シャーロック・ホームズシリーズ(英: Sherlock Holmes )は、小説家 アーサー・コナン・ドイルの作品で、シャーロック・ホームズと、友人で書き手のジョン・H・ワトスンの織り成す冒険小説の要素を含む推理小説である。. シャーロック・ホームズ (Sherlock Holmes) は、19世紀後半に活躍したイギリスの小説家・アーサー・コナン・ドイルの創作した、シャーロック・ホームズシリーズの主人公である、架空の探偵。. さらに、映画もTV番組も見放題。200万曲が聴き放題 『SHERLOCK(シャーロック)』(英語: Sherlock )は、2010年7月から放送されている、アーサー・コナン・ドイルの小説『シャーロック・ホームズ』シリーズを翻案したイギリス・BBC製作のテレビドラ … 1887年から1927年にかけて、60編(長編4、短編56)が発表された。 。クラウドに好きなだけ写真も保存可能。, Amazon.co.jpが発送する¥2000以上の注文は通常配送無料(日本国内のみ), 名探偵シャーロック・ホームズ 1 なぞの赤毛クラブ (10歳までに読みたい名作ミステリー), 回想のシャーロック・ホームズ 【新訳版】 シャーロック・ホームズ・シリーズ (創元推理文庫), 怪盗ルパン伝アバンチュリエ【単話版】 87: 813(7)ルノルマン部長戦闘開始 -前編-② (ルパン帝国再誕計画コミックス), 怪盗ルパン伝アバンチュリエ【単話版】 86: 813(6)ルノルマン部長戦闘開始 -前編-① (ルパン帝国再誕計画コミックス), シャーロック・ホームズ語辞典: ホームズにまつわる言葉をイラストと豆知識でパイプ片手に読み解く, 怪盗ルパン伝アバンチュリエ【単話版】 1: アルセーヌ・ルパンの逮捕(1) (ルパン帝国再誕計画コミックス), 怪盗ルパン伝アバンチュリエ【単話版】 71: 奇巌城(17)エギーユ論-中編- (ルパン帝国再誕計画コミックス), 怪盗ルパン伝アバンチュリエ【単話版】 64: 奇巌城(10)追跡-前編- (ルパン帝国再誕計画コミックス), 商品詳細ページを閲覧すると、ここに履歴が表示されます。チェックした商品詳細ページに簡単に戻る事が出来ます。, © 1996-2020, Amazon.com, Inc. or its affiliates. シャーロック・ホームズシリーズ(英: Sherlock Holmes)は、小説家アーサー・コナン・ドイルの作品で、シャーロック・ホームズと、友人で書き手のジョン・H・ワトスンの織り成す冒険小説の要素を含む推理小説である。, 1887年から1927年にかけて、60編(長編4、短編56)が発表された。長編として発表した第1作、第2作は人気が出なかったが、イギリスの月刊小説誌「ストランド・マガジン」に依頼され、短編を連載したところ大変な人気となった。それ以降の作品はすべて同誌に発表された。, 物語は基本的に事件の当事者、あるいは捜査に行き詰まった警察がホームズに助けを求め訪ねて来ることで始まる。ホームズが現場に調査に行き、警察の見過ごした証拠を発見し推理を働かせて事件の謎を解き[1]、物語は終わる。ほとんどの作品がワトスンによる事件記録、という形で書かれている。変人の探偵と常識人をコンビにして相棒を物語の書き手とするスタイルは、「史上初の推理小説」といわれる『モルグ街の殺人』(エドガー・アラン・ポー、1841年)を踏襲している。, コナン・ドイルが書いた60の長短編は、熱狂的なファン(シャーロキアン)から聖書になぞらえて「正典 (Canon)」「聖典」「古年代記(サーガ)」などと呼ばれる[2][3][4][5]。このCanonは、コナン・ドイル (Conan Doyle)のアナグラムでもある[6]。「正典」に対し、聖書同様に「外典 (Apocrypha)」「経外典」「偽典」などと呼ばれる作品群がある[7]。Apocryphaについては定義に揺れがあり、ホームズに関連したパロディやパスティーシュの全てを「外典」と呼ぶこともあれば、ドイル自身によるホームズのパロディなどに限定して「経外典」とする説[8]、「聖典」で言及されたものの執筆されていない事件の記録(語られざる事件)を「偽典」とする説[9]、「外典」をドイルの執筆した「戯曲(芝居の台本)」「ドイル自身によるパロディ」「ホームズが脇役で登場する作品」の三種類に大別する説[10]などがある。, シリーズのほとんどの作品がワトスンの一人称で記述されているが、「最後の挨拶」と「マザリンの宝石」は三人称、「白面の兵士」と「ライオンのたてがみ」はホームズの一人称で記述されている。「グロリア・スコット号事件」と「マスグレーヴ家の儀式」は、ホームズがワトスンと知り合う以前の体験を語って聞かせるという体裁をとり、実質ホームズの一人称での記述になっている。また『緋色の研究』と『恐怖の谷』の後半に、かなり長く三人称で過去の出来事を語った部分がある。, 以下の邦題は新潮文庫版のものである。TV化された作品など、異なる邦題は多数存在し、原典の直訳とは全く違う内容に即した題名が充てられているものもある。かっこ内は、それらのうち大きく異なっているものである。, 明治27年(1894年)の雑誌『日本人』1月号には、すでに「乞食道楽」の訳題で「唇の曲がった男」が紹介されている。訳者名が記載されていないが、これが現在確認できる範囲で一番古い紹介である。次いで明治31年(1898年)9月7日から同年9月17日にかけ、徳冨蘆花の翻案で「秘密条約」が連載されている。これは「海軍条約」の紹介である。, 中編の紹介は明治32年(1899年)には「血染の壁」の邦題で、毎日新聞に『緋色の研究』が連載されている。ホームズは本間、ワトソンは和田と日本人にされ、舞台はベルリンに変えられた(翻訳者は「無名氏」とされ、誰であったかは不詳)。また、同年には水田南陽が「冒険」のいくつかを中央新聞で『不思議の探偵』の総題で紹介翻訳している。外遊した際にホームズものの人気を聞きつけ、帰国後にこれを訳したという。「冒険」が1892年に出版されたので、わずか7年で持ち込まれたことになる。「まだらの紐」を「毒蛇の秘密」としてしまうなど、題名でネタを割ってしまっている例もあるが、「赤毛組合」を「禿頭倶楽部」とした当時の日本人に馴染みやすく改変を行った例もある。明治末期(1907年)辺りから続々と作品が刊行され始めた。, 明治期の紹介は、当時の日本人多くには英米の人名や地名あるいは文物になじみがなかったので、翻訳というよりも翻案あるいは再話というべきものが多い。舞台をイギリスから日本に、人名を堀田や和田になど、わかりやすい人名に置き換えている。また、英語教材としても扱われており、明治40年(1907年)4月には佐川春水訳註『銀行盗賊』(建文社)と訳註書が出ている。その後も、色々な訳註者が色々の出版社から短編の1作あるいは数作の訳註書を刊行している。, 短編集として原書の一冊をまとめて紹介したものは、大正4年(1915年)11月の『探偵王・蛇石博士』矢野虹城訳が嚆矢であるが、これは翻訳というより翻案というべきものである。その後、大正5年(1916年)には、加藤朝鳥訳『シャーロック・ホルムス』第一編から第三編で『冒険』の諸作がすべて訳されている。大正12年から刊行された紅玉社の「万国怪奇探偵叢書」には、『深紅の一糸』(「緋色の研究」)、『ホルムスの思い出』、『四つの暗号』(「四つの署名」)、『地獄の手』(恐怖の谷)、『ホルムスの再生』(「帰還」)、『食堂の殺人』(「最後の挨拶」)と刊行されているが、短編集の訳は全編の訳ではなく割愛された作もある。紅玉社はその後改めて、「紅玉社英文全訳叢書」として『メモアズ・オブ・シャロック・ホルムス』、『リタアン・オブ・シャロック・ホルムス』、『アドベンチャアズ・オブ・シャーロック・ホルムス』、『サイン・オブ・フヲア』、『スタデイ・イン・スカアレット』を刊行している、書名はすべて原題のカタカナ書きだが内容は訳書である。, 昭和5年に平凡社「世界探偵小説全集」の中の第1巻から第6巻として江戸川乱歩が『恐怖の谷・妖犬』『シャーロック・ホームズの冒険』を、三上於莵吉が『シャーロック・ホームズの記憶』『シャーロック・ホームズの帰還を、東健而が『或るグロテスク』を、延原謙が『シャーロック・ホームズの事件簿』を担当している。昭和11年~13年には岩波文庫で菊池武一訳『ホームズの冒険』、『ホームズの回想』、『ホームズの帰還』が刊行された。平凡社版の短編集には、原書にありながら訳されていない作があるし、訳者として名前をあげている人が必ずしも自身で訳したわけではなく、乱歩などすべて代訳であると後年自身で述懐している。また、岩波文庫のものもやはり作品の選択が行われている。, 全作品が原書に従って訳出されたのは、昭和6年(1931年)から昭和8年にかけて刊行された改造社版『世界文学全集・ドイル全集』(全8巻)が最初である。このとき『シャーロック・ホームズの事件簿』の訳出について原著者の許可をとったために翻訳権が成立し、ホームズもののうちこの一冊のみ訳書の刊行できる出版社が長く限られていた。また、延原謙は大正末期からドイル作品を訳し、昭和6年には『ドイル全集』が刊行開始されている(訳者の一人)。, 戦前からドイル翻訳を手がけていた延原が、戦後新たに取り組み、1951年月曜書房から「シャーロック・ホームズ全集」を刊行開始、翌年全13巻で完結、日本初の全60編の翻訳を個人全訳で成し遂げた。月曜書房版には「求むる男」が収載されているが、後にドイルの作ではない事がわかったので、現行の作品集では収録されていない。, 新潮文庫では、全集完結の翌年1953年3月に『シャーロック・ホームズの思い出』より刊行が始まった。53年に『シャーロック・ホームズの冒険』、『同・帰還』、『同・事件簿』の各短編集、『緋色の研究』、『恐怖の谷』、『四つの署名』の各長編を、54年に『バスカヴィル家の犬』を、55年に『シャーロック・ホームズの最後の挨拶』を刊行した。なお新潮文庫版は、ページ数制約のため短編集から計8編が割愛されており、55年9月に、その8編を収録した日本独自の短編集『シャーロック・ホームズの叡智』を刊行し、日本初の文庫版ホームズ全集全10巻が完成した。なお、文庫以外にも延原訳で別に新潮社から全集も刊行していた。, 前史でも述べたが、延原は戦前からドイル作品の主要な訳者で、訳著は戦前、すでに一部文庫化されていた。延原は更に文庫版全集完結後、ホームズ作品以外のドイル作品を翻訳し、57年から『ドイル傑作集』を刊行。58年、60年、61年までに全7集の傑作集を訳した。また65年に『わが思い出と冒険-コナン・ドイル自伝』を訳している(1994年に限定復刊)。新潮文庫では、延原による戦前からのドイル翻訳の集成として、ドイル作品群が揃えられていたが、ホームズ作品と『ドイル傑作集』(7巻中の3巻の全20短編)以外は、年を経て品切となった。, 1977年の延原の没後も、順調に版を重ねていたが、90年代にリニューアル(展による訳文の修正・改版、カバーデザイン変更)した。またホームズ作品集以外の『ドイル傑作集』(全3巻)も、2006-07年に改版、新デザインカバーとなり、重版されている。, なお、この新潮文庫版以降に刊行された文庫版全集は、すべてオリジナル通りの短編集5冊、長編4冊の全9巻で刊行したが、新潮版は改版再編後も『叡智』を含む全10巻構成のままである。, 最初は、新書判のハヤカワ・ミステリ(通称ポケット・ミステリ、ポケミス)シリーズで、1958年9月に、著名な英米文学翻訳家の大久保訳により『シャーロック・ホームズの事件簿』を刊行した。翌年に同シリーズで、『最後の挨拶』を、その次が63年で『同・復活』が刊行された。その後しばらく訳書は出されず、シリーズは3作で打ち止めと見られたが、第4作は18年ぶりとなる81年に『同・冒険』を、同年に『同・回想』も出版され、長編は83年に『緋色の研究』と『四つの署名』が、84年に『バスカヴィル家の犬』、85年8月に『恐怖の谷』を刊行、シリーズ発売開始以来約27年をかけて全訳が完結した。, 刊行が再開された1981年にハヤカワ・ミステリ文庫での刊行も始まり、6月の『冒険』を皮切りに、同年中に『回想』、『復活』、『最後の挨拶』を再刊行した。うち『復活』『最後の挨拶』『事件簿』は文庫用に新たに訳しなおしたものである。83年に『緋色の研究』、『四つの署名』、84年『バスカヴィル家の犬』、85年『恐怖の谷』が再刊行。著作権の関係で、文庫版では未刊行だった『事件簿』も、開始以来10年目の91年に再刊行。創元推理文庫版と同時に、新たな文庫版全集が完結した。その後『冒険』は改版され(上/下)二冊本となっている。かなりの年月をかけ完結したハヤカワ版全集だが、ポケミス版は全点品切、文庫版も半数以上が品切(2010年現在)になっている。, ホームズ作品以外のドイル作品では、新書判のハヤカワSFシリーズで、1962年に新庄哲夫訳で『ロスト・ワールド』、63年に『マラコット海淵』(斉藤伯好訳)が出ており、1996年にハヤカワSF文庫で、加島祥造新訳で『失われた世界 ロスト・ワールド』が刊行されたが、現在はいずれも品切。, 関連書籍に、大久保康雄訳でジョン・ディクスン・カーによるドイル伝『コナン・ドイル』が、はじめ単行本で刊行され後にポケミスシリーズ唯一の伝記として出ていたが、こちらも現在紙書籍では入手困難で、電子書籍のみでの販売である。, 東京創元社を刊行元とした創元推理文庫版は1960年の7月より11月にかけて阿部知二の翻訳のもとで『冒険』から『最後のあいさつ』までの短編集4冊と『緋色の研究』から『恐怖の谷』までの長編4冊の計8冊で断続的に出版された。阿部によるホームズシリーズの翻訳は1958年に麦書房より発表された『銀星号事件』に端を発するものである。のち河出書房において『世界文学全集(決定版)』が出版されるにあたり、1958年にその別冊巻のひとつにホームズシリーズが選ばれ、阿部がその翻訳を担当した[16]。阿部翻訳(創元旧)版はこの時に行われた河出旧約版を底本としたうえで再翻訳による修正が行われて発刊されたものである。しかし『事件簿』のみ、著作権契約の関係から既記した上出の各出版社に優先的な独占出版権が与えられたため、東京創元社は資本及びネゴシエーションの関係から、これに参画する事ができなかった[17]。そのため阿部訳版の『事件簿』は出版する事ができず、また上述した他社が持つ独占出版権の失効を待つことなく阿部知二が1973年に病没してしまったために、これを翻訳・出版する事が叶わずに終わった。, 1990年のコナン・ドイル没後60年による著作権(および上述の独占出版権)の失効によって、創元推理文庫は再度、深町真理子による新訳版のホームズシリーズの出版を開始した。ただし、これは当初においてはシリーズ全体の新訳出版を意図したものではなく、上述した阿部訳版の補完としての『事件簿』の出版に端を発するものである。そのため深町は『事件簿』の翻訳にあたっては自身に可能な限り阿部訳版をはじめとする先行訳版の尊重を試みた[18]、としている。深町訳版において『事件簿』を最初の訳本に置いているのは、この「阿部訳版を補完するための『事件簿』の単独出版」という経緯と理由によるもの[17]で、また東京創元社も後述する深町新訳版の刊行までは深町版『事件簿』を阿部訳版の続版に準ずる位置付けに置いていた[19]。ただ、のちに時代に合わせるため、阿部訳で出されていた他の8冊の新訳(改訳)が検討され、これを行うにあたって、改めて『事件簿』翻訳の経験のある深町が起用され『事件簿』も改めて「阿部版の続版作」ではなく「深町版ホームズの初訳作」として扱われるようになった。, 他の訳者でドイル傑作集全5巻と、冒険小説『勇将ジェラール』、SF小説等が計全10巻ある。一部品切中。, 創元推理文庫は、ジューン・トムスンのホームズパスティーシュである『シャーロック・ホームズの秘密ファイル』『シャーロック・ホームズのクロニクル』『シャーロック・ホームズのジャーナル』『シャーロック・ホームズのドキュメント』も刊行しており、これらのトムスン版パスティーシュは東京創元社に優先翻訳出版権契約が与えられている。訳者は押田由起。, シリーズ全60話のうち47話を1冊に収録。有名なシドニー・パジェットによる挿絵200点を掲載。小林司、東山あかねによる解説つき。鮎川が急逝する直前の1986年9月に刊行。品切。, また90年代に講談社インターナショナルで原書『シャーロック・ホームズ全集』全14巻を刊行していた。全点品切。, 全作品を年代順に再編成(「グロリア・スコット号事件」~「最後の挨拶」)。ウィリアム・ベアリング=グールドによる詳解な解説と注釈を収める。元版は東京図書全21巻、1982-83年。別巻はちくま文庫オリジナル編集。, 小林・東山は夫婦で、「日本シャーロック・ホームズ・クラブ」を主宰している。編著『シャーロック・ホームズ大事典』(東京堂出版、2001年)を刊行し、約30年間で「ホームズ」関連著作を(共編著・訳書・児童書・再刊も入れると)七十冊以上刊行している。近刊はガイドブック再刊で『シャーロック・ホームズの謎を解く』(宝島社文庫、2009年6月), なお河出では、小林・東山訳・著は、『図説シャーロック・ホームズ』(増訂版〈ふくろうの本〉、2005年)や、『シャーロック・ホームズの推理博物館』(河出文庫、2001年)、ウィリアム・ベアリング=グールドローゼンバーク『シャーロック・ホームズ ガス灯に浮かぶその生涯』(河出文庫、1987年)他多数があり、小林司ら以外も入れると20数冊を刊行しているが、約半数が品切である。, なお、小林・東山版が出る前においては上述の通り、自社選の文学全集の枠内で阿部版(現・創元旧訳版のプロト翻訳版)を用いた出版が行われていた時期がある。, 日暮雅通は、ジャック・トレイシー『シャーロック・ホームズ大百科事典』(河出書房新社、2002年)や、大著の伝記で、ダニエル・スタシャワー『コナン・ドイル伝』(東洋書林、2010年刊)を訳出している。また、「ホームズ」が主人公になった小説作品を主に、他に「ガイダンス」や「事典」など、数十冊の関連本を訳している。