。クラウドに好きなだけ写真も保存可能。, 奨励会編のクライマックスではあるけれど、いまいち熱量不足。病人に無茶をさせればいいというもんじゃない。, 熱い人間のドラマであるが故に超人の描写が邪魔。雛鶴あいはトラックで轢いて異世界転生でもさせてしまうべきでは?, 相変わらずAmazonレビューの場で暴論ばかり吐かせて頂いている訳だが、今回も相変わらず暴論を吐く事にする。, ・「熱い」将棋小説の12巻目。6巻から続いていた奨励会編の一区切り。四段昇格者決定。主人公の新タイトル挑戦も含む。, 於鬼頭、辛香と嫌な奴なのかなと思わせてからの彼らにも彼らの人生があるんだなと思った巻でした, 商品詳細ページを閲覧すると、ここに履歴が表示されます。チェックした商品詳細ページに簡単に戻る事が出来ます。, © 1996-2020, Amazon.com, Inc. or its affiliates. [CDATA[
2020年1月13日 「29とJK」第8巻感想 偉大なるグランドフィナーレ 4巻』のネタバレありの感想になります。『あいちゃん』と『天衣』の初の公式大会挑戦。2人の実力とルックスに将棋界が盛り上がります!そして一方『八一』のもつ「竜王位」の対戦者が決まり、最強の挑戦者を迎え『八一』の胸に熱いものが秘められていきます。 ブログは月間15万PV、ラノベメインでやってます。, 連絡先とプライバシーポリシー 『りゅうおうのおしごと!』第12話(最終回)を見たので感想をば。, 前回の感想は「『りゅうおうのおしごと!』第11話感想。あいと八一、堂々とキャッキャするようになったな…。」という記事にあります。まだ読んでない方は合わせてどうぞっ。, 3/26(月)22:00『りゅうおうのおしごと!』第12話(最終回)最速放送まであと30分!どうぞお楽しみに!, あと少しで最終回放送開始です。最後はあいちゃんの笑顔で…#りゅうおうのおしごと#at_xhttps://t.co/bZfQJSz4lE pic.twitter.com/6dGz5zespJ, — アニメシアターX(AT-X)公式 (@ATX_PR) March 26, 2018, その姉弟子とも、名人との対局直前に和解したっぽい(姉弟子こそキレまくってもええと思うんすけどw), 名人との対局は激しい攻防の末、一度仕切り直しになり(なんか将棋ルール的に前代未聞だったっぽい)、その後、八一の勝利で終わった。, りゅうおうのおしごと!見た。思考が加速する!!みたいなノリが凄く好き。なんなら加速しすぎて時間忘れるまであった。おもろかった!, ようやっと名人の顔が出ましたなぁ。もちろん奇抜な面構えなんかではなく、ごく普通のオジサマでしたw, 対局中に八一は、まるで名人の顔を初めて見るような具合だったことから鑑みるに、八一は名人の顔を見る余裕すらなかったって雰囲気を出そうとしていたのかもしれませんな。, そこいくと姉弟子は素直になれないがためにあいに負けてますよなぁ。姉弟子推しの僕としてはがんばってくれと願うばかり。, 将棋の描写は八一を熱くさせることでこっちもめっちゃ楽しめましたし、将棋以外はラノベ的なノリと勢いとJSで笑えたし可愛かった。. | Amazon.com で、りゅうおうのおしごと! エンターグラムは2020年7月30日,アドベンチャーゲーム「りゅうおうのおしごと!」の発売日を11月26日に決定し,公式サイトをオープンした。 りゅうおうのおしごと!をご存じない方に向けて、まずは第1巻のあらすじをご紹介していきましょう。 史上4人目の中学生棋士、そして将棋界最高峰のタイトルである竜王の保持者である九頭竜八一16歳。実際の将棋界でも「竜王」と「名人」は2大タイトルとして重く扱われています。 そんな彼があ … (adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({}); アニメとゲーム、プラモ、小説が大好物の基本オタクな人です。 - PS4 (¡ÚAmazon.co.jp¸ÂÄêÆÃŵ¡ÛA4¥¯¥ê¥¢¥Õ¥¡¥¤¥ë Ʊº), ËÝÌõ¤Ï¥º¥¿¥Ü¥í¤À¤¬¡¢»ß¤á¤é¤ì¤Ê¤¤ÌÌÇò¤µ¤¬¤¢¤ë. どうも、カカオ(@kudoshin06s)です。 2020年1月13日 「29とJK」第8巻感想 偉大なるグランドフィナーレ どうも、カカオ(@kudoshin06s)です。 『りゅうおうのおしごと!』第12話(最終回)を見たので感想をば。 前回の感想は「『りゅうおうのおしごと!』第11話感想。あいと八一、堂々とキャッキャするようになったな…。 本記事は将棋ラノベの名作である『りゅうおうのおしごと!』の魅力を、ネタバレ含む感想を交えて全力でオススメするレビュー記事となります。 奨励会編のクライマックス。三段リーグを争う命を賭けたキャラクターたちに心が震える12巻目となります。 『りゅうおうのおしごと! ¤´¤È! 舐めるなよ。雛鶴あい 私も澪しゃんに言われたいですね。こんな言葉(ドM)。 りゅうおうのおしごと!13 (GA文庫) 作者:白鳥 士郎 発売日: 2020/08/06 メディア: Kindle版 お久しぶりです。最近忙しすぎてなんもできんのです。13巻は元ネタ少なくて助かりました(多分)。 辛香ッッ!! 「りゅうおうのおしごと!」12巻は奨励会編のクライマックス。 誰がプロ棋士になれるのか、 予想どおりの結果があった一方でまさかの展開も。 これまでのキャラクターが総出演して、オールスターで楽しかったです。 「感想戦」での話がどう次巻につながっていくのか気になります。 このブログで好きなことやお得情報を発信しています。. 全体的な星の評価と星ごとの割合の内訳を計算するために、単純な平均は使用されません。その代わり、レビューの日時がどれだけ新しいかや、レビューアーがAmazonで商品を購入したかどうかなどが考慮されます。また、レビューを分析して信頼性が検証されます。, このページは JavaScript が有効になっている場合に最適に機能します。それを無効にすると、いくつかの機能が無効になる、または欠如する可能性があります。それでも製品のすべてのカスタマーレビューを表示することは可能です。, さらに、映画もTV番組も見放題。200万曲が聴き放題 りゅうおうのおしごと! エンターグラム; 発売日:2020/11/26; 価格:完全生産限定版:10,000円(税別) 通常版:7,000円(税別) ブログを報告する, 『りゅうおうのおしごと(12)』かつてないほど人生が描かれているラノベの感想(ネタバレ注意), 『今日もカレーですか?(1)』実在のカレー屋を紹介するほのぼのグルメ漫画(ネタバレ含む感想), 『トニカクカワイイ(1)』ひかれ逃げした少年が年下の女の子に一目惚れする話の感想(ネタバレ注意), 『意味がわかると怖い4コマ』オチの先を用意した4コマが面白い!(ネタバレ含む感想), 『味噌汁でカンパイ!(10)』表紙の二人は一体何を約束したのか?(ネタバレ含む感想). 「りゅうおうのおしごと!」第12巻感想 物語のラストシーンが見えた気がしたぞ!! 『りゅうおうのおしごと! ブログを報告する. お久しぶりです。最近忙しすぎてなんもできんのです。13巻は元ネタ少なくて助かりました(多分)。ではいきましょう。いろいろコメント書きたいんですが、その時間がないので、詳しくはリンク先を熟読あれ!, p45 盤を机代わりにしてカップ麺 村山聖の逸話。普通は怒られるところだが、村山聖は短い命のなかで誰よりも将棋を将棋を愛していたので許される。, p51 ファッションショーを見に行きたい わからず。佐藤天彦九段にそんなエピソードありましたっけ?, p70 死んだロリコンだけが存在を許される インディアン戦争でフィリップ・シェリダンが言ったとされる「良いインディアンは死んでいるインディアンだけだ」という言葉。, p78 正座できなくなっちゃう 深浦九段がフットサルで右手を怪我して左で指してたような……, p130 冬将軍 渡辺明三冠は冬に勝率が高い……?真偽はともかく、冬に行われる竜王戦で圧倒的に強いので冬に強いというイメージがある。南芳一九段も冬将軍と呼ばれた。, p299 澪vsあい 2020/2/25折田翔吾アマ vs 本田奎五段の対局。奨励会を退会後youtuberとして活動しつつ圧倒的な成績を収めた折田アマにとって、プロ編入がかかった大一番の対局だった。本田五段はこのときタイトル挑戦権を獲得するほど絶好調。, 対局は周到な準備で折田アマが中盤優勢になったものの、本田五段の驚異的な粘りで難解な終盤が続いていた。最後は「人生を懸けた寄せ」で折田翔吾アマが勝利をもぎとった。, 横歩取りが流行しても、あまり指していなかったが、1990年(1989年度)の第39期王将戦で南への挑戦者になった米長邦雄が「横歩の取れない男に負けるわけにはいかない」と新聞上でコメントして挑発。そして、七番勝負のうち南の先手番である第2、第6局で米長は横歩取りに誘ったが、南は2局とも横歩を取った。結果は、第2局は南が、第6局は米長が勝ち、1勝1敗。, p352 四段昇段の記 窪田義行七段の四段昇段の記?タイトルは「AGREEMENT」, p364 男二人でパフェ 山崎八段と糸谷八段がデートの下見としてデートコースを二人で回った。, petitbourgeoisさんは、はてなブログを使っています。あなたもはてなブログをはじめてみませんか?, Powered by Hatena Blog ※ネタバレ注意 . 「りゅうおうのおしごと!」第12巻感想 物語のラストシーンが見えた気がしたぞ!! -りゅうおうのおしごと最新刊の感想へ- www.black-gamer.com (最新刊)12巻 小冊子付特装版 あらすじ・感想・ネタバレあり 発売日2020/2/14 // ]]>, 本記事は将棋ラノベの名作である『りゅうおうのおしごと!』の魅力を、ネタバレ含む感想を交えて全力でオススメするレビュー記事となります。, 奨励会編のクライマックス。三段リーグを争う命を賭けたキャラクターたちに心が震える12巻目となります。, 奨励会編が佳境なので11巻から引き続きメインヒロインである竜王の弟子たちの出番は少なく、表紙からお察しの通り空銀子にかなりのスポットが当たった内容になっています。, とはいえ、描かれているのは表紙の初々しいバカップルっぽいエピソードではなく、最後まで気の抜けない奨励会編のクライマックスとなります。, そういうわけで空銀子一色に染まった内容というよりは、むしろ三段リーグでしのぎを削って戦う空銀子の対戦相手達を深く掘り下げていった内容という印象ですね。, 即ちメインキャラクター以外にスポットが当たっているシーンが多めなのですが、それでも退屈するような部分は一切なくて、むしろメインキャラクターに頼らずともここまで高クオリティの作品になっているのはさすがの一言です。, 読んでいて、最後にはその誰もに昇段してほしいと思わされるほど感情移入させられますが、そういうわけにもいかない厳しい勝負の世界が描かれています。, しかし、散々波乱を起こしまくる展開になっているのに、その結果に後味の悪い部分が無いのが素晴らしいですね。, その裏(というか本来的にはこちらが表なのでしょうけど)では九頭竜八一が二冠を賭けて於鬼頭曜帝位に挑んでいて、主人公としての存在感を遺憾なく発揮しています。, また、あとがき後の感想戦では以前より伏線の貼られていた「九頭竜八一が関東でなんと呼ばれているのか?」という答えが出てきます。, 八一と銀子の関係性は随分と順調のようですが、そのことを一番弟子に伝えられずにいる八一。, そういうわけで12巻でのメインヒロインさんは大人しかったですが、代わりに二番弟子の夜叉神天衣が強制封じ手を敢行します。(笑), 空銀子一色だった11巻とは打って変わって、12巻では非常に数多くのキャラクターにスポットが当てられています。, これまでの奨励会編の対局では、どうしてもメインキャラクターの一人である空銀子に感情移入してしまいがちでしたが、人生を賭けて戦う奨励会の三段リーグ編のクライマックスにふさわしく他のキャラクターの視点でも深堀りして描かれていることで、12巻ではどのキャラクターにも感情移入できてしまいました。, なので、12巻のレビューではここで特定のキャラクターをピックアップしたりはしませんが、要はそれだけ濃密に脇役すらも描かれているということであって、それがこの1冊の最大の魅力なのではないかとも思います。, それにしても、雛鶴あいのような子供がメインヒロインだったり、時には清滝鋼介のようなおじさんがメインを張ったり、そして12巻のように多種多様なキャラクターが活躍したり・・, 将棋というゲームがそれだけ多くの人に愛されるものだからこそ、それに触れるキャラクターを選ばないということなのかもしれませんね。, 帝位への挑戦を決めた八一へのインタビューを配信で見ていた銀子が青ざめながら発したセリフですが、なんだか『りゅうおうのおしごと!』という作品の中においては・・というか八一と銀子の間においては、封じ手という言葉が二つの意味を持つようになってしまいましたね。, 幸いにも八一が何を言っているのかは銀子にしか分からないハズなので問題がないといえばないわけなのですが、画面越しに焦る銀子が可愛らしいシーンでしたね。, とまあ、本作品では意外と珍しい11巻でのラブコメの続きも12巻では見られますが、実際に真面目な意味で封じ手がポイントとなる展開になっているのが面白いです。, ええ。一晩考えられるアドバンテージは大きすぎます。敢えてやるなら一日目は定跡部分で止めるしかないでしょうね……, そして、その理由は八一が封じ手した後の一晩を使って局面を読み切ったからなのですが、本当にそれが可能なら確かに封じ手というシステムの使い方は勝敗に直結してきます。, まあ、それが勝敗に直結するほどの実力者であればという前提は当然あるのでしょうけど。, それにしても、八一が最後に読みを入れる瞬間が、さながら雛鶴あいが終盤力を発揮する時の姿に重なるのも良かったですね。, そんな感じで5巻の名人戦以降、努力や苦労を重ねつつも常に強くなっていっている印象のある八一ですが、そんな八一が関東の棋士から恐れを込めて何とか呼ばれているらしいことが以前から伏線として貼られていましたが、それが12巻の感想戦で明らかになります。, 少し安直な気もしますが、名人が神なので竜王が魔王というのは発想としては面白いですね。それに、こういうのは安直な方が分かりやすくて良い意味もありそうです。, もし、あいつの視点で書かれた物語なんてものがあったら、それはきっと……どんな壁でも努力で越えられるとかいう、さぞ希望に満ち溢れたお話なんでしょうね。でも書いてる本人は気付いてないんだ。一番高い壁が自分自身だってことに。最高の喜劇ですよ。最高に残酷な, これは、まさに『りゅうおうのおしごと!』という作品そのものを示したセリフなのだと思いますが、なるほど本作品には九頭竜八一を主人公とした視点とは別に、九頭竜八一をラスボスとした作品の一面もあるのだと言っているような気もしますね。, 例えば、空銀子はまさしく八一に追い付こうとしているのが動機のキャラクターの筆頭ですし、もしかしたら作者の白鳥先生は『りゅうおうのおしごと!』のクライマックスを他のメインキャラクターの誰かによる九頭竜八一への勝利にしようとしているのかもしれないと僕は推測します。, この辺、あまりにも多くが描かれていて見所が多すぎるので、各キャラクターについて一言ずつコメントしていきたいと思います。, 11巻で立ち直りはしたものの、既に喫した黒星が消えるわけではないので常にギリギリの戦い強いられることになります。, やはり勝った方がプロとなる最終戦。しかも相手はずっとお世話になっている鏡州飛馬という戦う前から精神的にツライ相手の対局が見所となります。, 完治しているとはいえ不安は拭えない心臓を抱えて、それをも自分自身で叱咤しながら戦う姿が熱いです。, 最後の決め手に雛鶴あいから出された詰将棋の問題が役立つという奇跡的な展開も素敵ですが、そういえば何だか12巻では空銀子と雛鶴あいの絡みがかなり多かったですよね。, もともと相性の良くないキャラクター同士が良好になっていく展開が個人的には好きなので、この二人の関係性がどうなっていくのかって個人的にはかなり気になるポイントだったりします。, 女流棋戦に絶対王者として君臨する風格のある姿と、歯を食いしばって将棋星人に追い付こうとする挑戦者としての姿。, 本作品の序盤では前者の姿が主に描かれていたので、この奨励会編では空銀子というキャラクターへの印象が随分と変わったような気がします。, あと、本編では三段リーグに臨む凛々しい姿が主に描かれていて、11巻のラブコメの続きは控えめな印象でしたが、限定版の小冊子がそんな不足を補う内容になっているので、空銀子ファンなら限定版の方をオススメします。, 空銀子や辛香将司は天才ではありませんが、天才であるはずの椚創多はその二人に敗れてしまっています。, 自分は本当にまだ天才なのかと悩む姿も見られたり、いくら将棋が強くてもまだ小学生なのだろうと思わされるメンタルの弱さが露呈してきます。, もともと才能の無い相手にはハッキリそう言って挑発する小生意気なキャラクターでしたが、どうやらそんな態度には天才である自分に本気になってくれない相手を本気にさせたい意図があったらしいことが分かったり、そこそこ古株のキャラクターのわりに実はその内面まであまり触れられていなかったのだということがこの12巻で分かりました。, 鏡州飛馬との対局では勝利してしまうことすら躊躇ってしまったり、新たな一面が見えたりして良い意味で印象の変わったキャラクターだと思います。, 女性の奨励会三段に初めて負けた奨励会三段になってしまい、それを引きずって連敗をしていたキャラクターです。三段リーグの序盤で人目もはばからず泣いている姿が描かれていたのが印象的で、まさか3人目の昇段者になるとは思いませんでした。, 最初に連敗したことで他の奨励会三段からの警戒が薄れ、精神的にも開き直ったのか連勝を続けたことが結果に繋がったわけですが、本人も自分が合格したことを知らず奨励会を去ろうとしているところに昇段の連絡があったとしても、ちょっと想像しにくい感情になってしまいそうですよね。, 椚創多が空銀子に敗れて以降ずっとトップを保ってきたにも関わらず、最後は椚創多と空銀子に連敗して昇段には至りませんでした。, ・・と、これだけ書くと単なる敗北者でしかありませんが、椚創多と同じくこちらも随分と好感度を上げてきたキャラクターなのではないかと思います。, 周囲の誰もが鏡州飛馬の勝ちで、椚創多が投了を躊躇っていると認識していたシーンで、ただ一人実は椚創多が躊躇っているのは投了ではなく、詰みがあるのにそれが鏡州飛馬の首を斬ることに繋がると感じて躊躇っているのだと気付いて、それを指すように促したシーンは素敵でしたね。, 椚創多も鏡州飛馬も本作品においては名前のある脇役くらいのキャラクターですが、このシーンにおいては完全に主人公になっていました。, 清滝鋼介が鏡州飛馬に託したネクタイ。それを鏡州飛馬の意思を継いでプロ棋士になると宣言した椚創多に託していく展開も良かったと思います。, 番外戦術ばかりであまり良い印象のないキャラクターでしたが、こちらも意外な過去が明らかになって随分と印象が変わってきました。, というか、空銀子は当初から辛香将司のことを相当苦手に感じている様子でしたが、それが苦手でなくなった理由が素敵すぎる。, なぜか空銀子の病気のことを知っていて、しかも明石先生からリークされたわけでもないらく、本当に完治しているのかと脅してくる自分の二倍以上の年齢の中年男性。, 言葉にすると女子高生からしたら怖すぎるキャラクターですが、考えてみれば明石先生の同期なのだから単に昔から空銀子のことを知っていた可能性はあったわけですね。, 実は、空銀子こそが辛香将司が一度やめた将棋の世界に戻ってきた理由だったりするのです。, 辛香将司は病院で子供たちに将棋を教えていて、その中に幼い空銀子もいたようなのですが、そんな辛香将司を慕って将棋を指す子供たちは次々と亡くなっていってしまいます。, そのことをツラいと感じていた辛香将司は、しかし空銀子のように元気に今でも将棋を指している姿を見て再び再起する決心をしたわけなのですね。, そんな背景を知ると、不気味で悪質に見えたキャラクターが一気に違うものに見えてくるから不思議です。, また、何かと悪ぶった言動の中に実は空銀子への気遣いが含まれていたというのも衝撃です。, しかし、その悪意のない本質を空銀子に知られてしまったことで敗北してしまったのは少々皮肉かもしれませんね。.