で共演したいか聞かれると小栗は「コメディをやりたいですね。年齢的に2つ違うので、兄弟とかもできるんじゃないですかね」と希望していた。, 原作は、フィクションでありながら、昭和最大の未解決事件をモチーフに、作者の綿密な取材と着想が織り混ぜられ、事件の真相と犯人像が“本当にそうだったのではないか”と思わせるリアリティーに溢れた物語で話題に。小栗が昭和最大の未解決事件を追う特別企画班に選ばれ、残された証拠を元に取材を重ねる大日新聞の新聞記者・阿久津英士、星野が京都で亡くなった父から受け継いだテーラーを営む曽根俊也を演じている。. 俳優の三浦春馬さんの急死が、計り知れない悲しみをもたらしている。30歳という若さで、自殺とみられる形で亡くなった三浦さんを偲んで、女優の高畑充希、戸田恵梨香、川島海荷、俳優の風間俊介、西川貴教、小手伸也など、さまざまな芸能人がSNSなどでコメントを寄せており、いかに生前の彼が多くの人々に愛されていたのかがよくわかる。, そんな中、三浦さんと小栗旬が一緒に受けていた、2018年公開の映画『銀魂2 掟は破るためにこそある』のインタビューでの発言が注目を集めている。インタビューでは同映画の制作秘話の他、10年以上の付き合いがあるという2人の関係性についても言及。, そこで三浦さんは、小栗に憧れていると明かしつつ「自分が本当によくない時期に、誰よりも早く電話をくれて、『おいでよ』って言ってくれたのは旬さんだけなんですよね。行動してくれる人もなかなかいない中、僕のことを気にかけてくれる」と発言していた。, 一方の小栗も、三浦さんについて「やっぱり気になる存在ですよね。心配するときもあるし、ちゃんと生きててほしいなって思います(笑)」「僕からすると年下の俳優の中でも、春馬はちょっと危なっかしい存在だなって(笑)。我も強いし、変な意味で馴れ合うのも好きじゃないから、自分のスタンスでいいんだけど」とコメントしており、以前から精神的に不安定な脆さを抱える三浦さんを気にかけていたようだ。, 1997年にNHK朝の連続テレビ小説『あぐり』で子役としてデビュー後、派手なスキャンダルもなく好青年のイメージが強かった三浦さん。訃報を伝えるメディアも一様に「ストイック」「真面目すぎた」とその性格を形容する。ただ、三浦さんが「ツライ時期に声をかけてくれた人は旬さんだけだった」と話しているところから考えると、ツライことがあっても表に出さないタイプだったのかもしれない。, 三浦さんは2019年3月、主演作『連続ドラマW 東野圭吾 「ダイイング・アイ」』(WOWOW)のインタビューでも、小栗とのエピソードを明かしている。過去には“尖っていた時期”があったという三浦さんは「この間、小栗(旬)さんにまた言われました。ある友人に僕の話をするときに『春馬がね~、一時の俺みたいに、すごく尖ろうとしていた時があってさ』みたいな(笑)。そういう時期があったみたいです(笑)」とコメントし、その当時の自分について以下のように振り返っている。, 「尖ったというか、気が大きくなっていたんでしょうね。『そんなことをしても、別にそこから得るものって何もなかったよ』って言いたい。何もなかった(笑)。恥ずかしいことしかなかったですね。喧嘩してみたりとか。周りの人に迷惑かけてみたりとか。お酒を飲んでたりということしかなかったです。今でも酔っ払いますけど(笑)。良いものって、生まれないのかも。破壊的な感情からは」, 尖っていた時期を経て、すっかり落ち着いていたように見えた三浦さん。インタビューでの発言からにじみ出る、ポジティブで穏やかな姿勢は、俳優としても、人間としても魅力的だった。, 昨年9月に公開された主演映画『アイネクライネナハトムジーク』のインタビューでは、同映画が10年の時を超えてつながるラブストーリーであることにちなんで、10年後の自身について「10年後って、40歳目前ですよね。自分がそうしてもらったように、後輩に何かを引き継いでいきたいです。僕自身が先輩から教わったこと、メソッドや考え方、僕が伝えられることの中に後輩にとって必要なものがあれば受け取ってほしいし、そういうことができる自分でいたいと思います。俳優として、そうやって仕事をしていきたいですね」と前向きに語っており、死に急ぐ理由などなかったようにも思える。, しかし人の心は揺れ動く。芸能人という立場上、俳優としての想いとプライベートな本音が一致せず悩むこともあるだろう。三浦さんの身に何があり、彼が何を思っていたのかは、当人しか知り得ない。10年後もステージで活躍する三浦さんがみられなくなったことは残念でならないが、その背中から多くのことを学び、受け取った後輩たちはすでにいるはずだ。, 1987年生まれのフリーライター。教育、転職、就活関連の記事を手がける他、さまざまな生活雑貨や輸入食品を買い漁るという趣味を活かして商品レビュー記事も執筆。国内外のブラックミュージックカルチャーにも興味あり。, キンプリ岸優太への“いじり”が物議 免許証にシール、多量のわさびケーキを食べさせる, JO1「すっぴん見て引くような彼氏、別れていい」ファンを感心させる先進的ジェンダー観のアイドル, 「三浦春馬さん「本当によくない時期」乗り越えたが…小栗旬が口にしていた「ちゃんと生きててほしい」」のページです。芸能などの最新ニュースは現代を思案するWezzy(ウェジー)で。. Copyright © The Chunichi Shimbun, All Rights Reserved.