昔に船乗りが5000マイルを航海するごとに一つずつ肩にツバメのタトゥーを入れたと言う説やツバメを見たら港が近いサイン即ち航海が成功した事が転じて幸運の意味を表すと言う説、ツバメはつがいで行動する事から家族への愛と忠誠を意味するなど諸説あります。 きちんとした由来は見つかりませんでしたが、「竜」は実在しない動物で、「おとしご」は「落し子=落胤(高貴な身分の人と正妻以外の女性の間に生まれた子供)」の意味を持っているので「竜に似てるけど竜じゃない」というのが私は1番近いかな?と思います。, 個人的には、何となく海老や蟹に似ていると思うのですがれっきとした「魚」の仲間でした。, あのゴツゴツしたお肉のついていないスレンダーな体からは想像できませんが、ゴツゴツした表皮が「ウロコの変形したもの」であると言われるとビックリしますよね?, ちなみに「トゲウオ目ヨウジウオ科」に属しているのですが、名前からしてどんな魚か想像が出来てしまいますね。, 英語にも「竜」は含まれているのでしょうか?「ドラゴン・フィッシュ」とかだとカッコイイですよね?, ちなみに世界で使われる学名では「hippocampus(ヒッポカムポス)」なのですが、こちらも「馬」が関係していました。, ギリシャ神話に登場する上半身が「馬」で下半身が「魚」の怪物の名前に由来していました。, 探してみると日本でも地方によって違う別名として「海馬(うみうま・かいば)」「馬の子(うまのこ)」「馬魚(うまうお)」と馬に関する別名が多かったです。, しかし「そんな名前なんて関係ないわ!」とフワフワ泳いでいるタツノオトシゴは見れば見るほど不思議な魅力を持った魚です。(魚というのにもビックリしましたが). バリ島でタツノオトシゴは神秘的な力を持ち、願い事を叶えてくれるといわれています。 また、ポリネシアでは「幸せを運ぶ使者」とされ、「幸福」の象徴として親しまれているそうです。 タツノオトシゴ(竜の落とし子)は、トゲウオ目ヨウジウオ科タツノオトシゴ属 Hippocampus に分類される魚の総称。狭義にはその中の一種 Hippocampus coronatus の標準和名としても用いられる。およそ魚には見えない外見と、オスが育児嚢で卵を保護する繁殖形態が知られた分類群である[1]。, 別名はウミウマ(海馬)、カイバ(海馬)、ウマノコ(馬の子、日本各地)、ウマノカオ(馬の顔、富山)、リュウノコマ(竜の駒、神奈川県三崎)、ウマヒキ(馬引き)、リュウグウノコマ(竜宮の馬、和歌山)、ウマウオ(馬魚)、タツノコ(竜の子、高知)などがある[1]。英名でも"Seahorse"(シーホース : 海の馬)と呼ばれる[1][2][3][4]。, すべてが熱帯から温帯の浅い海に生息する海水魚で、一部の種は汽水域にも進入する[1]。成魚の大きさは全長1.4cmのインドネシア産 H. satomiae から全長35cmに達するオセアニア産 H. abdominalis まで種類によって差があり、体表の色や突起なども種類間、または個体間で変異に富む。, 同じ科に組み込まれたヨウジウオ類と同じく、体は鱗が変化した環状の硬い甲板に覆われ、凹凸がある。口は小さいが管状の吻が前方に突き出ていて、吻のつけ根に目がある。尾鰭はないが尾は長く、普段は尾を海藻やサンゴなどに巻きつけて体を固定する。ほとんどの魚は前後に伸びた姿勢をとるが、タツノオトシゴ類は体を直立させ、頭部が前を向く姿勢をとる[2][3][4]。この姿が竜やウマの外見に通じることから「竜の落とし子」「海馬」「龍宮の駒」、あるいは"Seahorse"などの名前がつけられたものとみられる。およそ「魚」の概念からかけ離れた外見ではあるが、よく見ると前に曲がった首のあたりに小さな鰓孔と胸鰭があり、背中にもこれも小さな背鰭がある。, 主に熱帯・温帯域の沿岸浅海に生息する。種類・個体数とも多いのは、尾を絡めて身を隠せるものがある岩礁域・藻場・サンゴ礁などの環境である。ただしいくつかの種類は流れ藻について外洋を漂うことがある。泳ぐ時は胸鰭と背鰭を小刻みにはためかせて泳ぐが、動きは魚にしては非常に遅い部類である[4]。しかし体表の色や突起が周囲の環境に紛れこむ擬態となっており、海藻の茂みなどに入りこむとなかなか見分けることができない。, 食性は肉食性で、魚卵、小魚、甲殻類など小型の動物プランクトンやベントスを吸い込んで捕食する[1][4]。動きは遅いものの捕食は速く、餌に吻をゆっくりと近づけ瞬間的に吸い込む[1]。また微細なプランクトンしか食べられないと思われがちだが意外に獰猛な捕食者で、細い口吻にぎりぎり通過するかどうかというサイズの甲殻類でも積極的に攻撃し、激しい吸引音をたてて摂食する。水族館で飼育する場合はアミ類などの生餌が与えられる。, タツノオトシゴ属のオスの腹部には育児嚢(いくじのう)という袋があり、ここでメスが産んだ卵を稚魚になるまで保護する。タツノオトシゴ属の体表は凹凸がある甲板だが、育児嚢の表面は滑らかな皮膚に覆われ、外見からも判別できる。そのためこれがタツノオトシゴのオスメスを判別する手がかりともなる。, 繁殖期は春から秋にかけてで、メスは輸卵管をオスの育児嚢に差しこみ育児嚢の中に産卵し、育児嚢内で受精する。日本近海産のタツノオトシゴ H. coronatusの場合、メスは5-9個を産卵しては一休みを繰り返し、約2時間で計40-50個を産卵する[1]。大型種のオオウミウマ H. kelloggi では産出稚魚が600尾に達することもある[1][2][4]。産卵するのはあくまでメスだが、育児嚢へ産卵されたオスは腹部が膨れ、ちょうど妊娠したような外見となる。このため「オスが妊娠する」という表現を使われることがある。, 種類や環境などにもよるが、卵が孵化するには10日-1か月半ほど、普通は2-3週間ほどかかる。仔魚は孵化後もしばらくは育児嚢内で過ごし稚魚になる。, 「出産」する時は、オスは尾で海藻などに体を固定し、体を震わせながら稚魚を産出する。稚魚は全長数mmほどと小さいながらも既に親とほぼ同じ体型をしており、海藻に尾を巻きつけるなど親と同じ行動をする。, ヨウジウオ科タツノオトシゴ属は1属のみでタツノオトシゴ亜科 Hippocampinae を構成し、50種類ほどが知られる。ヨウジウオ科ヨウジウオ亜科にもタツノイトコやリーフィーシードラゴンなどの類似種が多いが、首が曲がっていないこと、尾鰭があること、尾をものに巻きつけないことなどの差異で夫々タツノオトシゴ属と区別できる[4]。, タツノオトシゴ属は外見が互いに似る上に個体変異も大きいため同定が難しく、21世紀に入ってもなお新種が報告されている。これらの同定は体輪数(体を覆う環状甲板の数)、頭部突起の長さ、体の各所にある棘、胸鰭や背鰭の鰭条数などで区別している。以下はFishBaseに掲載されている構成種である[5]。, タツノオトシゴ類は食用にもなるが、魚としては特異な外見をもつことから水族館などでよく飼育され、主に観賞魚として流通する。また外見はユーモラスなものとして見られ、各地でロゴマークやキャラクターなどのモチーフにも利用されている。, 卵と稚魚を育児嚢で保護する様から、日本各地では「安産のお守り」として干物を妊婦に持ち歩かせる風習がある[2][3][4]。また毎年の年末年始はその年の干支にあたる動物がメディアで取り上げられるが、辰年の「竜」だけは架空の生物であるため、代わりにタツノオトシゴが取り上げられることがある。, 中国ではタカクラタツ、クロウミウマ、オオウミウマなどの大型種の干物が漢方薬として珍重される。近年ではそれらの利用のために各地で大型種が乱獲され、IUCNのレッドリストやワシントン条約の付属書II(輸出入に許可証が必要というレベル)に掲載されるほどとなっている[4][5]。, 英語での呼び名は「ポットベリード・シーホース pot bellied seahorse 」(太鼓腹のタツノオトシゴ)以外に、「ポットベリー・シーホース pot belly seahorse 」(同じ)、「ビッグベリー・シーホース big belly seahorse 」(大きなお腹のタツノオトシゴ)があり、, 蒲原稔治著・岡村収補訂『エコロン自然シリーズ 魚』1966年初版・1996年改訂 保育社, 岡村収・尼岡邦夫監修『山渓カラー名鑑 日本の海水魚』(解説 : 渋川浩一)1997年, 川那部浩哉・水野信彦・細谷和海編『山渓カラー名鑑 改訂版 日本の淡水魚』(解説 : 瀬能宏)1989年初版・2005年第3版, https://ja.wikipedia.org/w/index.php?title=タツノオトシゴ&oldid=80406459. タツノオトシゴをモチーフにしたグッズもたくさん出回っています。そんなタツノオトシゴが縁起物だというのはご存知でしょうか。, タツノオトシゴが縁起や幸運の象徴だとされている由来や、縁起がいいタツノオトシゴのモチーフを一気にご紹介します。, タツノオトシゴは漢字で書くと「竜の落とし子」と書きます。漢字が示すようにタツノオトシゴは竜が天から産み落とした子供だと言われています。, 竜は「登り竜」として大変縁起が良いとされています。その竜から産み落とされたので、タツノオトシゴも縁起のいい生き物だとされているのですね。, 海の生物のほとんどは、子育ては母親化父親のどちらか一方が子育てをします。卵を産み落とした後、そのまま両親がその場から去ってしまう海の生き物もいます。, そんな中で、夫婦で力を合わせて子育てをするタツノオトシゴは、海の中では珍しい生物とされています。夫婦仲がとても良いのですね。, そんな夫婦仲がとても良いタツノオトシゴの生き方から、夫婦円満と言う考えが生まれ、縁起がいいとされています。, 1回の出産で多い時には1000匹くらいの子供たちが生まれるのだそうです。かなりの多産系ですよね。, このようにタツノオトシゴはたくさんの子供を生むところから、子宝に恵まれると言われ、縁起のいい生き物とされてます。, 子宝に恵まれない人や、子供がたくさん欲しいと思っている人は、タツノオトシゴのモチーフのグッズを身につけると良いです。, タツノオトシゴは、夫婦で協力して子育てをします。海の生き物の中では大変珍しいパターンです。, また、タツノオトシゴはプロポーズする時、3日間も求愛のダンスをするそうです。かなりの熱愛ですよね。, さらに、卵はメスがオスに産み付けてオスが出産します。その時の姿がハートマークを作っているように見えるのです。ハートマークは恋愛のシンボルでもありますから、とてもドラマチックです。, そんな夫婦仲が良い習性から、タツノオトシゴは夫婦円満のご利益があるとされています。, タツノオトシゴは、メスがオスに卵を産み付け、オスが出産をします。その方がより確実に、そして安全に子供を生むことができるからだそうです。, メスよりもオスの方が強いので、卵を守りやすいのですね。確実に子孫を増やすためにタツノオトシゴが編み出した方法なのです。, 子供たちが安全に、そしてより確実に生まれるように努力をしている姿から、安産祈願のご利益もあるとされています。, 竜には昔から魔除けの力があるとされていました。タツノオトシゴも竜の化身ですから、魔除けの力があると考えられているのです。, 魔除けの力が宿る竜の化身であるという考え方と、危険察知能力が高いという特徴から、タツノオトシゴは悪運退散という縁起のいい生き物とされているのです。, 病気は昔は「鬼」や「災い」が原因だとされていました。人が病気になるのは、目に見えない悪いものが取り付いてしまったからという考え方があったのです。, 竜にはこのような悪いものを取り除いたり、退けたりする力があると考えられていました。竜にはとても神秘的な力があると考えられていたのですね。, タツノオトシゴは竜の化身ですから、竜と同じ悪いものを取り除いたり退けたりする力があると考えられ、健康運アップの縁起のいい生き物とされています。, また、タツノオトシゴ自体も寿命は1~5年で、海の中の生き物では長生きと言われています。海の中の生き物は、もっと寿命が短いということです。あのサイズで最長で5年も生きるのは、確かに長生きです。, この二つの理由から、タツノオトシゴは長寿の象徴として縁起のいい生き物と考えられているのです。, 縁起のいいタツノオトシゴは、身につけることでよりご利益を得やすくなると考えられています。, 中でも身につけて縁起のいいご利益が得やすいものを紹介しますので、参考にしてみてください。, バリ島などでは、タツノオトシゴは竜の化身と考えられ、幸運の象徴として大変愛されています。, そのタツノオトシゴの幸運のご利益にあやかりたいという願いから、ペンダントを身につけることが多いのだとか。, アミュレットの代わりにタツノオトシゴのペンダントを身につけているそうですよ。アミュレットは幸運を引き寄せると同時に、悪運から守ってくれる効果もあります。タツノオトシゴのペンダントにも同じような効果があると考えられているのですね。, タツノオトシゴのペンダントは、大変高価なものも市場に出回っています。ただ、値段が高いからと言って、より縁起がいいとは限りません。こういうものはインスピレーションですから、ピンときたものを選んで購入する方が良いでしょう。, タツノオトシゴはブレスレットとしても大変人気があります。特に夏のアクセサリーとしてタツノオトシゴがモチーフになったブレスレットを身につける人は多いようです。, 手芸用品でもタツノオトシゴのモチーフはたくさん出ています。ブレスレットは自分の身を守るためのお守りでもあります。自分で作ることでよりその効果は強くなるでしょう。, 自分で作れば願いも込めやすくなりますし、大切にしようという気持ちも強くなります。タツノオトシゴのモチーフをそろえて、自分だけのブレスレットを作ってみるのも良いかもしれません。, タツノオトシゴのブローチは、身につけるだけではなく、バッグなどにつけることも可能です。ワンポイントになってとても可愛いですよ。, 海外では、帽子につけることが良くあるようですが、スカーフやマフラーのワンポイントとしてつけるのも良いでしょう。, 家の鍵をタツノオトシゴのキーホルダーにつけておくと、家に集まってくる悪運はもちろん、その家に住んでいる人たちのことも守ってくれるでしょう。, 鑑賞用としても人気が高いタツノオトシゴ。見た目が可愛いだけでなく、実は縁起のいい生き物でもあったんですね。, ですが、ワンポイント程度の目立たないモチーフなら、冬に身につけても違和感を感じません。, 上手にタツノオトシゴのモチーフを取り入れて、たくさんのご利益をもらってくださいね。. 心願成就のご利益をさずかる方法といえば、「神社やお寺に参拝する」「絵馬を書く」などの方法がおなじみで…, 「願いごとがある」「不安なことがある」そんなときに仏様のご加護をいただければ心強いものです。…, 金運をアップしたいなら、ゲン担ぎしてみてはいかがでしょうか。もちろん、収入や貯金を増やすうえ…, 【家に出ると縁起がいい!】ヤモリが運んで来る幸運や金運アップのパターンを徹底解説!. タツノオトシゴ(竜の落とし子)は、トゲウオ目ヨウジウオ科タツノオトシゴ属 Hippocampus に分類される魚の総称。 狭義にはその中の一種 Hippocampus coronatus の標準和名としても用いられる。 およそ魚には見えない外見と、オスが育児嚢で卵を保護する繁殖形態が知られた分類群である 。 タツノオトシゴをモチーフにしたグッズもたくさん出回っています。そんなタツノオトシゴが縁起物だというのはご存知でしょうか。 タツノオトシゴが縁起や幸運の象徴だとされている由来や、縁起がいいタツノオトシゴのモチーフを一気にご紹介します。 (adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({}). Copyright © 全国寺社観光協会 All rights reserved. タツノオトシゴとオオウミウマの違いとは!? 日本の海で見られるタツノオトシゴ!種類は? タツノオトシゴは何かの象徴?モチーフが持つ意味とは? オオウミウマとタツノオトシゴの違いとは!? タツノオトシゴはワシントン条約に記載されている! 肌に美しいデザインを描き出すタトゥー。そんなタトゥーには、ただおしゃれとして使うだけでなく、さまざまな意味が込められていることをご存知でしょうか。今回は、タトゥーに込められている宗教的・文化的な意味をデザイン別に徹底解説。羽には自由の意味が