)は、その名の通り奇跡呪文を多用する青白コントロールのバリエーションの一つ。, すべてのクリーチャーをオーナーのライブラリーの一番下に置く。
奇跡(白)(あなたがこのカードを引いたとき、これがこのターンに最初に引いたカードだった場合、あなたはこれの奇跡コストを支払うことでこれを唱えてもよい。), 飛行を持つ白の4/4の天使(Angel)クリーチャー・トークンをX体生成する。
奇跡(X)(白)(白)(あなたがこのカードを引いたとき、これがこのターンに最初に引いたカードだった場合、あなたはこれの奇跡コストを支払うことでこれを唱えてもよい。), 終末/Terminusや天使への願い/Entreat the Angelsといった奇跡呪文を主力として活用する。, イニストラード・ブロック構築ではアヴァシンの帰還参入後のプロツアー「アヴァシンの帰還」に登場、Alexander Hayneが使用して見事優勝を飾った。, [+1]:パーマネント1つを対象とし、それをタップする。それはそれのコントローラーの次のアンタップ・ステップにアンタップしない。
[-2]:プレイヤー1人を対象とする。そのプレイヤーがコントロールするタップ状態のクリーチャー1体につきカードを1枚引く。
[-8]:あなたは「あなたの手札の上限はなくなる」と「いずれかのカードがいずれかの領域からあなたの墓地に置かれるたび、あなたはそれをあなたの手札に戻してもよい。」を持つ紋章を得る。, 全体除去の終末/Terminus・壊滅的大潮/Devastation Tide、ブロッカー兼フィニッシャーの天使への願い/Entreat the Angelsといった盤面を一変させる奇跡呪文を大量に採用。戦慄の感覚/Feeling of Dreadなどで時間を稼ぎ、これらのトップデッキを待つか、もしくは土地を伸ばして素撃ちする。あまり高速ではないブロック構築環境では5マナ6マナのリセットでも間に合うケースは多く、初手ないし最序盤で引いた奇跡呪文も比較的腐りにくい。, 熟慮/Think Twiceや思考掃き/Thought Scourによって対戦相手のターンにもドローすることで、奇跡の発生確率を高めている。また時間稼ぎ手段の1つでもあり、リセットや時間の熟達/Temporal Masteryとの相性も良い月の賢者タミヨウ/Tamiyo, the Moon Sageも重要なパーツ。, メインデッキはほぼノンクリーチャーであり対戦相手の除去を腐らせることができる。クリーチャー戦が主体のイニストラード・ブロック構築においてこのメリットは大きい。そして、サイドボードから聖トラフトの霊/Geist of Saint Traftなどのアタッカーを投入する、アグレッシブ・サイドボーディングの手法がとられている。, 当初は奇跡呪文を使わないタイプの青白コントロールが一般的であったが、精神を刻む者、ジェイス/Jace, the Mind Sculptorの禁止解除、およびメタゲームの高速化と墓地利用デッキの増加により終末/Terminusが採用されることが多くなり成立した。, アヴァシンの帰還参入後のレガシーにも登場した。主に同環境の相殺コントロールに組み込まれる形で組まれることが多い。, (1):あなたのライブラリーのカードを上から3枚見る。その後それらを望む順番で戻す。
(T):カードを1枚引き、その後師範の占い独楽をオーナーのライブラリーの一番上に置く。, 対戦相手が呪文を1つ唱えるたび、あなたは自分のライブラリーの一番上のカードを公開してもよい。そうした場合、その呪文の点数で見たマナ・コストが公開されたカードの点数で見たマナ・コストと等しいならば、その呪文を打ち消す。, 奇跡呪文と師範の占い独楽/Sensei's Divining Topや渦まく知識/Brainstormなどのライブラリー操作呪文とのシナジーは抜群であり、比較的早い段階から組まれた。特にリセットカードの終末/Terminusにより、アグロデッキに対して高い耐性を持つことができるのが利点。, また天使への願い/Entreat the Angelsの天使・トークンと行き詰まり/Standstillとの相性に注目し、ランドスティルとのハイブリッドデッキの形態を取るものも存在する。, タッチ赤で紅蓮破/Pyroblastや赤霊破/Red Elemental Blastを採用したタイプも存在する。, 運命再編以降は師範の占い独楽と僧院の導師/Monastery Mentorの相性、またライブラリー操作やカウンターで呪文を多用するという元々のデッキ構成の相性の良さにより僧院の導師をフィニッシャーとするタイプが主流になっている。(→メンター), 2017年4月24日より師範の占い独楽/Sensei's Divining Topが禁止カードに指定されたため、今までの構築は不可能になった。師範の占い独楽自体の遅延が発生しやすいという問題に加えて、このデッキが長い間レガシーで最強であり続けたことも理由の一つであるようだ。(参考), その後しばらくは試行錯誤が続いていたが、相殺/Counterbalanceの枚数を減らし、予報/Predictを増やして先触れ/Portentや予期せぬ不在/Unexpectedly Absentを積み込んだタイプがMagic Onlineを中心に結果を残し始めている。, http://mtgwiki.com/wiki/%E9%9D%92%E7%99%BD%E5%A5%87%E8%B7%A1%E3%82%B3%E3%83%B3%E3%83%88%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%83%AB, このページの最終更新は 2019年12月2日 (月) 19:53 に行われました。. Yuusuke "kuin" Miwa / TSV testing, コンボはいつでも刺激的に見えるアーキタイプだ。しかし、コンボを成功させる要因となるカードは、(《欠片の双子》や《精力の護符》のように)高いレアリティに位置していることがほとんどだ。そういうものは、より「レア」なカードになりがちだと言える。あなたが予算を気にするなら、その点こそ問題になるかもしれない。, そこで今回のモダン・デッキでは、家のストレージに仕舞いこんでいるコモン等を使って構築できて、しかもばっちり決まるコンボを紹介するぞ。, もともと今回は低予算回の予定ではなかったが(何しろ次回はスタンダードの低予算回だからね!)、抜いても問題のないレア土地2枚のほかにはレアを使っていないモダン・コンボのデッキリストが投稿されてきた。これは私への挑戦状だ。, さらに、今週は欠色ウィークでもある! デッキに欠色カードが入っているだけでは飽き足らず、レアまで欠けたぞ。欠色テーマとコンボ戦術をレアなしで融合させるとは!, そう、これら全てのカードを繋げてくれる新カードが、このいかした奴だ(抱きしめてくれるってさ)。, これで、無色の呪文を唱えるたびに、何かをバウンスできる。それはつまり、コストがゼロのアーティファクト、例えば《メムナイト》などがあれば、それを唱えて、バウンスして、また唱えてバウンスして、というのを何度も何度も繰り返すことができるようになるということだ。これだけでは何にもならないが......《コジレックの歩哨》か、《溶鉄の生育場》か、あるいは単にもう1体の《棘撃ちドローン》があれば、対戦相手は死んだも同然だ。, このデッキを見ていく上で、2つの点で調整や改善を行いたい。そして、その2つは関係がある。, そのうちの1つが一貫性だ。このコンボは準備にいくつものカードを必要とする。このデッキは都合の良いことに、追加できる予備のコンボ・パーツがいくつもあるし、カードを選別するカードを利用してデッキの動きをスムーズにできる。それらを加えるための場所を作ろう。, もう1つについては、普段はこのようなことはほとんど言わないのだが......このデッキはもっとコンボだけに集中すべきだ。いつもなら、ほとんど全てのデッキについて複数の攻撃手段を持つべきだと助言している。(これについてはこのコラムで今までに何度も言ってきたことだ。), まあ、ここで「ほとんど全ての」と言ったのは、いくつかの例外もある、ということで、今回のデッキもその1つだ。このデッキで序盤から《メムナイト》を並べて攻撃する動きは、モダンでは効果的じゃない。その計画をデッキに含めておくよりは、コンボの動きに集中するほうがいいだろう。低予算にしないなら、おそらく《頭蓋囲い》を含めた親和デッキとのうまい融合ができないか考えていただろう――まあ、あまり面白くはなさそうだけどね。, どのカードを残し、どのカードをデッキリストから外すべきだろうか? デッキの全てのカードを確認して決めていこう!, 《棘撃ちドローン》は、これを中心にデッキを組める、まさにエンジンそのものと言える新カードだ。勝つためにはこれを引いた上で除去されないことが絶対に必要となる。《撤回のらせん》1枚とこれが2枚あれば、コンボを開始する役目と対戦相手を倒す役目の両方をこなせるだろう。このデッキに不可欠な要素なので、減らすわけがない。, むしろ逆に、増やせるなら増やしたいのは確かだ。どうやれば増やせるだろうか? ああ、2つの選択肢があるぞ!, 《微風の写字官》と《乱打されるゴーレム》は、アーティファクトを唱えることでアンタップすることができる。(《ミラディンのスパイ》もそうだけど、この2つに比べるとちょっと劣るかな。)《微風の写字官》はクリーチャーじゃない0マナのアーティファクトを必要とするけれども、用意するのは簡単だ。0マナ・アーティファクトは、デッキに不可欠なので入れる。よって、どちらであっても《棘撃ちドローン》の追加として4枚入れることが可能だ。, 《微風の写字官》のルーティング能力(カードを引いて捨てる能力)と、0マナ・アーティファクトとして《溶接の壺》を使うことで必要なら再生させられる《乱打されるゴーレム》の、どちらを選ぶべきかというのが問題だ。どちらにもそれぞれの良さがある。, ルーティング能力によってさらにライブラリーを掘り進めたいところだが、それよりも気になるのがクリーチャーを守りきれるかどうかだ。このデッキでは、コンボが終わるまでクリーチャーが死なないようにしなければならない。ならば《乱打されるゴーレム》だ!, このデッキを機能させる上で、0マナのアーティファクトは絶対に必要だ。しかし何を選ぶのが正しいだろうか?, 《メムナイト》や《羽ばたき飛行機械》は、私が採用したいカードではない。これらはクリーチャーなので対処されやすく、《メムナイト》の攻撃で勝つつもりもない。代わりに、2枚のカードが浮上してくる。, 1枚目は《溶接の壺》だ。すでに言及したが、《稲妻》のような普通の除去から《乱打されるゴーレム》を守ってくれる。コンボを決められそうなときに起点を守れるなら、恩恵は莫大と言えるだろう。手札に他の0マナ・アーティファクトがあれば、そのままコンボを継続できるぞ。, 2枚目は、本当に想像もできないはまり役さ。これまでにマジックの記事の執筆者として、デッキリストにこのカード名を記したことがあるか? と聞かれたら、私は笑い飛ばしていただろう。そのセットが使える環境でそのカードを使うこと自体、ある人々の間ではジョークになっていたほどだ。いや、言ってたのは私だけどね。, コンボのために0マナ・アーティファクトが必要? こいつだ! クリーチャーを守るための能力が欲しい? こいつだ! しかもクリーチャーを守るためのコストまでが、おあつらえ向きになっている。3ターン目に《棘撃ちドローン》を出して4ターン目に4マナ出るようになれば、《撤回のらせん》に1マナ使いつつ、再生のために3マナ残すことができるぞ。, 《溶接の壺》を4枚。《薬草の湿布》を3枚。これを入れる日が来るなんて思ってなかったが......必要なんだ!, もし同一ターンに無色の呪文を100万回唱えれば、《コジレックの歩哨》は100万パワーを得るだろう。対戦相手を倒す手段として、《コジレックの歩哨》には素敵な要素がある。タフネスが4なんだ! 対戦相手は《稲妻》でこいつを倒すことができない。(結果として《稲妻》は《乱打されるゴーレム》や《棘撃ちドローン》に飛んでくるわけだけども、そこは《薬草の湿布》があるからね!), 2ターン目に《コジレックの歩哨》、3ターン目に《棘撃ちドローン》か《乱打されるゴーレム》、そして4ターン目にコンボを決めるという感じでマナカーブにうまくはまるので、この役目に2マナ域を使うのは最適だ。この枠はもっと必要だね。, コンボのために使う0マナ・カードがクリーチャーだったら、《衝撃の震え》を考慮しただろう。だが《溶接の壺》と《薬草の湿布》による再生要素を優先したい。思いついたのが《神出鬼没の呪拳士》だ。タフネスは4じゃないが、ブロックされなくなる。ゲームが長引いて、《コジレックの歩哨》で突破できないほどに戦場を固められてしまった場合、これが大きな意味を持つわけだ。(《コジレックの歩哨》の攻撃を通すために、コンボの最後のアンタップで対戦相手のブロッカーを1体バウンスすることはできる。しかし、相手が大量にブロッカーを抱えているなら、あまり影響は無いだろう。)この2つは両方4枚ずつ入れよう!, これらは全てこのデッキで同じ役割を果たす。このデッキのビートダウン要素を助ける、攻撃的カードだ。さて、その要素は考えないことにしたので、もうやることがない。全て抜こう。, このコンボ・デッキの鍵となるカードの1つ、《撤回のらせん》は必要不可欠だ。絶対に4枚入れたい。, 《撤回のらせん》の古い兄弟には、同じ効果を持つ《消し去りの才覚》もいる。渡りに船だね! これを1枚引けば勝ちに繋がるし、相手の除去に対処する必要があるなら予備も欲しい。加えて、時間を稼ぎたいなら、単に《送還》として利用することで相手を遅らせることも可能だ。合計8枚使おう!, 《溶鉄の生育場》は2マナの《コジレックの歩哨》や《神出鬼没の呪拳士》よりちょっと遅いが、速度に欠ける部分を復帰力、つまり除去されにくさで補っている。また、《溶鉄の生育場》があれば少しずつダメージを積み重ねることができるので、ランタン・コントロールのようなデッキに対して大いに役立つかもしれない。, 3マナ域に《棘撃ちドローン》と《乱打されるゴーレム》が居座っていることを考えると、遅い《溶鉄の生育場》は2枚に減らしたい。デッキに入れておくのは良いが、4枚は必要ないだろう。, これはデッキがコンボ中心になる前の遺物なので、問題なく外せる。代わりに、コンボの一貫性と堅牢さを強化したい。, 一貫性のために必要としているのは、《血清の幻視》だ。もし持っていないなら、代わりに《手練》を使ってもそれほど大きな差はない。しかし《血清の幻視》のほうがいいだろう。, それから、コンボを妨害から守るカードとして《払拭》を2枚入れよう。このコンボは除去によって破壊されてしまうが、1マナあれば《稲妻》、《流刑への道》、その他諸々の除去呪文を《払拭》できる。, レア無しモダン・デッキとしてうまく仕上がったかな......? 《薬草の湿布》に注目したデッキとしては文句なしだろうね!, このデッキがプロツアーを席巻するとは思わないけれど、皆の行きつけのお店でモダンのフライデー・ナイト・マジックに参加して、このコンボをお披露目することができたら絶対に楽しいだろうね。それに、《薬草の湿布》を使って対戦相手を倒せるなんて――めったにないチャンスじゃないか!, もしレアを入れるなら、フェッチランド、《蒸気孔》、2ターン目に《棘撃ちドローン》を展開するための《エルドラージの寺院》などでマナベースを組みなおすのは間違いないだろう。ブロックされにくい《霞の悪鬼》をコンボの攻撃役として採用できるので、黒をタッチしてもいいかもしれないね。, それから、《群の祭壇》は対戦相手を倒せる素晴らしい1マナ・アーティファクトだ。1ターン目に《群の祭壇》を置いて、2ターン目に《エルドラージの寺院》から《棘撃ちドローン》を出すと、3ターン目に勝利できる可能性すらある! 持っているなら、恐らく入れたほうがいいだろう。, 今週のマカトール選では、今回投稿されてきたほかのモダン・デッキをいくつか紹介している。見てみよう!, 11月2日掲載分の「ReConstructed」では、『統率者(2015年版)』のプレビュー・カードをお披露目する予定だ! 皆が統率者のカード紹介を待ちわびているのは分かってる。いよいよだ。絶対に見てくれよな!(編訳注:日本語版は11月3日に繰り上げて掲載いたします。), しかし、と言うことは、今回はデッキ募集が無いということだ。代わりに、最新のプロツアーの結果をチェックして、何か新しいデッキを考えてみよう。そうやって変化を続けるスタンダードのメタゲームを体感するんだ。なじむまで何度でもね!, 何か意見や感想、質問があれば、気軽に私へ伝えてくれ! 皆さんの声を聞くのが大好きなんだ。ツイートを送ったり、Tumblrで質問したりしてくれれば、必ず受け取るよ。, 『カラデシュリマスター』降臨! ティムール・マーベル再び(ヒストリック)|岩SHOWの「デイリー・デッキ」, MTGアリーナ専用セット『カラデシュリマスター』実装! 新しいリミテッドやヒストリックでのプレイを楽しもう!|こちらマジック広報室!!, 今週のCool Deck:ビビっとくるマルドゥ2選(スタンダード)|岩SHOWの「デイリー・デッキ」, 「冬」の予選期間進行中! 日本選手権2020シリーズに参加して、高額賞金獲得と日本一の座を目指そう|こちらマジック広報室!!. こんにちは、Naokuroです。 既にご存じの方も多いかと思いますが、毎年恒例(?)のチャレンジャーデッキ2020の情報が公開されましたね。 調べた限り既に予約終了しているところも多く、初心者の手に渡るのでしょうか。。 さて今回は、こ... マジックザギャザリングの基本セット2021のカードレビュー記事です。本記事では基本セット2021に収録されている多色、無色、アーティファクトのカードレビュー内容です。, MTG(マジックザギャザリング)には沢山の対戦フォーマットがあります。 本ページは各フォーマットのルールや特徴について、MTG初心者にも分かりやすく解説します。, マジックザギャザリングの基本セット2021のカードレビュー記事です。本記事では基本セット2021に収録されている黒のカードレビュー内容です。.