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今日の「聴き比べ」はボブ・ディラン(Bob Dylan)とザ・バーズ(The Byrds)の聴き比べです。, 1965年、フォークロックというものがアメリカで完全に認知されるようになったきっかけは、何といってもボブ・ディランの『ミスター・タンブリンマン(Mr Tambourine Man)』ですが、この曲が世界中に知れ渡り、フォークロックが流行り出したのはザ・バーズによるところが大です。, この曲はボブ・ディランの5枚目のアルバム『Bringing It All Back Home』に収められていました。詩の内容は幻想的であることからドラッグ・ソングであるということが一般的には言われていました。ディランはこの作品で生ギター1本からバンド演奏を取り入れロックへの転向を試行しました。, *Hey Mr. Tambourine Man, play a song for me, I'm not sleepy and there is no place I'm going to, Hey Mr. Tambourine Man, play a song for me, In the jingle jangle mornin' I'll come followin' you*, Though I know that evening's empire has returned into sand, Left me blindly here to stand, but still not sleeping, My weariness amazes me, I am branded on my feet, And my ancient empty street's too dead for dreaming, Take me on a trip upon your magic swirlin' ship, My senses have been stripped, my hands can't feel to grip, My toes too numb to step, wait only for my boot heels, I'm ready to go anywhere, I'm ready for to fade, Into my own parade, cast your dancin' spell my way, Though you might hear laughing, spinning, swinging madly across the sun, It's not aimed at anyone, it's just escaping on the run, And but for the sky there are no fences facing, And if you hear vague traces of skipping reels of rhyme, To your tambourine in time, it's just a ragged clown behind, It's just a shadow you're seeing that he's chasing, And take me disappearing through the smoke rings of my mind, Down the foggy ruins of time, far past the frozen leaves, The haunted, frightened trees, out to the windy beach, Far from the twisted reach of crazy sorrow, Yes, to dance beneath the diamond sky with one hand waving free, Silhouetted by the sea, circled by the circus sands, With all memory and fate driven deep beneath the waves, ザ・バーズはディランのレコーディングから間もなく、この曲をレコーディングし、アルバムタイトルも『Mr Tambourine Man』としてリリースしました。そしてこれが爆発的なヒットを果たしました。全米・全英で1位となっています。12弦ギターのイントロで始まり、美しいハーモニーが絡み、ロジャー・マッギンのソロパートへと繋がっていきます。ディランとは違って、いわゆるフォークロックの完成でした。4番まであったディランの歌詞を2番までにして短めな曲にしました。, その後もザ・バーズはディランの曲を多くカバーしています。そして彼らの4枚目のアルバム『昨日より若く(Younger Than Yesterday)』で『マイ・バック・ペイジス(My Back Pages)』を取り上げました。, この曲の原曲はボブ・ディランの4枚目のアルバム『Another Side Of Bob Dylan』の中の曲です。, 聴き比べてみると一目瞭然、ザ・バーズのアレンジの素晴らしさに舌を巻きます。この曲のバーズ・バージョンはシングルカットされ全米30位になりました。, 1992年の『ボブ・ディラン30周年記念コンサート』ではロジャー・マッギンとボブ・ディランが競演しこの曲を演奏しています。もちろんロジャー・マッギン・バージョンです。, そしてもう1曲、忘れられないのが『寂しき4番街(Positively 4th Street)』です。この曲はボブ・ディランの『追憶のハイウェイ61(Highway 61 Revisited)』と同時期に録音されましたが、アルバムには収録されず、シングルで発売され、後に『グレイテスト・ヒッツ』に収録されました。, Bob Dylan - Positively 4th Street (Single Version - Audio), 一方、ザ・バーズはこの曲を『名前のないアルバム(Untitled)』でライブ演奏しました。, The Byrds - Positively 4th Street (Audio/Live 1970), この他にもザ・バーズによるボブ・ディランのカバーはたくさんあるのですが、きりが無いのでこの辺にしておきます。, lynyrdburittoさんは、はてなブログを使っています。あなたもはてなブログをはじめてみませんか?, Powered by Hatena Blog